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その昔、Windows2000導入時のキット。VistaだとさすがにFDは付いてこない
トラブル・めーかー '07年6月-8月

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 パソコン周辺の話を日記風に。気になること・やってみた事・トラブル失敗墜落転落自暴自棄その他紹介したいことを書きまくってしまおう、というコーナー(なんなんだか)。ちょくちょく更新しているつもりなので、覗いていれば参考になることが……多分無い(^_^;)。何か面白いネタがあればどんどん書いていくつもり

2007年8月6日 夏を冷やせ! USB扇風機

単純な構造だけど比較的使いやすいUSBFAN  以前からUSB扇風機は気になっていた。自分の家でパソコンをするときは、暑ければ通常の扇風機かエアコンがあるし、寒ければファンヒーターがあるのでさほどどうこう、ということは無かったのだが、会社では自分の状況によって何かを追加するというのはなかなかできない。

 特に作業をした後や、自転車での出勤直後は少し風に当たりたいということはよくあった。そこで、パーソナルな送風機としてUSB扇風機が欲しかったのだ。究極のパーソナル送風機としてはウチワがあるが、これは片手が完全にふさがってしまうので仕事の効率を落としかねない。やはりここは扇風機でしょう。

 ということで、毎年「まぁいいか」と思って買わなかったUSB扇風機、今年は思い切って買ってみた。モノはサンワサプライの USB-TOY40、「USBクリップ式扇風機」というものだ。実売980円の、処分特価で更に1割引だった。

 ビニール羽根の直径7cmということだったのであまり風量は期待していなかったのだが、実際、期待以下の風量だった。実は更衣室で乾電池式の直径15cm程度の3枚羽根扇風機を利用しているのだが、そちらの方がはるかに風量がある。

 ただ、予想外に良かったのはそのクリップとフレキシブルアームだ。クリップ部は結構大きく開くし、ゴムが貼ってあるのでかなりいろんな所に固定できる。固定強さも強すぎず弱すぎず。クリップで一度固定してしまえば、ファンの軸になるフレキシブルアームもかなり自在に動く。これまた堅さが強すぎず弱すぎずで、角度や位置をかなり自在に固定できる。思った位置にファンを固定できるので、結構顔の近くまでファンを持ってきて、涼しい感じにできるのだ。

 クリップの上面にはスイッチが付いていて、手元でON/OFFをすることができる。USBコネクタをいちいち抜かなくていいのは便利だ。実際には職場のUSBコネクタには電力的余裕があまりないので、最近使わなくなってきているUSB接続の携帯充電器のACアダプターを使うことになるだろう。USBケーブルは1.1mほど。コンセントから電源を取ることを考えると少々足りない気がしないでもないが、机の周りのどこかにコンセントがあればなんとかなるはずだ。

 ファンの風きり音もそれほどうるさくないので、風量がやや弱いことを妥協すれば、それなりにコンパクトで使いやすいかもしれない。夏場だけではあるけど、しばらく使ってやろうかと思う。


2007年7月18日 裸になったキーボード

基盤むき出しになったキーボード。なかなか良い  色々紆余曲折はあるのだが、現時点ではメインに使っているキーボードはメカニカルキーボードだ。USBのキーボードでもいいのだけど、やはりキー配列がこちらの方がしっくり来ることもあって、とりあえずはコレを使っている。ただ、頑丈に作ってあるのかどうかは分からないが、手元の方に少し厚みがあって、その辺が少しだけ違和感があった。が、トラブルは予想しないときにやってくる…。

 その日も特にどうこう無くブログの更新をしようと、テキストを入力していたのだが、ふと、カタカナ変換がうまく行かないことに気がついた。普段はATOKを使っているので[CTRL]+[I]キーでカタカナ変換を行っている。ところが、このキーを押しても何故か「い」が入力されるだけで、カタカナ変換が行われない。おやぁ?

