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こちらは初めて購入したCD-R。2倍速でもなんとか使えたもんだ
トラブル・めーかー'05/8〜'06/3月

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 パソコン周辺の話を日記風に。気になること・やってみた事・トラブル失敗墜落転落自暴自棄その他紹介したいことを書きまくってしまおう、というコーナー(なんなんだか)。ちょくちょく更新しているつもりなので、覗いていれば参考になることが……多分無い(^_^;)。何か面白いネタがあればどんどん書いていくつもり

2006年3月21日 どこまで便利か? 3Gケータイ

思い切って買ってしまった3Gケータイ。使える? 以前新しい携帯電話を購入したのは2003年の秋の事だ。それから2年が経過して、ぼちぼちバッテリーの持ちもあやしくなってきていたので、新しい携帯電話を物色し始めていた。ただ、前回の携帯を買った後、件のVodafoneは業績低迷。ドコモやauに比べると新機種も魅力的なものが少ないなど、いまいち食指が動かない時期が長かった。

 ただ、ここ最近は新機種も比較的リーズナブル&便利そう、と思わせるものが増えてきたし、3Gのエリアも広がってきているようなので、ぼちぼち3Gを買ってみようかな、と思うようになってきた。もちろん2年も経っているので、前回購入した時に比べても大幅に機能UPしている機種ばかりだ。

 もっとも、前回の時は回線の買い増しだったので新規契約扱いだったんだけど、今回は純粋に機種変更。金額的にもかなり値の張るものになってしまっている。コンパクトな3G携帯という条件を付けると、2006年1月時点での機種は必然的に703SH、もしくはSHfになってしまうのだけど、703SHではカメラ側に接写機能が無いとか、バーコード読み取り機能が無いとか、デザインが野暮ったいとか、色々おもしろくない点があるので、少し厚みと値段が増えるものの、703SHfにしてしまった。ポイントとかを使って、なんとか1万円丁度。ちーん。

 幅が結構抑えられていて多少厚みはあるものの比較的コンパクトな703SHfだが、機能的には現行の他機種に比べると少し見劣りする。ただ、値段とデザインと大きさとのかねあいなので、妥協点がここになった、といった感じだ。

 3Gになったので、通話の音質が良くなったかな、と思っていたのだけど結局携帯電話臭さは消えず。多少良くなった気はするけど、変わらないのでは?とも思う。あまり深くは検証していないので良くわからない、というのが本音だ。auのCDMAなんかは音がいいんだけどなぁ。元々通話で使う機会そのものもあまり多くないので気にしないといえばそれまでなのだが。

 気にしていた通話エリアは、意外と言うと失礼かもしれないが、思いの外広くてびっくりしている。ドコモとかに比べるとまだまだエリアが狭いと思っていたのだが、以前のPDCでも自分の行動範囲では通話エリアが厳しい所が結構あったので、「たぶんアソコはダメだろうな」と思っていた。具体的には職場のエリアと実家のエリア。ところが、実際に試してみると職場のエリアはPDCと通話状態がほとんど変わらず。実家に至ってはPDCよりも良好な状態だった。これはうれしい誤算。

 アンテナの張り出しも無いのでヘタすると全く通話できないエリアが広いのかなと思っていただけに思いの外便利だ。特にメールの場合、3Gだと送信が早いので、PDCでは失敗していた所でも難なく送信できたりする。基本機能がしっかりしているのはやっぱり使っていても気持ちがいい。3Gにして正解だったかも。

 しかし、全てがそううまくいくわけではなくて、やっぱり圏外の場所もある。こないだスキーに行ったとき、ヨメさんのPDCは問題なく使えるのに、自分の3Gは完全に圏外だったりした。こーゆーときは別行動をすると連絡が取れなくなってしまうのでちょっと不便だ。

 あと、3Gにしてちょっとこれは、というのは「ステーション」機能が無くなったこと。月に100円を払って自動配信形式のステーションを楽しんでいたんだけど(といっても利用する場面は知れていて、普段はせいぜい天気予報ぐらい)、3Gではこの+100円は基本的なインターネット接続料金に含まれてしまっている。更にステーション機能は無くなっている。なーんか100円(年間1200円だ!)損しているような気もする、つうか、値上げだな、こりゃ。


