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5年以上前に購入した格安LANカード。今のメインマシンにはマザーにLANが装備されていないため、未だに現役バリバリ…
トラブル・めーかー'05/3〜7月

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 パソコン周辺の話を日記風に。気になること・やってみた事・トラブル失敗墜落転落自暴自棄その他紹介したいことを書きまくってしまおう、というコーナー(なんなんだか)。ちょくちょく更新しているつもりなので、覗いていれば参考になることが……多分無い(^_^;)。何か面白いネタがあればどんどん書いていくつもり

2005年7月2日 これでフィルムスキャン!CanoScan8400F-その2-

A4スキャナなんだけど、机の上に設置してみると結構場所を取る  GWに使いこなそうと思って購入したスキャナ。A4しかスキャナでいないくせに場所は取るものの、フィルムスキャン機能が内蔵されているのは結構便利。フィルムスキャン時には上蓋のカバーを取り外し、付属のフィルムガイドをセットするだけだ。

 別付けの光源をセットしてコードを繋いで…としていた頃に比べると遙かに楽にはなった。それでも外した光源カバーを置く場所や、使わない時のフィルムガイドを置く場所がやっぱり確保しなければならない。フィルムガイドぐらいは本体のどこかに引っかけられるようにしたいところだ。

 今回セッティングして実は困ったことがあった。USB2.0のコネクタである。本体にあるUSBのコネクタは4本。既に1.1のHUBUSBメモリーアダプタの延長コネクタUSB2.0のHUBMOで本体コネクタは満杯。HUBの方も1.1の方はマウスプリンター音源でほぼ埋まり、2.0のHUBも外付けHDD2.5インチ用HDDコネクタ(電源もあわせて2ポート使用、ただ、これはHDDCLIEMuVoと3種類併用)。更に後一つ空いた所には時々TVチューナーを繋ぐので空けておく必要がある(だああああっ!リンクがむちゃくちゃ多い!。面倒!知らない間にUSB機器が増殖しているううぅぅぅ…)。ということはUSB2.0のコネクタは全く空いていないのだ。今からスキャナのためにHUBを買いに行くのも面倒だ。困った。

 ただ、よく注意してみるとこれまでGT-7700Uが使っていたUSB1.0のHUBポートが一つ空いている。とはいえここにUSB2.0機器を繋いでわざわざ性能を落としたくない。となると、性能と関係ないものをつなぎ変えるしかない。そう、2.5インチ用HDDの電源取り用のコネクタを、2.0HUBから1.0HUBにつなぎ変えるのだ。

幸いHUBの位置は隣接しているので、信号線は2.0HUB。電源線は1.1HUBから取ることも可能であった。当然、配線は混乱を極める…。いろんなインターフェースがUSB化することでコネクタ類はシンプルになったハズなんだけど、別の意味でまだ混乱は続きそうだ。

 実際のスキャンの使い勝手は今までとさほど変わった感じはしない。ただ、最初戸惑ったのがスキャンの解像度、DPI(Dot per inch)の概念だ。今までのスキャナでは出力の指定は特に気にせず、そのまま読み込みの解像度を指定すればよかったのだが、今回のCanon8400Fは出力の大きさを指定しなければならない(後述するがこの辺は勘違いだったようだ)。

 今までは「読み込みの」解像度を指定すればよかったので、たとえば手書きの紙をスキャンする場合、だいたい200〜300dpiで読み込めばほとんどは事足りていた。200dpiがFAXの解像度だから、何の情報がほしいかにもよるが、文字が読めるなら200dpi程度でも十分なので、その辺のdpiを指定すればよかった。

 んが、今回は「出力の」dpiを指定する。大きさが全く同じならいいが、2倍とか3倍の大きさにすることを想定しているとおかしなことになってしまう、単に「200dpi」と指定してA5の大きさをA4の出力想定でスキャンしてしまうと、スキャン解像度は「100dpi」になってしまうのだ。

 確かに出力することまで考えてスキャンした方が後々ちゃんとしたものになることは確かなんだけど、いちいち大きを計って計算しなければ所望の解像度でスキャンできないのはかなりストレスが溜まる。

 元々フィルムをスキャンして、せいぜいL版に出力する事を考えていたので、とりあえず出力設定をL版にして、倍率で4倍になるので、スキャナ解像度の3200dpiにするには…と計算していたのだが、この場合、スキャンされる範囲がL版の縦横比に固定されてしまい、自由なスキャンがいまひとつできない。