 変換モードが違うのか、ソフトの設定がどこかで変わったのか?と思って最初は色々設定を確認してみた。しかし、何をどうやってもうまく変換できない、というか、カタカナだけでなく、CTRLキーを使った全ての変換や制御ができなくなってしまっている。この辺まで来て、ようやく「あ!、CTRLキーが効いていない」という事実に気がついた。要はソフトの設定どうこうではなく、ハードウェア的に壊れてしまっているようだ。

 これは困った。いざとなれば以前の激安キーボードSpase SaverIIなんてのもあるのでそちらに換えれば済む話ではあるけど、比較的気に入っているこのキーボードが使えなくなるのも悔しい。購入時の悔しい思いを考えると、もっと悔しくなってしまう(^_^;)。壊れたと行ってもキーが物理的に破損したわけではないので、埃かなにかが詰まったのであればバラせば直るかもしれない。ということでキートップを引っ張ってみたのだが、簡単には外れない

 その日はあきらめたのだが、翌日再チャレンジ、ということでキーボードの分解にかかった。外枠は裏側のネジ3本で簡単に外れて、基盤向きだしの状態にできる。この状態まで持ってくればCTRLキーの周囲に邪魔者がなくなるので、キートップは簡単に外れた。しかし、それ以上のスイッチの分解となるとかなり面倒で、途中までチャレンジしたものの、完全に壊してしまいそうだったので途中であきらめた。で

半田むき出しの裏面。テープで保護  で、この基盤むき出しの状態で再度接続してテストしてみると、埃か何かが外れたのか、今まで通りちゃんと使えることが判明した。やれやれ。

 んでんで、ふと気がついたのがこの基盤むき出しの状態。このままでもキー入力には全然支障がない、というか、外枠が無くなった分手前の邪魔なフレームが干渉せず、より低い位置で打鍵できるため気持ちよく打てるのだ。どうせならこのフレーム無しの状態で使ってしまえ、ということで少し修正してみた。

 まずは底カバーだが、そのままではケーブルが通ったままなのでこれを外さなければならないのだが、ケーブルと基盤接続部分のコネクタが外れない(^_^;)。結局コネクタのそれっぽい部分をつついてやると思ったよりすんなり外れたのだが、そのまま引っ張ってたら壊れてたかも(^_^;)。

 で、裏面は半田むき出し状態なので、さすがにそのままではまずいだろう、ということで荷造り透明テープで何回かカバーしてやった。コードもコネクタからぶら下がるだけでは不安なので、この透明テープで更に固定。最後はキーボードのチルトだが、これはたまたま購入していたゴムスポンジの手頃なのがあったので、適当な大きさに切ってキーボードの上の裏側に貼り付けて適度な傾斜を持たせてやった。これで完成。

 NUMロックとかのLEDの文字が無いのだが、普段は使わないのであまり支障にはならない。ただでさえコンパクトなキーボードが更にコンパクトになったし、心持ち打鍵音もフレームに響かない分静かになったような気もする。改造のきっかけは半ばヤケクソだが(^_^;)、なかなか良い感じになったのではないかと思う。もしかしたら寿命はそれほど無いかもしれないけど、それまでは愛着を持って使ってやろうかと思う。


2007年6月30日 メモリ増設で起きたトラブル

メモリを変えただけなのに、この画面が出るまでに…  メモリを増設して一気に3倍増となり、WindowsVistaを快適に使えるようになった…はずだったのだが、実はメモリ増設による効果は、少なくとも私の環境では思ったほどではなかったようだ。

 それよりも、しばらく使っていて一時的に短時間になっていた管理者権限への以降処置時のブラックアウトが、ずいぶんと長くなってしまった。これは、写真にもあるような管理者権限でないと実行できないようなプログラムを起動した際に「本当に実行してもええのんか?」と聞いてくるダイアログだ。ウィルス等による勝手な変更を防止する意味なのだろうけど、ちょっと煩わしいのでできるなら短時間ですませたい内容だ(OFFにもできるが、セキュリティ上一応残してある)。このダイアログが出る前後で、モードが切り替わるのだろう、ほんの一瞬ブラックアウトがある。

 最初にVistaをインストールしたときはこのブラックアウトが2〜3秒かかっていた。、「何だろう」と思うぐらいの時間。これが、nVidiaのホームページからダウンロードしてビデオドライバを最新版にしたときにはずいぶんと短くなって、1秒以下ぐらいになり、「まぁいいか」程度となった。