2006年3月20日 ファイルが壊れるHDD

これは'04年8月に更新したHDD  実はあまりここに書きたくなかったのだけど、師走の時期にPCがウィルスに感染してしまった。これまでは何度かウィルス対策ソフトを入れたりしたけど、だいたいアタックを受けたこともなかったし、メールは通常テキストでしか表示されない秀メールを使っているのでよほどの事が無い限り感染しないと思っていたのだ。

 んが、実はHPを普通に?見ていたらどうやら感染してしまったらしい。挙動がおかしいと思ったら既に常駐ソフトがいて、私の知識ではどーにも除去できない。KING SOFTの無料のウィルス対策ソフトなんかを入れてみても結局除去できず、こーなりゃ面倒だからOS再インストールだな、ということで思い切って再インストールをしてしまったのだ。

で、問題が起こり始めたのがこの時期。再インストール自体は特に問題なく終了したんだけど、特定のファイルをいじろうとしているとどーもハングアップする。おかしぃなぁ?と思って良く調べてみると、どうやらファイルが壊れてしまっているらしい。最初はドライバー類や最近ダウンロードしたツール類が壊れていたようだが、そのうち最近撮影した写真やスキャンした写真、しまいにはメールファイルも壊れるようになってしまった。

 んげ、これはもしかしてどこかにウィルスの残骸があって、ファイルを壊しているのでは?と思い始めて、こりゃいかん、ということでツール類を中心に重点的にウィルスチェックをしてみた。んが、一切発見されず

 そうこうしているうちにどうしても必要なデータ(写真とか)はどんどん増えるし、その増えた分も時間とともにどんどん壊れる。不思議なのは、古いデータは一切壊れないことだ。ええっ?おかしい。つうか、データがきちんと保存できないHDDはHDDとしての役割を果たさないぞ。もしかしたら以前交換したHDDもう寿命が来てしまったのか?データが壊れるのはそのせいなのか?また出費なのか?もしかしたらインターフェイスか?もう新しいPCを買うしかないのかあああぁぁぁっ!!??

 そして年末年始、症状はますますひどくなり、最後にはPCがリセットされて二度と立ち上がらなくなってしまった。一度は再インストールして復活したんだけど、似たような症状が再度勃発。もう放心状態。2月にはマヂで新しいPCを買おうと格安5万円ぐらいのデスクトップを真剣に探していたのだ。

 なんせこの時期のHDDの不調は「つうこんのいちげき」。であった。どーにもこーにもならないから、とにかくHDDの交換をしてしまおう、と考えて、データを移動させていた時にハタと気がついた。原因は思いもしていなかった所にあった。つうか、久しぶりに再インストールしたからすっきり忘れていたのだ…つづく…。


2005年9月30日 ついにUSB。パンダグラフキーボード

また衝動買いのキーボード。でも悪くない  こないだキーボードをメカニカルのにしてまだ手垢が付くかどうかぐらいしか経っていないのに、気が付くとキーボードが変わってしまっていた。購入したのはBTCModel6100Cというもの。実は例によって例のショップで衝動買いしてしまったのだが、理由(いいわけ)がないわけではない。

 入力する時は気持ちよく入力できるメカニカルキーボードなのだが、欠点がまったく無いわけではない。悔しいかなインターフェイスがPS/2であること。キーボード本体の厚みがあって片付けるのに少し手間であること。キータッチは最高なんだけどどうしてもメカニカルの宿命、音がうるさいことがある。

 殆どの場合は音が少々出たところでどうこう無いのだが、今のPCの使い方のひとつとして、音楽の取り込みがある。FMラジオでエアチェックした音楽や、昔のカセットテープの音楽などをUSBサウンドを通して取り込んでいる。

 取り込む時は音楽を聴いていて、その曲間を微妙なタイミングで指定するのだ。普通1曲は3分から5分あるので、その間ずーっとタイミングを計っていては気がめいってしまう。結局ほかの事をし始めるのだが、その場合でもパソコンを使ってホームページを書いたりし始めたりする。そう。音楽の切れ目を確認しながらキーボードを入力していたのではキーボードがうるさくて集中できないのだ。

