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2001年年末に導入した無線LAN。時代の進歩を感じる1台…
トラブル・めーかー'07年5-6月

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 パソコン周辺の話を日記風に。気になること・やってみた事・トラブル失敗墜落転落自暴自棄その他紹介したいことを書きまくってしまおう、というコーナー(なんなんだか)。ちょくちょく更新しているつもりなので、覗いていれば参考になることが……多分無い(^_^;)。何か面白いネタがあればどんどん書いていくつもり

2007年6月10日 Vistaの憂鬱その1

思っていたより使いにくいエクスプローラー  Vistaをインストールしてひと月近く経った。この間にいろいろあったのだが、環境を整えて行って徐々にVistaの起動率が高くなってきてはいる。正直Vistaの操作にも「慣れて」きつつある。この「慣れ」が結構重要で、慣れるまでは「うがああああぁぁっ!!」と、夜空に向かって叫びたくなるのを必死にこらえる状況が幾度か続いた(^_^;)。

 ここでは、その「うがああぁぁ」な状況を少しずつ紹介して、Vistaを導入しようとしている方への少しでも参考になれば、と思っている。全然参考にならないかもしれないので、その辺は覚悟して読んでほしい。

 Vistaの操作に関しては実は事前の知識はほとんどなかった。これまで新しいOSの場合は、たいてい雑誌等で基本的な重要項目を覚えていたり、徐々にシステムが変わっていったりしていたのであまり困ったことはなかったのだが、今回はちょいと困った。最初に困ったのは前にも話したがAERO。これが使えなきゃVistaは始まらない(^_^;)。

 が、ヘルプも単純な検索をしようとすると、まずインターネットに繋がっていることが前提になっているらしく、インターネットにつながっていないとまったく何も出てこない結果になることもある。おいおい。この辺はヘルプの内容にもよるようだが、ちょっとでも用語が外れると検索できないようだ。さんざさがしてようやく綴りが確認できた「AERO」なら結果が出るが、「エアロ」だと全くひっかからない

 最初のカスタマイズやインストール関連の時にはWindows関連フォルダにアクセスしたり、コントロールパネルのプログラムを実行したりする。Vistaではセキュリティの関係でこれらのアクセスに対していちいち管理者権限の許可を求めてくる。それはいいけどそのたびにちょいとブラックアウトがあるため、最初の頃は結構イライラする。ビデオドライバをいじると軽減されるようだが、この辺はまた後で。

 ログイン操作が必要でパスワードの入力が求められるのは仕方がない。ただ、この画面で必ずNUMロックがONになってしまう。XPでは同様の不具合は起こらない。パスワードはアルファベットが基本だし、ウチはミニキーボード(テンキーが無い)だからNUMロックがかかっているとアルファベットの所に勝手に数字が入ってしまい、トラブルの元になる。実際、何度かパスワードがNUMロックの関係で合わず、ヒヤリとさせられた。

 が、どうやらこれはVistaの方が正解だったっぽい。「BiosでNumロックはOFFにしてあるはず…」と確認してみると、しっかり「ON」だった。どうやら、XPの方が「勝手に」OFFにしてしまうようだ。

 Windowsを使う上でかなり重要なエクスプローラーの操作もなかなか慣れなかった。今までと用語が変わっているのもあるが、表示も変わっている。

 パッと見るとメニューバーの所に今までと違うメニューが並んでいて、「ファイル」があった場所に「整理」とある。ここにカーソルを持っていくと「このフォルダの内容を整理します」と出る。日本語で「整理する」とは、「いらないものを捨てて片付ける」という意味もある。「整理整頓」の「整理」がそうだ。そんなイメージがあるので「勝手に整理されたらたまらんゾ」と思い、このボタンはクリックできなかった。

 が、今まで見てたフォルダの作成やプロパティ、表示方法の変更等のメニューがどこにもない。仕方が無いので「整理」ボタンを押すと、そこから出てきた。新しいユーザーにはわかりやすいのかも知れないが、これはちょっと勘弁してくれ状態だ。今まで努力していろいろ覚えてきたパワーユーザーを見捨てるような変更はいただけない。

