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K6-2を購入した時に買ったCPUファン。当時はずいぶんごつい気がしたが、今思うとかわいい…
トラブル・めーかー '04年7月〜8月

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 パソコン周辺の話を日記風に。気になること・やってみた事・トラブル失敗墜落転落自暴自棄その他紹介したいことを書きまくってしまおう、というコーナー(なんなんだか)。ちょくちょく更新しているつもりなので、覗いていれば参考になることが……多分無い(^_^;)。何か面白いネタがあればどんどん書いていくつもり

2004年8月29日 コレで安心?HDDクーラーファン

思ったより安く手に入る静音タイプのケースファン。  HDDが結構不調だったので新しいのを導入したのはいいんだけど、せっかく新しく導入したHDDがまた不調になると困ってしまう。一番いいのは前回不調になった理由がはっきりすればいいんだけど、状態から見てこれだ!、と言えるものは無い。ただ、一つだけ前から気になっていた事があった。

 HDDは磁気ディスクを高速で回転させているため、モーター部分からかなりの熱が発生している。実際、7,200rpmのHDDが連続運転している状態で、HDD表面を触ると、火傷するんぢゃないか、と思うぐらい熱くなっている。現在使用しているHDDベイは100円増設ベイで、結構隙間もあるから放熱性は問題ないと思っているのだが、それでも2台並べてセットすると相互にかなりの熱を持つようになる。この熱によってチップやメモリがやられて、DMAモードで転送できなくなったのでは?と思われるぐらいだ。

 巷ではHDDクーラーと言って、アルミヒートシンクをHDDにまきつけたり、HDD専用のクーラーとして極薄のファンを取り付けてHDDを冷却できるようにしたモノがあったりするのだが、だいたい高価で、取り付けとかにちょっと技術を要しそうな(偏見)モノが多い。ということで、今までは別段必要性もあまり感じなかったので購入することはなかった。

 んが、こうしてHDDのトラブルを目の前にすると、やはり原因として可能性のあるものはツブしておきたい。ということでHDDを買うのと同時にHDD用のクーラーを物色してみることにした。

 HDDそのものはかなりの熱を持つので、ちょっと風を当ててやれば冷却効果は劇的に上昇するはず。それなら、とりあえず静音タイプのケースファンを買って帰って、例の100円ベイにムリヤリくっつければなんとかなるのでは?と浅知恵をはたらかしてしまった。

 というわけで時はHDDを購入するときにさかのぼる。適当なファンが無いか探してみると、最近はケース用の静音ファンが色々用意されている。大きさ的には8cm程度のファンが適当だろうと思い購入したのはこのいかにも涼しそうな色の8cm静音タイプのケースファン。価格は700円ぐらい。もう150円ほどプラスすれば通電中は青色のLEDが光る「光物」ケースファンもあったりしたのだが、実用本位ということで、普通のケースファンだ。

ファンを取り付けた状態。かなりムリヤリ(^_^;)。  で、HDDを交換した後ファンの方も取り付けようとしたのだが、問題なのはその取り付け方法。元々しっかりしたHDDベイではないので、付けるにしてもいい加減に付けるようになるのだが、特にファン取り付けのためのネジ穴があるわけではないのでちょっと工夫が必要になる。

 色々やってみて、選んだ方法は細目の園芸用針金で縛り付ける方法。多少不安は残るが、簡単に付け外しができるのでイザというときに処理がかんたんになるだろう、という配慮だ(要は面倒なので適当なのだ)。

 元々HDDはベイから半分はみ出した感じで取り付けてあるので、ファンも半分はみだした状態で取り付け。後はケースの奥の方にある電源やスイッチ用のケース用ケーブル類に干渉しないように配置してやればOKだ。

 始めにケースに納めたときは、そのケーブル類に干渉してけたたましい音を立てたのだが、ちゃんと配慮してやると当然のごとく、実に静か。回っているのかどうか分からないぐらい。風量もそれほど無いのだけど、HDDの表面温度を下げてやるには十分な感じだ。

 ファンなので多少振動はあるかもしれないけど、静音タイプなのでほとんど感じない。HDD本体の振動の方が大きいぐらいだ。これで冷却能力が十分発揮できるのであれば、HDDの寿命ももしかしたら延びるかもしれない。多少ぶかっこうではあるけど、安心代ということで冷却ファンとして使っていこうかと思う。ただ、明確にこれが寿命を延ばすとは言えない、というか、ヘタすると振動とかで寿命が短くなるかもしれないんだけど、まぁそうなった時は泣くしかない(^^;。誰か実績のある人いませんか?