 ところが、だ。メモリ増設後はこれが4〜5秒かかるようになり、ダイアログの前後で2回起こる場合は合計10秒以上待たされるようになった。「おいおい」状態だ。メモリを増設したはずなのに体感的には遅くなったような感じになってしまったのだ。メモリが直接の原因とも思えないので、何か対策があるような気がするのだけど、すぐには思いつかない。

 このまま何もしないのもしゃくだ。そもそも最初にログオンするときにも同様の工程を経るらしく、ちょっとしたことで5〜10秒も待たされるのはばかばかしい。思うに、ビデオメモリがUMBなので、最初にビデオドライバーをインストールした時にメモリがスキャンされて割り当てられているものが、メモリ増設によってヘンになっているのだけどドライバー側で認識されていないのではないかと思う。

 ビデオドライバーであるForcewareの設定画面にはその辺の設定が見つからない、メモリ周りをリセットするにはとりあえずドライバーをアンインストールするしかない。

 とりあえず最初のVista標準のドライバーでも不具合は感じなかったので、まずは確認の意味でビデオドライバーをアンインストールしてみた。びっくり。効果抜群である。各種ブラックアウトは残るものの、ほぼ瞬時といえるレベルまで復帰した。

 ただ、このままではビデオの本領を完全に発揮しているわけではなさそう。とりあえずドライバーインストール関係の作業をすれば症状は改善されるようなので、今度はもう一度Forcewareをインストールしてみた。これは簡単。既にnVidiaのフォルダがあるのでそこからセットアップを実行すればあっという間だった。今度は更にブラックアウトの時間が短縮。これならまぁ許せる範囲だろう。

 とにかくメモリは3GB。32Bit版Windowsで扱える最大容量だ。これならおそらく今のシステムを更新するまで増設する必要は無いし、USBメモリーによる高速化を図る必要も無いだろう。後はVista対応のアプリケーションの充実を待つのみだ。とりあえずMpeg2のコーデックが欲しいぞ(^_^;)。


2007年6月25日 Vistaのためのメモリ倍増計画

安くなったメモリ。買うのはいいけど…  Windows Vistaを快適に使うには最低でも1GBのメモリは必要という話だったので、今のPCを購入するときはちょっと無理をして1GBのメモリを用意した。2006年末の時点で1万円以上はしていただろうか。このときはキットとして購入していたので明確な価格は残っていなかったりする(^_^;)。

 で、実際にVistaをインストールしてみたのだが、はたしてこれで良かったのかどうかはビミョー。モノの情報に寄れば1GBではまだ足りなくて、2GBは必要だという話もある。ただ、特にメモりをバカ喰いするようなソフトでも立ち上げない限り、やたら重いというような印象は受けていない。メモリ消費具合を示すガジェットを立ち上げていると少し不安になるぐらいだ(^_^;)。

 ただ、時期的には丁度メモリがどんどん安くなって来た頃で、1GBモジュールが5千円を切るようになってきた。それならぜひ試してみなくてはなるまい、ということで1GBのモジュールを2枚買うことにした。「倍増」というか、「3倍増」である。キットで購入していたメモリがノーブランドのDDR-667で、次に買うのもこの辺で良かったのだけど、いつものVパラでは丁度売り切れ

 同じ仕様のブランド品だと1枚7千円ぐらいしてしまうので、これは困った、と思って店員さんに相談してみたら、「DDR2-667のなら売り切れだけど、DDR2-800なら一万円以下で2枚買えるよ」ということ。グレードの低いDDR2-667だけをターゲットにしていたので気がつかなかった。というわけで、無事にほぼ一万円で2GBのメモリを購入。さっそくインストール…するつもりだったのだが、いろいろ忙しくてできず、実際に装着するのは2週間ぐらい後になってしまった。その間にメモリの最安値は計2千円ほど安くなった…うむむ〜(悶絶)。

 とにかくインストール。組み立て時のメモリは、例のいわく付きのあやしい状態だったので、若干不安はあったのだが、とりあえず2GBのモジュールを突っ込んで、合計3GBになるはず。BIOS画面で確認してみるた。…はて、2.5GBしか確認されていない…。ヤバイ!?。