 うがー、おかしい、と思ってよく見てみると、普通にスキャンする場合、出力の大きさは「フリー」となっていることに気が付いた。この場合、出力の大きさは等倍になるようで、指定した解像度がそのままスキャン解像度になるようだ。なぬ?。もちろん、等倍出力になるのでフィルムをスキャン下場合、なにもしないで出力しようとするとかなり小さな出力になるのだが、その場合は出力時に調整すればよい。

 なんだ。できるじゃん。それならそうと説明に書いてくれればいいのだけど、電子マニュアルの方にもその辺のことはかなりあいまいに記述されているだけで、希望の解像度でスキャンする場合には、前述の倍率の話がついてまわる。ややっこしいぞぉ。


2005年6月26日 これでフィルムスキャン!CanoScan8400F-その1-

でっかい箱の中身は発泡スチロール。梱包は旧態依然としてイマイチ ここ最近はPCパーツの更新頻度が落ちてきている。特に本体CPU関連のパーツはここ3年近く全く更新していない。正直それほど不満が無いというのもある。で、必然的に更新していくのは周辺機器関連になってしまうのだ。そして、話は少し前。ゴールデンウィーク直線にさかのぼる。

 毎年ゴールデンウィークには余った時間?を活用して色んなPCパーツを更新したり導入した周辺機器で遊んだりしている。今年も何かしてやろうと企んでいたのだが、上記理由もあって初めはマザーボード&CPUを更新するつもりだった。

 が、実はPCパーツは今思いっきり過渡期にある。10年続いてきたPCIバスからPCI-expressへと移行が始まっているし、メモリもDDRからDDR2へ、HDDインターフェイスまでもATAからSirialATAへと、更にCPUももうすぐデュアルコアへと移り変わろうとしている。ま、この辺は変化を恐れていればなーんにも買えなくなってしまうのでどこかで踏ん切ればいいのだけど、問題はそれぞれ変わったところで何かが劇的に変わるわけではないというところだ。要はキラーアプリケーションが無いのだ。

 で、マザー&CPU変更に魅力が薄いとすれば、このGWは何をするか、ということになる。というか、「何が欲しいか」を改めて考えてみた。欲しいものは色々あるのだが、実は前々から欲しかったものにスキャナがあった。今のスキャナEPSONのGT-7700Uにも不満はそう多くないのだが、以前、昔撮影たフィルムをスキャンし、デジタル化してしまおうとした事があった。

 しかし、そのときは1200dpiという解像度に制限があること、外付けオプションのフィルムスキャナ用のライトの着脱が恐ろしく面倒であること、スキャンが2コマ単位で、ずっとPCの前で操作していないとスキャンできないことなど、色々問題が多くて結局フィルム2〜3本した所であきらめてしまった。しかし、昨今の高機能スキャナなら解像度や多コマ一括スキャンで、「フィルムのデジタル化」は相当楽になっているはずだ。

 スキャナではやはりEPSONCanon。だいたいハイエンド品より一つグレードが下のヤツがコストパフォーマンスがいいようで、だいたい2万円〜3万円のクラスに狙いを定めてみた。この辺ならマザーボードのグレードアップといい勝負だ(^_^;)。

 ほとんど決め打ちでいつもの某D電器に行ったのだが、実際に並んでいる製品を見てみると思いの他値が張る。まぁGT-7700Uの時はエントリークラスで2万円以下だったので、性能が結構良くなっている上位クラスのスキャナはどうしても高めになってしまうのは仕方がないといえばそう。ただ、店頭表示価格は、「値引きしてます」と書いてあるものの、2万5千円ほど。

 もともと単体スキャナはそれほど売れるものではないだろうから、他の店に行ってそれほどの値引きは期待できない。んが、財布の中身を見るとちょっと足りない(^_^;)。困った。カードを使う手もあるが、ここまできて引き下がるようなまねはあまりしたくない。

 一応EPSONの製品とかも比較してみたのだが、同じクラスだと機能的に一つ上。色あいから言うとおそらく自動で自分が好む色を出してくれるのはEPSONなんだろうけど(根拠無し)、埃除去や退色補正の機能性や歴史を考えるとCanonに一日の長があるハズ。