 また、エクスプローラー(と言っていいのかどうかはわからないが…一応アクセサリには「エクスプローラー」があるので、エクスプローラーには違いない)にはタイトルバーにプログラム名の表示が出ない。マイクロソフトは「コンピューターを開いて」と教えたいのだろうが、これだと今までほかの人には「エクスプローラーを立ち上げて」と指示できていたのが、何をすれば良いのか伝えにくくなってしまう。

 物事には必ず名前があって話が進むのだ。名前の無い(一定しない)プログラムは使いにくいだけだゾ。

 話がそれた。どーもこのエクスプローラーのメニューバーに表示される項目が少ないと思ったのだが、今までの「ファイル」や「編集」といったおなじみのコマンドがないからだ。ぢゃあコピーや削除はどうするんだ、と思ったら、全て「整理」に統合されていた

 言われてみればまぁわからなくは無いが、ほかのプログラムとの統一性を図るにはやはり今までどおりの方が使いやすいゾ。付属の「ワードパッド」なんかではメニューバーの表示や内容は似たような状態だから、エクスプローラーだけが違うことになる。

 そもそもWindowsが生まれた背景には、「全てのソフトで同等の操作体系を」というポリシーもあったはずだ。そのポリシーを自ら代表的なソフトで叩き壊すとは…悲しい。

 が、実は微妙に違うようだ。しばらくしてから気がついたのだが、「整理」の「レイアウト」から「メニューバー」にチェックを入れると、実は従来のメニューバーが出現する。ということは、「整理」とあるメニューはメニューバーではなくて、ショートカットアイコンなのだろうか。ちなみに、現時点ではこの「整理」メニューを表示しないようにする(従来のメニューバーのみにする)方法は見つけられていない。誰か教えて…。


2007年6月2日 やっと?インストールのVista

見た目はハデだけど、使えるものになるか…?  アップグレード版のWindows Vistaを手に入れてから、なんだかんだと1ヶ月以上がたってしまった。ハードウェア的にはWindows Vistaをインストールできる下地はとりあえずそろっているので、後は思い切りだけの話だった。

 ホントはGW中にインストールを試してみるつもりだったのだが、どたばたしている間にそのチャンスを逃してしまった。ということで、今頃になってしまったのだけどWindows Vistaを導入してみた。

 導入したのはアップグレード版。既存のWindowsXPのPCにインストールすることが基本となっているので、その辺を踏襲することとした。ただ、Vistaでは動かないソフト類も多分にあることが想定できたので、上書きインストールはリスクが高すぎるということで、増設した340GBのパーティションにインストールを指定することとした。

 Windows Vistaのインストールは簡単だ、という話は聞いていたのだけど、実際やってみるとまさしく「案ずるより生むが安し」という感じだ。こんなんで済むなら、とっととやってしまっておけば良かった(^_^;)。

 最初のインストールドライブの指定等の入力が5分。そこからインストールが始まって、10分の時点で一回リブート。11分の所で一旦ほとんど止まってしまい、「ハングか?」と思ったけど2分ほどで再度画面に変化が起こり、18分で再度リブート。25分〜29分ぐらいでも同様になかなか進まない画面があったが、35分ほどでほぼ完了

 時刻の設定等を入力した後、起動時のオプションであるメモリチェックをして寄り道をしても、45分ほどでインストールは完了した。この間、入力等の手間は最小限だったといっておこう。

 ビデオ機能がオンチップのマザーボードだったのでVista Home Premiumだとちゃんと全機能は使えないかも、と懸念していたのだけど、実際にパフォーマンスチェックをしてみると、プロセッサが4.8、メモリ4.5、グラフィックは3.1、HDDは5.6と、普通に使う分にはまったく問題ない範囲と想定された。

 なんだ。これならほとんど増強しなくても問題なく使えそうだ。

 使えないソフトやハードは追って紹介するけど、とりあえずWindowsXPはプライマリパーティションに残したままなので、起動時にOSの選択画面が出る。何もしなければ30秒でVista立ち上げがスタートするけど、必要に応じて従来のXPを起動することも可能だ。Vistaのドライバやソフト側で必要なことができるようになるまでは、とりあえずXPと併用することになるだろう。