2004年8月23日 137GB以上の使い方

以前導入した120GBと型式が同じなので殆ど同じに見えるHDD  160GBのHDD。とりあえずハードウェア的には接続もできたしBIOSの認識もされているはずだし、後は領域を確保するだけになったのだが、ここでハタと気が付いてしまった。今まではDOSモードでしか領域確保とフォーマットをしたことが無い。そこでは137GBまでしか認識されない…。

 137GB以上の容量のHDDをWindows2000で使うにはMicrosoftのホームページに対応が書かれてある。とりあえずそこまではたどり着いたのだが、その設定をしたとしても、パーティションをどのように切ればいいのかは書かれていない。Windows2000の起動ディスクを使ってもダメなので、今までDOS画面でしか領域確保とフォーマットを行ってこなかったので分かっていないのだ。

 そこで、困ったときのWEB頼み。もう一度137GBとWindows2000で検索をかけてみた。色々見ていくと、ふと、どこかで見たことのある画面をみつけた。ドライブの管理画面だ。

 具体的には、コントロール画面から「コンピューターの管理」を選び、「記憶域」「ディスクの管理」と進んでいくと見られる画面だ。普段はOSのインストール後や、新しいドライブを追加した後、この画面を出してドライブレターの変更を行っている。ウチのPCにはリムーバブルドライブが合計4台(CD/DVDを合わせると6台!)もあるもんだから順番を整えておかないと訳が分からなくなる。

 で、改めてこのページを開いてみると、肝心のHDDにちゃんと未使用の130GB程が見える。おおっ、こんな所にあったとは。しかも右クリックメニューから領域確保もできるし、ここからフォーマットもちゃんとできる

 ありがたいのは、フォーマットしている間もOSは普段通りに使えると言うことだ。これまでは領域確保やフォーマットをしている間、PCをDOSモードで動かしていたのでPCは実質使えなかったのだが、GUIの管理画面で行っている限り、普通にPCを使える。いろんな処理をしながらフォーマットが行えるというのは便利で、風呂に入ったりコーヒーを飲んだりしなくてもいい分、気分的に楽ちん度が高い。

 といあえずこれで130GB程のデータエリアを確保できたし、これまでマスターで使っていた120GBのHDDともどもUltraDMAでちゃんと使える。いままではスレーブの60GBがほぼ使えない状態になってしまっていたので、一気にデータ領域3倍!(80GB→240GB超)。かなりの余裕ができた感じだ。

 問題なのは調子が悪くて外してしまった60GBのHDDだ。内蔵させるには既にATAのコネクタが無いし、どうせDMAにならないのなら大して意味は無い。しかし、まだ動くのは動くので捨てるには忍びない。実はコレについてはちょっとした解決策を用意してある。それはまた次の機会に


2004年8月20日 やっと交換HDD

ようやく交換できた大容量HDD。160GBだゾ  以前からHDDの調子は良くなかった。特にスレーブの60GBHDD。導入したときこんな大容量をどうしようかと思ったもんだが、ビデオキャプチャを結構するようになった今では、大して大容量、という風でもない。それにしてもHDDの大容量化のスピードは…最近少し鈍っているような気もするな(^_^;)。

 問題が起きたのは今年の4月ぐらいからだろうか。スレーブのHDDのスピードが極端に落ちてしまったのだ。しかも、アクセスしている間はCPUを目いっぱい使う前にも似たようなトラブルは頻発していたのだけど、なーんかヘンだな、と良く調べてみた。

 んが、接続状況が何故かPIOモードになっている。本来ならばUltra ATA66で接続されなければならないはずだ。このDMAモードにならなければ、CPUへの負担が極端に増えてしまい、速度は遅いわアクセスしている間は他になんにもできないわで、問題だらけ。今回はケーブルの挿しなおしとかスレーブ/マスターの入れ替えとかも行ったのだけど復活せず。結局スレーブのHDDはほとんど使われなくなってきていた。