3GBのハズが何故か2.5GBしか認識されていない…  以前の認識不良の時は挿すスロットを変えてみたりして色々試してみて、結局1番と4番に落ち着いたのだけど、今回は4枚あるので、とにかく全てを埋めなければならない。もしかしたら1GBx2枚の2GBのみになってしまうかもしれないが、それはちょっと避けたい。とにかく、あれやこれやと抜き差しして試してみたが、気になったのは抜き差しするたびに認識されるメモリ量がコロコロ変わることだ。

 初めはスロットの何かがおかしいかと思っていたのだが、何度も抜き差しして慣れてくるに従って不安定度がどんどん下がって安定してきた。むむ、これはどうやらスロットの接触不良かなにかだ。それなら、とにかくしっかり差し込みさえすればいいはず。えいやぁ!(思い切り差し込んだときの気合い)。

 つうわけで、結局一番最初に思っていたスロットの色別にモジュールをしっかり入れたことでちゃんと3GBの認識が完了。Vistaのメモリーチェックプログラムを実行してもきちんと通って異常は認められなかった。よし。まずは3GB環境の完成。

 この状態でWindowsエクスペリエンス インデックスを実行してみた。これまではプロセッサが4.8、メモリ4.5、グラフィックは3.1、ゲーム用グラフィックは3.0。HDDは5.6という状態だった。メモリが増えただけなので、基本的には殆ど変わらないはずである。が、プロセッサやグラフィックは当然変わらないのだが、メモリが4.5から5.4までアップした。

 測定方法は「1秒辺りのメモリ操作」となっているので、メモリモジュールの種類が変わらない限り変化が無いものと思っていただけに、ちょっと意外だ。(2GB分はDDR2-667から800に変わっているが、遅い方にあわせられるはず…)。1GBが3GBに増えた事以外に、もしかしたら正式なソケットにちゃんと収まったことでデュアルチャネルのメモリとしてきちんと動き出したのかもしれない。やってみるもんである。

 サイドバーガジェットのリソースメーターでも、今までの1GBだと立ち上げただけで50%近くを消費していて、色々立ち上げて試してみると60〜70%を超えて、レッドゾーンに近くなっていた。やはり3GBは余裕だ。いくらプログラムを立ち上げても、1GB以上のメモリはあまり消費しないらしく、33%にベタリと張り付いたまま動かない。ま、こんなもんでしょう。

しかし、さすがはVista。ただでは終わらなかったのである(;_;)。


2007年6月22日 Vistaの憂鬱その2

思ったようには動いてくれないヘルプセンター  Vistaをインストールしてひと月経ったが、結局は「慣れ」るのが一番早いような気がしている。実際、環境をそれなりに整えてからはVistaを立ち上げる機会が増えている。ただ、アプリケーションの互換性の問題もあって、完全に移行できていないのが正直なところだ。初めの頃に「なんぢゃこりゃあ?」と思っていた機能も、慣れてくればなんとかなる。ただ、慣れるまではやはり紆余曲折がある

 自分の使い方だと今までPC起動後に「マイコンピューター」を右クリックして「エクスプローラー」を立ち上げ、そこから目的のフォルダを表示させて目的のファイルをクリックしてプログラムを起動していた。これがとてもやりにくくなってしまった。Vistaの標準のインターフェイスを覚えておかないと、今後他のPCを扱うときに困ってしまうので、できるだけ標準の状態で使ってみたいのだが、とにかくストレスがたまる。だんだんイヤになってきた(^_^;)。

 ただ、エクスプローラーを起動するだけなら、「マイコンピューター」がデスクトップになくても、実は[Windows]+[E]でエクスプローラーが立ち上がる。普段はそんな使い方はしていなかったのだが、マイコンピューターが無いと不便なので、「そういえばこんな使い方もあったよなぁ」と思いつつ使ってみると意外と便利なので、この辺の不満は解消されつつある。

 エクスプローラーでフォルダは表示されるのだけど、これを展開するボタンが今までなら「+」表示だったのが、△表示に変わった。それはいいのだけど、この△、カーソルをそこまで持っていかないと表示されない。ぱっと見ただけではその下に更にフォルダがあるかどうかわからないのだ。ま、多少カッコイイのだけどね。ただ、この表現でVistaが統一されているのかというとさにあらず。メディアセンターなんかではとたんに「+」表示に戻ったりする。だめだこりゃ。