 音楽のボリュームを上げればそれでもいいのだが、たいていは夜中なのでそれも難しい。ヘッドホンでもいいのだけどワイヤレスのは持っていないので、ちょっと席を立ったりほかのことをしたりするのはこれまた難しくなってしまう。やっぱり静かなキーボードが欲しかったりするわけだ。

 考えてみたら以前のキーボードはそれなりに静かだし、キータッチにそれほど不満があるわけでもなかった。それでも今回のキーボードをわざわざ買ってしまったのは、まずインターフェイスがUSBだったこと。そして「あこがれの?」パンダグラフキーボードだったことが大きい。

 パンダグラフキーボードは、言ってみればメンブレンキーボードなんだけど、キーの固定がノートPCに採用されている薄くストロークがしっかりしているあのパンダグラフ形式なわけだ。音も静かだし、キーストロークは意外としっかりしている。なんといってもキーボードそのものがかなり薄いので、片付けるのも楽だし、パームレストが無くても疲れにくいというメリットもある。

 ま、この辺はほとんど言い訳。ちょっと変わったミニキーボードだったし、1980円と安かったので買ってしまったと言うのが本音だ。実際、掃除をしにきたヨメさんに「あれ?またキーボード替わってない?」と呆れられた。わはは。

 それでも、実は購入時に少し悩んだ。この手のミニキーボードは配列が不規則になっていることが多く、よく注意して買わないと全然使えないことになりかねない。今回ももうひとつ気になるキーボードがあって、そちらのほうが上下の無駄なスペースが少なくてコンパクトだったのでそちらにしようかと思っていた。しかし、よく見るとリターンキー周りの配列がかなり特殊。とくにBSキーが変則的で、これは困るだろう、ということで今回はこのパンダグラフになった。

 んが、実際に使ってみるとやっぱり不満な点が出たりする。カーソルキーはその際たるものだったりする。一応一番右下に配置されており、間違う可能性は少ないが、その大きさが結構小さいため、やはり使う時に少し目で見なければならないことが多い。この辺は慣れればなんとかなるか?

 もうひとつはデリートキー。個人的に「右上デリート左上ESC」の世界に慣れ親しんでしまっているので、右上にデリーとキーが無いのはちょっと困る。今回のキーボードはなんと右から3番目のキーがデリートキーだ。もう少し使えば慣れるかもしれないが、当面は使うたびにキーを確認しなければならない。

 この辺の特殊キーを使う頻度はそれほど多くない、と思っていたのだが、実はファイル操作をする時に意外と使っていた。特に余分なファイルを削除する時は決まってDelキーだったので、その辺が微妙に使いにくくなっている。

 キータッチそのものは悪くない、というかノートPCそのものだ。以前、というかずーっと前にDOS/Vを組み上げた時、PC用のキーボードがやたら大きくて机からマウスが追い出され、「ノートPCみたいなコンパクトなキーボードがあれば…」とつくづく思ったことを思い出した。

 結局小型のキーボードをとっかえひっかえ使っていたのだが、ここまでノートPCのキーボードそのものに近いのを見たのは実は初めて。普段まず使わないアプリケーションキーが付属していたりして前後の幅が少し広いが、軽くて小さくて薄い。しかもUSB接続。メインで今後使っていくかどうかは微妙だけど、今後ノートPCの補助キーボード等、非常用として使えるキーボードになりそうな予感だ。

 で、USB接続しているかというと実はしていなかったりする。何のことは無い。USBコネクタが全部埋まってしまっているので、付属していたアダプタを介して結局PS/2コネクタに接続しているのだ。USBコネクタが空いてればメカニカルキーボードをそのままに、キーボード2枚体制(って意味あるのか?)で行こうかと思っていただけにちょっぴり残念。


2005年9月11日 夏休みの宿題LGスーパーマルチドライブ

つい衝動買いしたスーパーマルチドライブ。コストパフォーマンスは良さそうだけど…  DVDマルチドライブを購入してしばらく経つが、ここのところDVD-R系のドライブがずいぶんと進化&安くなってきているようだ。先日も用事があったときにちょいと某パソコンショップに寄ってしまったのだが、そこでつい安いのを見つけてしまい、つい購入してしまった。なんと7千円也。この辺だと衝動買いに丁度いい(ヲイ。