 かといって、このままではちょっと不便。データにmp3やビデオ関係が増えてきた今、120GBだけでは少し不安が残るのだ。だいた、これまで撮り貯めた写真のデータだけで15GBぐらいある。この辺をDVDとかのストレージに書き出してもいいんだけど、それだとアクセスするのに結構不便。やっぱりHDDに置いときたい。

 ということは、やはり増強するしかない(ヲイ\(^_^;)。本来ならもっと早くに増強するつもりだったんだけど、ここのところ、プリンタやらディスプレイやら、次から次へと故障が続くもんだからなかなかそのタイミングが回ってこなかったのだ。ここで増強するのが本来の姿。たぶん、いやきっと必ず絶対確実にもれなくすみやかにそのタイミングに違いない。

 現状のマスターHDDはMAXTORの120GB。スピードとしてはこれであまり不満は無いし、今のHDDではコレ以上のスピードはあまり期待できない。しかも、今回は(も?)HDDのトラブルが原因で、増強するタイミングのつもりではなかったので(ほら)予算的にもあまり余裕が無い状態。できるだけ安価に済ませたかったので容量に対する価格パフォーマンスが比較的良い160GBクラスをターゲットにした。

 事前のインターネット情報なら安いものなら1万円を切る価格になっていたのだが、いざ某V天国店店頭で眺めてみると、1万円を切る価格のヤツは無し。一番安い160GB製品でも10800円ぐらい。まぁそれでもほぼ1万円だし、特に不満は無い。他に掘り出し物が無いか、店内をウロウロしてみたのだが、面白そうなモノを二つほど見つけてきた。そちらについてはおいおい紹介していこう。

 肝心のHDDだが、結局今回もMAXTORのモノを選んだ。DIAMOND MAX9 160GB キャッシュ8MBだ。あれ?前回の120GBと同じ型式じゃん(^_^;)。まぁ価格的に安いし、今回はキャッシュ8MBだし…。キャッシュ2MBと8MBの製品が全く同じ価格で売られていたので、少しでもパフォーマンスが出れば、と8MB品を選んだのだ。特に買う必要はなかったかもしれないが、不安になってきていたATAのケーブルも購入して置いた。

 帰ってきて、まずは新しいケーブルに付け買えてみた。これで60GBHDDがまともに動いたら少なからずショックなのだが、前に試したこともあったとおり、幸か不幸か結局DMAモードになることはなかった。やっぱりどこか壊れているのだろう。

 続いて新しいHDDに付け換え。まずは新しいHDDだけを繋いでWindows2000をインストール。ええかげんWindowsXPを入れたくなる感じもするが、購入する余裕もないので、当面コレで行くつもりだ。

 で、CD-ROMからWindows2000を立ち上げて、OSをインストールする30GB分のパーティションを切り、OSをインストール。残りの130GBの容量を確保しようとしてハタと気が付いた。どうすればいいのか?

 今回の160GBHDDを導入するにあたって、既にOSによっては137GBの容量制限があることだけは確認して置いた。Windows2000ならSP4以降、XPならSP1以降でないとちゃんと認識しないとか。(Win2KはSP3以降だったかな?)。

 ただ、問題は領域確保だ。これまでHDDの領域確保はDOSモードでやっていて、起動ディスクからFDISKを実行して領域確保をやっていた。しかし、それではサービスパックは適用されず(つうか、できんわな)、普通に領域確保をしようとすると、HDDの容量が137GBまでしか見えない状態になってしまう。

 これでは160GBの残り23GBが死んでしまう。それはあまりにももったいない。いったいどうすればいいのか?あれ?残りは使えない?。確認した限りではマザーもBIOSもBig Driveには対応しているので、テラのもういっこ上の単位(忘れた)の容量のHDDまで使えるハズだ。うう〜(悶絶)。

…というわけで、続く…。

2004年7月25日 静かな?CPUファン19dB(A)

ちょっと大きめで静かな?CPU FAN  元々今まで使っていたCPUファンには少なからず不満はあった。しかし、液晶ディスプレイを買いに行ったとき、比較の意味で訪れていた某PCショップで妙なモノを見つけてしまった。特に掘り出し物はないなぁ、と一回りしてみた時、妙なCPUファンが目に止まったのだ。