 従来のXPとの操作性の違いについて、考えてみたらヘルプをあまり参照していないなぁ、と思って起動時に現れる「ウェルカムセンター」を覗いてみた。確かにここからデモをたどっていくと、ビデオなんかが見られる。この辺を一通りみておけばなんとかなるかな、と思ったが、結論から言えば甘かった…。

 確かに、一番最初に見ておけばエクスプローラーの「ファイル」の代わりが「整理」だろうと想像がつくし、サイドバーガジェットの簡単な使い方も教えてくれるので役に立たないわけではない。しかし、XPやWindows2000の使い方に対して「ここが違うので注意してくれ」的な説明はまったく無い。個人的にはそこを期待しているのだが、やはり相手はMicrosoft。完全に新規の人は対象にしても、過去のOSに慣れ親しんだユーザーは相手にしてくれないのだ。まぁ、ヘンに相手にされても困ってしまうのだが。

 結局、ビデオを一通り見たけど、既に困ってしまったこと意外は特に目新しい情報は得られなかった。「詳しくはWebで探してね」ぐらいに考えているのだろうか。トホホである。

 Vistaは検索機能が強化されたという。ファイルやフォルダの概念が無くても、検索できればファイル操作は難しくないらしい。一方、そこにあるはずのものが検索できない、とも聞く。もともとWindowsは英語圏で作成されているので、英語の文法に即した検索方法だと良くヒットしても、それを直接日本語に当てはめてもまったく動かない場合があるらしい。

 そんなことは無いだろう、とも思っていたのだが、先日「まさか」と思うような事に出くわした。WindowsXPではヘルプセンターのトップ画面に出てくる「システムの復元」に何度と無くお世話になったのだが、Vistaでも似たような事が起こるだろう、と思って、それをチェックしようとした。んが、Vistaのヘルプセンタートップ画面には「システムの復元」らしき項目が無い

 それなら検索すれば簡単だろう、と思って「システムの復元」と入力してみる。が、一件もヒットしないのだ。「そんなバカな。もしかして名前が変わったのか?」と思いつつ「復元」だけを検索してみると、ちゃんとヒットする。どうやらヘルプセンターではなくて、システムのプロパティのタブのひとつにちゃんとあるらしい。

 ヘンだなぁ、と思ってスタートメニューの検索から「システム」と入力すると、ちゃんと「システムの復元」が出てくる。ヘルプセンターで「システム」と入力しても同じだ。どうやら日本語の「の」を検知して変な動作をしているような気がする。きちんと入力したら出てこなくて、いいかげんに入力したら検索できてしまう。正直な話、「バカか、おまえら」とMicrosoftをバカにしてしまった。言葉が悪くてすまん。でも、バカとしか言いようの無いシステムである。

 で、肝心のシステムの復元だが、実は現状ではまったく意味をなさないことが発覚してしまった。これはヘルプのQ&A書いてあるのだが、以前のOSとデュアルブートにしてあると、以前のOSを立ち上げたところでVistaの復元ポイントが消去されてしまうそうだ。いろいろ理由はあるのだろうけど、これぢゃダメじゃん。

まだ発売されて間もないということもあるのだけど、この他にも致命的なのはDVD-RAMのソフトがインストールできない。DVDドライブはLG電子のGSA-H12Nだけど、付属のユーティリティCDはインストールしようとすると、OSが違うといってはねられてしまう。これではDVD-RAMとかが読み書きできない、と思っていたのだが、実はさすがVista

 DVD-RAMはデフォルトでちゃんと読めるし、ちゃんと書ける。これなら専用ソフトはいらないかもしれない。ただ、Mpeg2のデコーダーはソフトウェアベースの簡単なモノしかないらしく、かなりCPU負荷が高い。DVDや録画ビデオを見るのはちょいと困る。今のところ電器屋とかに行ってもVista対応のDVDプレーヤーはあまり置いてないので、やはりもう少し待つ必要があるのだろう。




 
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