今のDVDマルチドライブはDVD-Rの書き込み速度が4倍程度。ファイルやメディアにもよるが、1枚のDVDを焼くのに1時間近くかかる。ところが、最近のDVD-Rドライブだと8倍速は当たり前。最近だと16倍速なんてのも出だしたし、+Rの2層モノ(DL)も焼けるのが当たり前になってきている。

 今のところDVD+R DLのメディアはまだまだ高いので無理に1枚にそれだけのデータを納める必要性は感じていないのだが、どうせなら対応していないより対応している方がいい。ただ、今はデータの一時バックアップにDVD-RAMを使っていることもあり、できればDVD-RAMに対応していないとちょっと困る。となると、自然にメーカー等は限られてくる。

 で、今回購入してしまったのはLG電子のGSA-4216B。箱だけを見ると前回購入時のGSA-4040Bとほとんど同じに見えたりするのがちょっと悲しいが、値段から言えばもう文句なしである。しかもDVD-R16倍速、DVD+RDL4倍、DVD-RAM5倍である。とりあえずこれなら今のところ文句は無いだろう。

 これまでメインのデスクトップマシンに内蔵していたのは以前購入したDVDマルチドライブと、今となっては古びた12倍速のCD-R。このCD-Rを今回購入のDVDスーパーマルチと交換すればDVD2連装備となり、DVD-Rからのバックアップなんかも簡単に行えるようになる。もちろんCD-Rとしても40倍速なので、圧倒的に速いのは間違いない。

 購入してからしばらくは忙しかったのだが、夏休みの宿題、ということでなんとかお盆間中に内蔵することにした。しかし、そう簡単ではなかったのである。

 これまでCD-RとDVDマルチドライブは、IDEのセカンダリポートに2台接続してあった。セカンダリに繋ぐ理由はあまり無いのだが、プライマリにはHDD、セカンダリには光ディスク、というのがまぁ一般的だろう。この2台のドライブは5インチベイの近い所でもあるので、セカンダリのマスター/スレーブとして1本のIDEケーブルに繋いであった。これもまたしごく当たり前の構成である。

 で、古いCD-Rドライブを取り外し、そこに新しいDVDスーパーマルチドライブを挿入。ケーブルの接続も問題なく終了し、とりあえずPCの電源を入れてみた。

 が、ここで問題発覚。PCが立ち上がらないのである。DVDのドライバーがどうこう、というレベルではなく、BIOS画面すら出ない。画面出力が出ないままディスプレイが省電力モードに入る。ヤバイ!。ということで即電源OFF!。

 おかしい。特に問題になりそうな接続の仕方でもないし、マスター/スレーブといった設定や、電源接続等にも問題は無い。なのに立ち上がらない。これはおかしいぃぃぃ。どうすれば…と思ったところで思い出した

 SCSI機器が調子悪い時は、繋がっている全てのSCSI機器を疑え

 そーいえばこの時も電源が入らなくなるトラブルだった。とにかく、全てを疑ってかかるしかない。しかし、さすがに今のHDDを取り外してどうこうする気もない。なにせ、2台のDVDドライブのウチ、1台だけならどんな繋ぎ方をしても正常に動作するのだ。2台を1本のIDEケーブルに接続したときだけ電源が入らない…。同じメーカーで相性どうこうもあるまいに…(;_;)。

 半ばあきらめかけて、ヤケクソでスレーブのHDDを外し、そこにスーパーマルチドライブを接続してみた。なんと。動作しやがるんでやんの。しかし、このポートはHDD用のプライマリーIDEポートに接続されている。HDDと5インチベイは遠く離れているため、このままでは5インチベイに接続することはできない。やはりあきらめるしか無いか…。

 と、ふと考えが浮かんだ。いま2代目のDVDが接続されているのはプライマリIDE。HDDはムリにプライマリでなくても、セカンダリでもいいはず。ならプライマリとセカンダリを入れ替えてみたら…。