 ざっと使った限りでは、それほど重いと感じる作業はない。この時点ではまだあまりソフトをインストールしていないし、あまり使っていないのもあるが、1GBのメモリーで一部をVRAMに取られてもパフォーマンス的にはさほど不満は感じないのではないかと思ってしまう。

予想よりずっと使いやすそうだ…が、世の中それほど甘くはなかった

 インストール直後はVistaビジュアル面での最大の特徴であるこの「Aero」がoffになっている。とりあえず写真の状態である3Dのセレクト画面を出してみたいので、AeroをONにしなければならない。しかし、ONにする方法が分からない。実は「エアロ」と発音するのは覚えていても、綴りを忘れていたのだ。ヘルプを探してもそれっぽいのがなかなか出てこない…。

 ようやく見つけたのは画面のプロパティ、デザインの設定で「配色」で「Windows Aero」を選べばいいのだ。それまで、AeroをONにする特別なスイッチがあると思っていたので「なんぢゃこりゃ」と思ってしまった。

 実は、Vistaの操作性に関しては全てこんな感じなのだ。先は長い。

どんな感じなのかは、つづく…。


2007年5月27日 ソースネクスト Paint Shop Proの苦悩

機能が多いのは良いけど実は使いにくい…  普段デジカメの画像を見たり、ブログやホームページ用の写真の加工をしたりするのはIrfanViewで行っているのだけど、たま〜に本格的な補正やレイヤーを使った補正をしたくなることがあった。

 それでも適当なソフトがないので、ほとんどの場合はガマンしていたのだけど、やはりここはひとつそれなりにちゃんとしたソフトを用意しておいたほうが心強い、ということでPhotoShopを…て、そんな金持ちぢゃないやい。でも、考えてみたらスキャナやプリンターには必ずといっていいほど画像処理ソフトがついているのだから、その辺をうまく使えばそれなりにちゃんとしたことはできるはず…でも、やっぱり有名どころを使いたい

 で、比較的最近知ったのが、以前から時々使っていたPaint Shop Proが、ソースネクストの1980円シリーズにラインナップされたということ。Paint Shop ProはVer.3.0は買って使っていたけど、それ以降はバンドル版を時々使っていたぐらい。ただ、比較的使いやすい(と思っていた)ソフトだし、最近のバージョンは写真処理に特化して更に機能が増えていたりする。ただ、ソースネクトにラインナップされているのは最新のVer.10ではなく、イッコ前のVer.9.0だ。名前は「Paint Shop Pro パーソナル」になっている。

 個人的にはレイヤーが使えてあとはそれなりに効果があればOKだし、RAW現像うんぬん、というのはあまり気にしていないので、1980円の格安ならVer.9で十分じゃん。ということで早速買うことにした。なんせ通常版の20%以下の値段なのだ。が、実は人気ソフトなのか、欲しい時に売り切れになっていたりする。ヲイ。

 まぁなんとか手に入れることができたのでさっそくインストール。ソースネクストの格安ソフトなので説明書はインストールの必要最低限。まぁ特に悩むほどの設定もないのですぐにインストール完了…完了…完了しないいいい!?

 普通にインストールは進むのだが、最後の「テンポラリーファイルを削除しています」的な表現の状態のまま固まってしまう。このままリセットしてもインストールは完了していないので使えない。しかも再インストールもできなくなってしまっている。WindowsXPの「システムの復元」で何度かインストール前の状態に戻してチャレンジして見るも、やっぱりダメ。うう、いくら安いとはいえ、このしうちはあんまりじゃないか?

 ちなみにこの「システムの復元」。機能があることは覚えていたのだけど、これまたどこから探せばいいのか、なんて名前だったかも覚えていなくて大変だった。悩みまくってスタートメニューから「ヘルプとサポートセンター」を開いたら、そのトップページにあった。てっきりコントロールパネルの「プログラムの追加と変更」近辺にあるに違いないと思っていたから意外だ。どーも最近のWindowsはこーいうのが多い。実はVistaはもっとひどい(^_^;)。