 3千円程度の手ごろな価格で、接触面が銅になっている最近よく見るCPUファンだ。ただ、そのパッケージのウリが「19dB(A)」という静粛性だという。普通、こう言った静粛性をうたった装置の場合、30〜20dB程度というのが普通。20dB以下になれば普通は殆ど音が聞こえないレベルになってしまうので、寝室で使う、とかで無い限りは問題ないレベルになるはずである。妙だ

 このCPUファン、NEXUS AXP-3200という代物(メーカーはAINEXという所らしい)なのだが、これで3000円程度というのはかなりお買い得の様な気がする。しかし、形から見るとごく普通のCPUファン。しかもファンの部分はプラスチックのちゃちな感じのするモノ。見た目には相当不安になってしまう。しかし、先日電源を変更して静音タイプにしてある。ここはひとつCPUファンも静音タイプにしないとせっかくの電源が宝の持ち腐れ状態になってしまう。

 それは困る。これぐらいだと丁度衝動買いできるレベルということもあり、結局それを持ってレジへ。しかし、19dB(A)というのはあまりにうさんくさい。だいたい19dB(A)の(A)って何だ。(A)って。レジでお兄さんに

「コレ(19dB)って、ホントですかねぇ〜?疑いの語尾)」と聞いてみたのだが、
「まぁ、こういったパーツはねぇ、そこまではねぇ〜(その辺は自己責任でねー、の語尾)」と、さらりとかわされてしまった(^^;)

 購入した当日は液晶ディスプレイを購入したのと同じ日だったのであまりさわれなかったのだが、後日我慢できずに取り付け実施。今まで使ってきたCPUクーラーはAMD純正のもので、確か取り付けるときにずいぶん力が必要だったと思ったのだが、今回、ある程度覚悟して付け外ししてみると、思いのほか簡単にできてしまった。

 クーラーのCPUが当たる面は銅になっているので錆がこないように保護シールが張られてある。改めてその構造と大きさを見てみると、確かに純正品よりはファンが大きく、ヒートシンクも大型化されているのでよく冷えそうだ。音に関しては実際に動かしてみなければさっぱりわからないが、とにかく取り付けてみた。

 で、結論。なんか静かにはなったようだ。音の大きさもさることながら、音の質が変わったような気がする。元々のファンは回転数も高いせいか、結構甲高い音がしていたのだが、今度のファンは比較的低い音であまり気にならない。

   実際の音の差を録音してみた。ココをクリックすると再生できる…と思うけど、内容はmp3ファイルだ。ほんの数秒ずつで、起動時からビープ音までを2つくっ付けて入れてある。前半分が変更前の純正CPUファン。後半が交換後のファンだ。起動時の音で、HDDの音なんかも入っているのでちょっとわかりにくいかもしれないが、雰囲気は分かってもらえるのではないだろうか。

 先日の電源と合わせると、本体は結構静かになった。これなら暑い夜中に連続動作させてもあまり気にならない。これまではあんましうるさいファンを連続動作させていると、しまいには壊れるのでは?と思えていたのだ。精神的安定感は価格以上の効果がある。これはこれで正解だったかもしれない。後は例のチップセットファンや、ビデオカードのファンを何とかすればもう少し静かにはなるかも。

2004年7月19日 画質と机とリサイクルと

裏面スッキリの液晶ディスプレイ  液晶ディスプレイを買っただけでは意味が無いので、早速パソコンに取り付けてみた…と書くとあっさりきっちりばっちり使えたような感じがするのだが、実はそうではない。問題なのは机の方だった。

 元々私が使っている机は17インチクラスのCRTをナナメに入れて、快適に使えるようにしてある机だ。しかも初期型なのでナナメに入れるのならナナメに入れるような天板しか無くて、それを水平に置くなどという気の利いた作りにはなっていない。そのまま液晶ディスプレイを置こうものなら、机の奥底に沈んでしまってまともに見られなくなってしまう。

 仕方が無いので天板の後ろ半分を持ち上げて無理やり水平にし、そこで針金で固定してしまった。本来なら水平になったところで固定できるネジ穴が開いていてしかるべきなのだが、そんなものを期待してはいけない(--;

 これでようやく液晶ディスプレイを置けるようになって、ちゃんと固定もできた。奥底に落ち込むことも無い。ほぼ一週間ぶりにデスクトップマシンを起動して、快適に使い始めた…が、何かおかしい。