 というわけで、価格性能比から8400Fに確定。後は価格交渉。といっても、手持ちがこれだけしかない、というと少し奥に引っ込んで確認して、即OKとなった。結果、2万3千円也。ちーん。しまった。2万円しか持ってないと言えばよかった

 店員さんが持ってきたスキャナの箱は予想以上に大きいもの。実際持って帰って以前の7700Uの箱と比較しても一回り以上大きい。パッケージはシンプルなのだが、今時発砲スチロールのかたまりを緩衝剤に使うのはどうよ、しかも横置きで全部を引っ張り出さないと何も出せない。Canonに限った話ではない物の、この辺のパッケージングはそろそろ改善してほしいものだ。

 本体もそれなりの大きさがある。特に奥行きが増えているようで、いつもの場所にセッティングしてみると前が少々はみ出してしまった。もう少しスクエアな形にしてくれれば収まりも良くなるのにぃ。

つづく…

2005年5月4日 メカニカルキーボードのその後

以前のキーボードと比較。幅はほぼ同じで奥行きが若干狭い  コンパクトで打鍵感の良いメカニカルキーボード。比較的快適に使い始めているのだkが、不満が無いわけでもない。まずメカニカルという構造上仕方ないのかもしれないが、とにかく音が大きい。連続して打鍵しようものなら近くで会話するのもはばかれるような音が響き渡る(ちょっとオーバーか?)

 PCでちょっとした音楽なんかを聴きながら文章を書くのには全くもって向いていない。本体が少し重くてキーボードの裏がしっかりしているので、打鍵感は比較的良いのだが、その部分にスプリングの音とかが反響してそうとうな騒音を生み出しているのだ。この価格では仕方ないのかもしれないが、もう少し静かな仕上がりにしてもらいたいもんだ。

 もう1点。これもシリンドリカルなキーボードにする上である程度仕方ないのかもしれないが、一番手前のキーがかなり高い位置にあるのだ。すなわち、キーボードの手前が相当厚い。キーの位置そのものを比較してみると今までの激安キーボードとそれほど違う訳ではないのだが、キーの向きがやや真上〜向こう向きになっているので必然的に手前のキーが高くなってしまっている。足を立てれば多少は緩和されるが、長時間キーをたたいているとパームレストが欲しくなってしまう。パームレストを置けば少し緩和されるのだろうが、それだと省スペースも犠牲になるので今ひとつといったところだ。

 後はキー配列の問題もあるが、この辺は慣れてくればだいぶ違ってくるので現時点で判断するのは難しい。カーソルキーがキーボードの隅っこにあるので、押し間違いは少ない。ただ、リターンキーの右にキーがあったり、デリートキーやBSキーの周辺が今ひとつスッキリしないのは後々遺恨を残しそうな感じではある。

 ま、問題点はあっても、とにかくこのメカニカルな打鍵感は何物にも代え難かったりする。連続してキーを打てばそれこそ「響くような」(というか本当に響くんだけど…)音がするし、キーそのものはあくまでも軽やかでかつ確実なクリック感。これぞメカニカルキーボードと言える。大きさそのものも若干コンパクトになっているので机の上は更に広く使えるようになる。

 しかも重量がそれなりにあるため、キーを少々強く打ったりしてもキーボードがずれて腰砕けになったりすることがない。裏面にはゴムの滑り止めが付いていて、これがまた効果的に働いているもんだから、その「どっしり感」は今までのキーボードになかった感触だったりする。

 一つのキーを押しただけの感覚では「隼」と大差ないんだけど、全体的にしっかりした作りのような感じがするだけ、気持ちのいい仕上がりになっている。あと、細かい事だけど「NumLock」機能がちゃんとある。これを押すと、アルファベットキーの一部がテンキーとして使えるヤツだ。普通、この手のミニキーボードには付属しているんだけど、前回の激安キーボードにはこの機能が付いていなかったので、たまーにある表入力の時なんかは困ってしまったことがあった。

 キーボードが変わったからと言って入力できる文章の質が上がったりはしないもんなんだが、入力速度は心なしか上がったような気がするので不思議なもんだ。ま、せいぜい家族の迷惑(騒音)にならない程度にがんばろうかと思う(^_^;)。