 話がそれた。とにかく何度やってもラチがあかない。ヘルプを見ようにもインストールが終わっていないのでヘルプファイルさえ開けない。まいったこまった…困ったときのweb頼み!。つうか、ソースネクトの場合はオンラインヘルプを参照してくださいとあるのだから、とりあえずそちらを見るのが常識でしょう(ヲイ。

 こんなマイナーなトラブル情報なんぞ無いよなぁ、と思ってソースネクストのホームページで探してみると、なんと。ある。インストールが「モジュールの削除」で止まってしまう、というものだ。ウチの症状と全く同じぢゃないか。

 で、解決策は至って簡単。「最新のビデオカードドライバーをお使い下さい」…は?。最新の、っつったって、ウチのマシンは比較的最近買い換えたばかりだし、オンチップビデオだからマザー付属のドライバーで動いているだけ。実際、ASUSのホームページに行ってもビデオドライバーは見つけられなかった。ダメぢゃん

 んが、そこまで来てふと思い出した。そういえばオンチップビデオはnVIDIAのGeForce6150だ。nVIDIAといえば、最近のドライバーはカードごとではなくて、Force Wareとかで共通の形になっているんだっけ。それならば、ということで今度はnVIDIAのホームページへ。多少大きなファイルではあったけど、最新版のFORCE Wareを手に入れることができた。

 ようやくたどり着いた解決策。これでインストールができなかったら泣くに泣けない…と思いつつ再度インストールに挑戦。今度はあっけないぐらい簡単にインストールできてしまった。

 で、ようやくPSPの使い勝手へ。正直、機能多すぎ(^_^;)。しかも、以前の操作と結構変わっているところが多く、思ったようにできないことが多い。ヘルプを見てもはっきりしないことも多く、これだとやっぱり本の類を買って一から勉強し直さないとなかなか難しいかも。

 なんせ、トリミング一つ取っても、トリミングツールで範囲を指定して、「画像−」からトリミングを選べば…と思ったらそれらしきメニューがない。というか、メニューのどこにもそんなコマンドが無い…トリミングひとつできんのかー!うがー!

 …と思ったら、トリミングのツールバーに「適用」と書かれたチェックアイコンがあって、それをクリックすればいいのだった。そんなもんわかるかー!

 …いや、まぁとにかく全てがこんな感じ。つくづくソフトは使い慣れるのが便利なのねん、と思ってしまう。簡単な補正だと、やっぱりIrfanViewで全部やってしまいそうだ。

 ちなみに、このPanitShopPro、ソースネクストのサポート情報によるとWindows Vistaで使用不可となっている事が発覚した。うぎゃぁ。ただ、実際にはインストールもできるし、若干制限はあるが使えそうな感じだ。制限というのは、GDIがAREOではなくてベーシックに戻ってしまうということ。どうやらその辺が対応していないらしい。もう少し使ってみて試してみる予定。


2007年5月5日 Air Stationの寿命

結局更新してしまった無線LAN インターネットをADSLのブロードバンドにしたときに思い切って導入した無線LANだが、ここにきてついに壊れてしまった。以前から内蔵電池が切れていてカレンダーが正常に働かないという問題はあったけど、事実上の問題はなかったのでそのまま使っていた。しかし、先日子供の使っているノートPCから無線LANを使ってインターネット接続をしようとしたら繋がらない。おかしぃなぁ、と思っていて、今度はVAIOの方からアクセスしようとしたが、電波が見つからないと言われる。うう、これはついに壊れたか。

 古い無線LANルーターの購入はいつもの某D店なので、5年内なら修理が効くはず…て、半年近く前に5年が過ぎている…うう、やはり寿命なのか(;_;)。元々ワイヤレスLANがようやく普及し出した頃に買ったものなので、無線規格は802.11b。11Mbps規格のものだ。そのすぐ後ぐらいに11gとか11aとか出ているし、価格はどんどん安くなっていたから新しいのが欲しい時期ではあった。

 家庭内では無線LANの速度も遅いこともあってあまりファイルのやり取りを無線ではしないで、もっぱら小型HDDで行っている。ただ、この場合はHDDの付け外しが若干面倒だし、常にHDDの容量を気にしていなければならない。それならこれを機にLANの構築(つうか、ファイル共有だけだけど)をしてみるのも悪くない。

