inserted by FC2 system 最終取材日:2000.09.03

新居浜市市民の森

森をそのまま公園にしてしまったような市民の「森」

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 大きな市にはたいていある「市民の森」。高校に通っていた今治にも上水道施設のあった「市民の森」があったし、お隣の西条市にも結構遊べる「市民の森」があったりします。というわけで、足元新居浜市にも「市民の森」はあるわけだが、実はあまり知られていない、というか、自分が知ったのはかなり後になってのことだった。場所が場所だし、他の公園とかと比べてイベントとかがしょっちゅうあるわけでもなし、ということで目立たない存在なのかも知れない。
 しかし、その分穴場的存在になっていて、桜の季節を除けば比較的空いている公園(公園、と呼んでいいかどうかは不明)といえる。桜の季節に混むかどうかは、行った事が無いので良く分からなかったりする(^^;)。あと、「森」というだけあって、紅葉の季節にもそれなりに楽しめる場所になっています。自然が好きな人にはもってこい。但し、舗装されている所はほぼ無いので、ベビーカーで来るのはかなり不向き。



遊具広場にあるトリム遊具。ちょっと古い 主な設備

 学習館、キャンプ場、トリム遊具、散策道等、原則として自然に親しむような設備となっている。市民の森学習館は、駐車場のすぐ隣り、公園の入り口にある。休みは月曜日(月曜日が祭日のときは翌日)と年始年末(12/29〜1/3)で、開館時間は9:00〜16:30。中は森林に関する資料や展示物でいっぱいであり、小学生ぐらいならかなり興味深く見られるのではないかと思う。市民の森の中での出来事や見つけたものなど、かなり面白く展示してあるので一度は覗いてみる事をお勧めする。





遊具広場のトリム遊具。それなりに数もあるので一通りは遊べる 子供を遊ばせるポイント
 子供を遊ばせるのはもっぱら入り口付近の遊具広場にあるトリム遊具。キャンプ場にもなっているが、土日は実際にキャンプをする人もあまりいないようで、単なる広場として使える。かなり走り回っても大丈夫。木製のトリム遊具は色々あるのだが、2000年現在では、手入れがいまひとつなのが多い様で、中にはちょっと危険なのでは、と思わせるものもある。たぶん大丈夫だとは思うが、遊ばせる前に一度チェックを入れた方がいいかも。
 奥の方には竪穴式住居を再現したものや、休憩所や展望台があるが、全体には山をぐるっと囲んで散策道となっている。山道もそれほど険しいものではないので散歩をするにはいい感じ。山の上の方に行けばそれなりに景色もいい。但し、夏場は当然蚊が出るし、距離も結構あるので体力の無い場合は注意が必要。山道、という所では滝の宮公園といい勝負になっている。



駐車場
 国道から入って数百メートルの所からが市民の森になる。入り口に駐車場が2つあり、合わせて40台〜50台ぐらいは停められる。普段はそれほど混んでいる事がないので、近い方の駐車場に停められる方が多いだろう。駐車場の地面は舗装されていないので雨上がりには水溜まりがある事も。

トイレ
 トイレは公園入り口の駐車場ならびに自然学習館のすぐそばに一つだけある。木造でちょっとせまいが、管理はされているので不潔な感じはあまり無い。山の方には無いようなので、散策を奥の方までする場合は注意が必要。



道案内
 池田の池公園からほどちかく、土居との境側にある。新居浜市街からだと、国道11号線を東に向かって進み、土居に近くなって上り坂にさしかかった辺りに左側(北側)に入り口がある。この辺は喫茶店が何件かあるが、傾いた建物が特徴的な喫茶店、珈琲待夢(コーヒータイム)のすぐ東側になるので、これを目印にすれば良いだろう。入り口に大きく「市民の森」と書かれた看板があるのだが、道路からは見にくい位置になる為、よほど気を付けていないとサクッと見落としてしまう。その気で探せばすぐに見つかるので、迷う事はないだろう。この入り口から数百メートル入った所に駐車場がある。



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