 …実は後日談がある。6千円程で購入したこのキーボード、値段的に少し高いかなぁ、とは思っていた物のやっぱり高かった。先日某DOS/V天国へ行った所、なんと「ほぼ」全く同じキーボードを見つけたのである。バルク品で、メーカーロゴも無いし。しかし見た目は全く同じ。しかも、なんとインターフェイスがUSBになっている。

 現時点ではインターフェースがUSBであるメリットは殆ど無いのだが、家にはUSBキーボードが無かったりするのでこれはこれで魅力的だったりする。そして何より値段。3800え〜ん。ううう。しばらくその場で立ちつくしてしまった…先にこっちに来る機会があればなぁ。さすがに同じキーボードを二つも買えない。泣く泣くその場を後にしたのでした。ちゃんちゃん。

2005年5月2日 クールなメカニカルキーボード

また買ってしまったメカニカルキーボード。奥は以前の激安キーボード  今となっては結構前の話になってしまったが、例によって松山の某PCショップに少し時間つぶしに行く機会があった。買いたいものが無かったわけではないが、あまり無駄に小遣いを浪費してもおもしろくないので、できるだけ制限するつもりだったのだけど、つい面白そうなモノを見かけてしまうと買ってしまう。悪い癖だ(^_^;)。

 で、今回の気絶商品。メカニカルミニキーボードだ。普段はパソコンデスクでパソコンをごそごそしていて、フルキーボードを置くスペースが無いわけではないが、結構他の作業もこのパソコンデスクでしてしまうことが多く、できるだけキーボードも小さい方が快適な事が多い。

 打鍵感を損なわない範囲で省スペースのミニキーボードが無いかいつも探しているのだけど、現在使用している富士通?の激安キーボード以上の物はなかなか見あたらないのも事実だ。かといって今のキーボードも完璧、というわけではない。元々繋ぎのつもりで使い始めたのだが、打鍵感が軽いこともあって意外と長期に使うことになってしまった。問題点としては

・打鍵感がかなり軽くて打った感じがしない(軽い分疲れにくくはある)
・Numロックが無く、ノートPCの様にキーの一部をテンキーとして使えない

…あれ?これぐらいしか思い当たらない。後はUSBだったら色々使えるのだが、まぁその辺は追々、というところか。

有名どころのキーボードで言えば、HappyHackingキーボードなんかも魅力的ではあるのだが、比較的価格が高いことと、あまりにもキーが少なくて逆に使いにくくならないか気になるのでなかなかそこまで踏み切れないでいた。

 んで、今回も例によってキーボードを並べてあるコーナーのキーボードをさわっていたのだけど、そこで気になるキーボードを見つけた。メカニカルキーボードだ。最近メカニカルキーボードというと、FILCOの隼の派生品か、ELECOMの高級品ぐらいしか無いかな、と思っていただけに少し意外だった。

 はまだ持っているのだが、キーを詰め込んでフルキーボードにしてしまっているのでカーソルキーとかが使いにくくなってしまって結局使わなくなってしまっている。今回のキーボードはテンキーが付いていないので、カーソルキーがキーボードの隅っこになっていてまだ少し使いやすそうだ。  しかも価格は手ごろな?6千円程。この手のデバイスとしては気絶できるギリギリの所だ(^_^;)。キーの並びも工夫してあるらしく、箱に大きく「シリンドルカル・ステップ・スカルプチャー」と書かれてある。今の激安キーボードもこの並びで思っていたより使いやすいので、これならかなりいいかもしれない。メカニカルキーボード独特のキータッチは気持ちよさ激上だし、音がまたいい(うるさいけど)。

 店頭に置いてあったのはホワイトモデルだったけど、在庫として置いてある箱はブラックのものが一つだけ。しばらく悩んだが、そのまま箱を抱えてレジに持って行ってしまった。気絶(^_^;)。

 持って帰って気がついたのだが、このキーボード、メーカー名らしきものがが一切書かれていない。ブランドとして「Mechanical Keyboard for Cool Builders」と書かれているけど、それがどれぐらいの意味を持つのかは不明。販売元はシグマ・OAシステム販売株式会社となっている。ま、もしブランド品だったとしても、だからといって自分に合ったキーボードになるとは限らないので、あまり気にはしていない。

 それよりもキー配列とかを良く眺めてみると、あの「隼」によく似ている。すこーしイヤな予感もしたが、カーソルキーやデリートキーに問題が無ければ何とかなるだろうと思っていたし、実際今のところ特に大きな問題にはなっていないので、ほぼ「満足できる」範囲に収まっていたと言える。大きさも今までの激安キーボードやIBMのキーボードよりも一回り小さく、重いのでしっかりキーが打てるのは好感が持てる。なかなかの一品かなと思う。