 まぁ、何はともあれ壊れてしまった無線部分の買い替えが必要になった。近所のY電気に行くとそれなりに安そうなのがあるのだが、一番手ごろそうなのは売り切れになっていた。それなら、と少し遠出する予定があったので松山のD店に行ってみた。

 売り場に行くと、想像以上に色んな機種が並んでいる。一番多いのはやはりBUFFALOの機種と、次はNECぐらいだろうか。ターゲットはやはり業界標準のBUFFALOのヤツなのだが、それとて何種類もあって悩ましいところだ。

 無線LAN本体側は、WANと接続してハブが4ポートぐらいある普通のものでいい。無線規格としては最近11nドラフトの高速タイプが出始めているけど、現状ではまだコスト高だしそこまで必要とは思っていない。ただ、電子レンジとの干渉や近所との干渉を考えると、11gではなくて11aに対応している方が融通が利きやすい。

 もう一つ気になるところがあって、今後の家電のインターネットへの対応を考えると、リビングにLANポートが欲しくなる。その時に電話(2階)とリビング(1階)とを無線LANで接続できると色々便利になる。そのためには、無線LANとセットになっている子機のタイプが、LANポートになっているのが好ましい。

 普段子供が使っているパソコンのOSはMeなので、PCカード式だとそのうちドライバーのサポートが無くなる可能性もある。ただ、LANポートであればたいていのPCには接続可能となる。ポートになると電源確保の問題からACアダプタが必要になるとか色々制限もあるけど、応用から見るとそっちの方がいい。

 で、肝心の店頭。事前にLANポートが子機にあるのもが存在することは知っていたのだけど、実際には店頭に並んでいない。どうやらまだ一般的なものではないらしい。無くはないのだが、11gまでのものだ。しかも値段が少し高い。代わりにPCカードのものは11a対応のものが思っていたよりも安く出ている。どないしょ〜と、しばらく悩んだ後、結局PCカード式のものを選んだ。値段は12千円弱。最初に買ったときはこの倍以上はしたので、規格や速度の割りに大幅に安くなっているいい時代になったもんだ。LANポートはまた必要性が出てきたら考えよう(^_^;)。

 購入したのは>BUFFALOWHR-AMG54/Pというもの。PCカードとルーターのセットで、11b,gと11aを切り替えて使うタイプのものだ。同時使用できたほうが便利なのだけど、その分値段も上がるし同時使用はあまりしないだろうということでこちらを選んだ。

 セットアップはすこぶる簡単。ACアダプタを繋いでWAN,LAN側の接続を従来のものと入れ替えて、電源を入れるだけ。PCカード側はドライバーを入れればほぼOK。後は有線LAN側で接続して本体のセットアップ。デフォルトでは11b,gになっているので11aに変更。暗号化はボタン一つの方法もあるのだけど、何が行われているのか少しでもわかるほうが安心できるし、イザというときに対応しやすいのでパスワード式に変更した。

 これだけでVAIOからもパスワードを入れてやれば接続可能。今までの故障で接続できなかったのはなんだったのだろう、というぐらい簡単に動くようになった。まだファイルの移動とかをしていないので11aの高速性はどんなものか体感できていないが、そのうち色々試してみるつもりだ。それよりも、以前にも少し話したが以前のルーターだと時々インターネット接続がプチッと切れることがあったのだけど、それが全く無くなった。安定したというか、まともになったというか。

 実は11aの接続度合いも気にはなっていた。11bよりも電波の周波数が高いため、2階に置いたルーターから1階のリビングまで問題なく電波が届くか、も気になっていたのだ。今のところ電波の強度も十分で、問題はなさそうだ。まぁ我が家では心配するほど広くは無い、ということか(^_^;)。

 後は本体の大きさとACアダプターの大きさだろうか。この辺は技術の進歩を思いっきり感じる。かなり小型になって携帯電話のACアダプタ並みになってきている。置き場所も困らないし、ACアダプタも小さくなって熱を持ちそうにない。安心して使える形になったのはいいことだ。いいことなんだってばさ。