2段並んだマルチドライブ。意味はあるのか…深く考えてはいけない…  そんなもんでうまくいくなら初めから苦労はせんわい、と思いつつ、とにかくダメもとで試してみようと、DVDを5インチベイに戻し、IDEケーブルをプライマリに繋ぎ替えてみた。…なーんと。ちゃんと動作しやがるんでやんのー。唖然。もうあきれるやらびっくりするやら…。

 他に原因が何かあるのかもしれないが、とにかく、これで全ての問題はクリアしてしまった。HDDをセカンダリIDEに替えても、速度面を含めて特に問題は出ていないし、DVDスーパーマルチもドライバーを入れることでDVD-RAMも含めて問題なく動作するようになった。ほぼ一件落着である。

 DVD焼きソフトがちょっと異なるので初めのうちはとまどったが、どうせ使う用途はそれほど無いので、一度慣れてしまえば特に問題も無い。2台のDVDを同時に使う機会はそうそう無いんだけど、どちらに入れても同じように使える、というのは意外と楽ちんだったりする。いいかも。



2005年8月21日 これでフィルムスキャン!CanoScan8400F-その3-

昔撮影した木蓮の比較。やっぱり解像感は高い  5月に購入したスキャナの話だが、月に1回ずつ話を延ばしていたらずいぶんと時間が経ってしまった(^_^;)。そろそろまとめにして使い勝手に戻ろう。

 かなり大きな本体だけど、一度据えてしまえばそれほど気にはならない。むしろライトを内蔵した天板が丸く湾曲しており、その上にあまり物を置けないのが使いにくい。まぁあまり重い物を置いたら故障の原因になるのだろうが、もう少し平らでもいいじゃん、てな感じだ。

 スキャン速度は以前のEPSONよりは高速になっているはずだし、USB2.0接続なんだから高速にはなっていると思うが、解像度が増えていることもあるし、以前も紙をスキャンする限りはそれほど遅いとも思えなかったので、劇的に早くなっているという感じはしない。たぶんフィルムの高解像度スキャンだとだいぶ時間は違うと思うが、「おおっ」というほどではない。

 解像度は1200dpiから3200dpiに3倍近く細かくなっている。実際、フィルムスキャンをしてみると、以前はジャギーが目立ったところでもかなり解像しており、高解像度機ならではの画像が得られている。

 写真はもうずいぶん昔、大学に行く前に実家の庭に咲いていたモクレンをポジフィルムで撮影したものだ。左側がEPSONのGT-7700U。右が今回のCanoScan8400Fでスキャンしたものだ。EPSONの方は疑似解像度で無理矢理高解像度スキャンしてあるので、若干ジャギーっぽい解像感の薄い画像になっているし、色合いも若干不自然だ。8400Fなら色合いも自然でパリッとした画像になっている。

 それよりもなんと言っても便利になったのが12枚一括スキャンだ。EPSONの時もフィルムスキャンをしていて、過去のフィルムの取り込みにも挑戦したのだが、結局1枚ずつ指定&調整して取り込まなければならず、スキャン中ずっとPCに張り付きになるため、あまりに時間がかかるのと、解像度がいまひとつだったのであきらめた経緯がある。

 しかし、今度の8400Fなら12枚一括スキャンが可能だ。一括スキャンするには対応ソフトが必要だが、私の場合はフリーソフトのIrfanViewを使っている。最近のバージョンなら一括スキャンが可能だ。とにかくレスポンスが速いし、必要最低限の機能なので迷わないということもあり、画像処理/ビューワーとしてはかなりよく使っている。

 これでファイル名を指定して、フィルム12枚をプレビュー。一部ゴミ除去や退色復元等の機能は12枚一括でないと指定できないが、他の微調整はそれぞれのコマでして、あとはスキャンボタンを押せばjpeg画像ができあがる。

 ゴミ除去機能を使うと思ったよりスキャンと後処理に時間がかかるが、いずれにしてもスキャンしている間はPCをほっといてもOK。相当楽になった。これなら過去のフィルムを全て電子化することも決して夢ではない

 と、昔のフィルムを引っ張りだしてきた所で少々びっくり。独身時代の整理されているフィルムだけで100本をゆうに越えているのだ。特に独身時代のは天体写真が多いため、その価値はとにかくとしてスキャン時に細かい調整が必要なものが多い。整理されていない比較的最近の写真も含むと…先は長い…




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