 しかし、それだけでは終わってくれないのが世の常。いろいろあるわけで…つづく(^_^;)。


2005年3月24日 メモリーオーディオ MuVo N200の使い心地

ボタン数は少ないけど操作感は悪くない  FMの周波数設定が海外仕様になってしまっているため、国内の一部のFM局を聞くことができないと思われたMuVo N200。これでは使えない!?、ま、とにかくMP3音楽だけでもまともに使えれば…と思って家に帰ってもう一度設定を確認してみた。

 本体に付属のマニュアルは多国語仕様で、厚みの割には内容はあまり無く、ホントに基本的な部分しかない。詳細な内容は付属の電子マニュアルにヘルプファイル形式で入っている。ただ、電源のON/OFF以外は簡単な操作で設定可能で、マニュアル無しでも殆どの操作はできる。ユーザーインターフェースは悪くはない。

 ボタン数は少ないけど、メニューの殆どはスクロール&プッシュボタンとなる側面のボタンで事足りる。こういったデバイスを操作したことがある人なら、たいていの事はできるだろう。その他は電源と再生ボタンが一緒になっているだけで、ボリュームだけは完全に独立した2ボタンに割り当てられている。ボタン数はそれだけだ。

 色々いじっていると設定画面にまず言語設定があった。これを設定すると、各種メニューが日本語になるほか、MP3の曲名も日本語で表示できるようになった。んで、更に探すと例のFMの設定も出てきた。FMの周波数でを日本とそれ以外の設定ができるのだ。日本設定にすると、ちゃんと90MHz以下の設定もできるようになった。やれやれである。

 MP3のファイルは、USBケーブルでPCと接続してUSBメモリーとして認識されれば、適当なフォルダに突っ込むだけでちゃんと認識され、聞くことができる。お手軽だ。音質はほぼ期待通り、というかあまり期待していなかったそのもので、高音域の伸びがいまひとつの感じがする。

 ヘッドホンはそれなりのものが付属しているようで、私の耳には多少大きいもののイヤーパッドが最初から付属しているのが良心的だ。それよりも気になったのはバックライト。暗い中で操作するのは便利なのだが、ライトが点灯している間は「ズザーッ」という大胆なノイズが乗りまくりになる。ライト点灯時間が10秒の初期設定状態では「いくらなんでもこの音質ではあぁぁぁ…」と沈んでしまったぐらいだ。原因はライトそのものか、そのインバーターか何かなんだろうけど、とにかくひどいノイズ。すぐさまバックライトの設定を「OFF」にしてしまった。

 で、バックライトがつかなければノイズは無いかと言えばさにあらず。演奏中はとにかく、電源ON/OFFを初め、曲間や操作したときには必ず「プチッ・ブツブツッ」というポップノイズが入る。操作時の音が他にしないので操作音かと思えば無理矢理納得できなくもないかもしれないが、オーディオデバイスとしてはあまりにも安っぽい。国内メーカーのポータブルオーディオなら絶対にないような品質だ。

 購入直後にこのMuVoのファームアップがあって、その中にノイズの低減というのがあったので少し期待したのだが、この操作時のポップノイズは変わらず。ま、こんなもんかなぁ

 音質そのものは内蔵のイコライザーで多少の改善は可能。ただ、色々あるプリセットは劇的に音が変わりすぎるのでいまひとつ気に入らない。自分なりに少しおとなしいプリセットを作ったのだけど、改善…されたかなぁ、という程度。

 最近の自分の音楽環境はほぼMP3に統一されつつあって、それ以外はCD、もしくはそこからダビングしたMDとなっている。したがって、MDは色々処理をしていった最後に当たるため、勢い面倒になってしまう。PC内で処理が完結するMP3は結構便利だ。カーオーディオで使っているCD-Rの場合は細切れに曲を出したり入れたりはできないのだが、メモリーオーディオならそれが可能。

 せっかく購入したものだから色々活用してやろうかとたくらんでいる。なによりこのコンパクトさと軽さは魅力的。今までのMDのリモコン程度の大きさ&重さしかないので、うまく利用してやれば用途はかなり広がってくれるだろう。




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