2007年5月2日 2枚貼ってA3プリント

多少不便は残るけど意外と見られる写真になるA3プリント  今使っているプリンターはCanonのPIXUS860i。2004年に購入したものだ。当時は特に不満もない、というか満足していたのだが、さすがに3年以上の年月が経つと、むしろ寿命が心配になってきた。今までのパターンでもだいたい3年単位ぐらいでプリンターがダメになることが多い。ここらでリニューアルを考えておいてもいいかもしれない。

 もう一つ問題、というか要求があった。ここ最近はパソコンよりもデジカメにハマっていて、それなりに撮影できたものを大きく伸ばす機会が増えてきている。今のところは子供の写真をA4に伸ばすぐらいだけど、そのうちちゃんとした写真が撮れるようになったらそれなりに大きな写真に印刷してみたいと思うようになった。

 というわけで、年末ぐらいから(古いな)新しいプリンタを物色するようになった。今のプリンタを単純にリプレースするだけなら安くなったA4プリンターの後継機を買えばいい。今なら一万円前半である。ただ、それなら無理に今買わなくてもいい。

 必要なのはA3プリンターなので、そこに手頃なモノを探してみた。が、実際に探してみるとA3プリンターってのは意外と機種が少ない。有名どころのCanonやEPSONなら手頃なのがあるかな、と思ったのだが、色々制限も多い。そもそも、画質については今のプリンターでもそれなりに満足しているので、あまり高機能なものを買っても値段が張るだけになる。初期コストもそうだし、多色プリンターだとランニングコストもバカにならない。

 やはりねらいは4色プリンター。が、色数が少ないプリンターはビジネス系で、CDプリントができないとか画質がやたら中途半端とか、ちょいと手を出しにくい。そもそもA3プリンターは場所を取るので1台置くのも一苦労。CD印刷のためにもう一台を置く余裕はない。それなら、それなりの機能のものを、となると、とたんに値段が跳ね上がる。ちょっと欲を出すとプロ向けとかになって、ちょいと手をだしにくくなる。

ちなみに探してみたのは以下のようなプリンター。いずれも帯に短したすきに長し、ついでに言うと置くにもでかい。といった感じで無理して投資するほどのものかどうか、微妙な所だ。
EPSON PM-G4500、 Canon PIXUS iX5000 、 Canon PIXUS Pro9000

 ということで、思い切って買えるだけのプリンターがない中で、A3の印刷ができないかと考えていて、ハタと思い当たった。ポスター印刷機能だ。A4プリンターで紙を組み合わせてA3やそれ以上の大きさを印刷する機能だ。これなら切り貼りにはなるけど、とりあえずA3の印刷ができる。

 実際に印刷してみたのが写真の組み合わせだ。確かに印刷はできるのだが、よくよく見てみると、拡大されて印刷された側は線が太くなっている。ただ、実は細い線を拡大しているので目立つだけで、実際の写真を拡大してみると意外なほど目立たない
つなぎ部分はのりしろが表示される
 むしろ問題になるのはやはりつなぎの部分だ。プリンターの機能としてはのりしろと切りしろを示すものはあるので、そこを基準に紙を切ればそこを切るだけで貼り合わせればOKとなる。ところが、その切りしろには全く余裕がない。はさみを入れ損ねればそこで終わりだ。

 更に紙の厚みが問題になってくる。どうしても重ねる部分が出てくるため、重ねた所の紙の断面は白色。その部分が目立つような暗い部分だと、見る角度によってはかなり目立つつぎはぎになってしまう。

 ただ、それでもこの大きさは魅力だ。これまでは六つ切りの額にA4の紙に印刷したのを入れるのがせいいっぱいだったけど、この2枚貼りを使えば四つ切の額に入れることができて、迫力倍増になる。額に入れてしまえば表面はガラスになるし、ある程度の距離から見ることになるのでつぎはぎ部分も思っていたより目立たないのだ。

 実際に玄関の壁に飾っても、私から言われるまでヨメさんや子供は、つぎはぎだということに気が付かなかった。使用頻度から言っても年にせいぜい十数回程度なので、わざわざ新しいプリンターを買うまでも無い。しばらくはこのつぎはぎで使えそうだ。後はもう少し高精細に印刷できるつぎはぎ方法があれば…。




 
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