 何が違和感の元になっているのだろう、と思いよく観察すると、液晶ディスプレイが揺れている。どうやらキーボードから文字をバシバシ打ち込むと、ヤワな机が振動を拾って軽い液晶ディスプレイの上端がビヨンビヨン揺れているらしい。カタカタカタっ…びよんびよんびよん…。ガシガシガシッ。びよびよびよよよ〜ん…うがあぁぁっ。

 しばらくはガマンして使っていたのだが、どうにもガマンできなくなった。よく調べてみると天板の手前のネジが十分締っていなかったのでそこを増し締めして、更に液晶ディスプレイの背面に細い針金を渡してサポートすることで揺れはピタリと収まった。やれやれ。

 改めて画質を見てみる。現状のビデオカードではアナログ出力しかないのでアナログ接続なのだが、某掲示板の情報だとアナログの接続ケーブルは細くてヤワなので、高級品に替えると画質が良くなるらしい。元々のCRTディスプレイに付属していたケーブルが太くて使いにくそうだったのだが、そちらで接続してみた。ぱっと見た目にはあんまし変わらないような気もするが、良くなったかも、といえば良くなったかも。

 画面はSXGAになって細かくなっているのだが、アナログ接続とは思えないほどくっきりはっきりシャープに出る。調整はオート一発で、明るさや色温度だけを好みの所に合わせただけなのだが、特に不満は無い。近づいてよーく見てみると少しジラジラした感じがすることがあるが、この辺が擬似フルカラー表示によるものなのか、アナログ接続によるものなのかは不明。通常使うレベル離れれば全く気にならない。

正直、ここまでくっきり写るとは思わなかった。これなら無理にデジタル接続にしなくてもいいかも、と思わせてくれる。画面が広くなってIEなんかを複数立ち上げても重なる部分が少なくなったし、いいことづくめである。

 が、喜んでばかりもいられなかった。問題なのは、使えなくなってしまったCRTディスプレイである。17インチのディスプレイは20kg以上の重量があり、どこかに置くにしてもやたら場所を取る。動かないのだから捨てるしかないのだが、PCリサイクル法とかで勝手に捨てるワケにはいかないらしい。液晶ディスプレイを買ったお店で有料でもいいから引き取ってくれればいいのだが、法律上それもできないらしい。TVなら引き取ってくれるのにぃ。なんじゃそりゃー

 じゃあどうやって処分するのかと言うと、メーカーに引き取ってもらうらしい。私の場合はパナソニックのCRTだったからまずパナソニックのお客様ご相談センターに電話(フリーダイヤル)。そもそもココに接続できるのが20時までなので、普段帰りの遅い私は土日にしか連絡ができない。まずここで1週間経過。

 連絡を取って機種を告げると、では郵便局への振込み用紙を送るので手続きをしてくださいという。回収費用も含めてCRTだと4200円+振込み代がかかるらしい。なんじゃそりゃー

 まぁある程度お金がかかるのは仕方ない。しかしその振込み用紙が送られてくるのに4日ほど、家人に頼んで郵便局から振り込んでもらうのに数日。もし独身だったら休みが取れるまで振込み不可能になっていた所だ。なんじゃこりゃー。せめてコンビニでも振込みできるようにしておくれぇ。

 で、振込みしてから所定の用紙が送られてくるまで更に約1週間。更に更にこのCRTを梱包しなければならない。どうせ捨てるものなので結構適当でいいらしいのだが、私の場合は元箱を保存してあったのでそれを引っ張り出してきて梱包した。改めて見てみてもバカデカイ。で、土曜日の昼間に郵便局に電話を入れて、ゆうぱっくのおっちゃんに持って行ってもらった。

 しめてここまで3週間。うまく処理すればもう少し早いと思うが、CRT一つ捨てるのに3週間と4200円+αと多大な手間がかかるのだ。普通の家電のように電気屋さんが引き取れるようになっていれば手間と時間は大幅に減らせるし、集約の方法ももっと効率的になってリサイクルのコストを下げられる可能性もあるのに、これでは面倒くさすぎる。引越し直前とかになるとパニックになること請け合い。もう不法投棄をしてくださいと言わんばかりの面倒くささだ。儲かるのは郵便局だけだぞ。誰だーこんな法律を作ったのはぁっ




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