inserted by FC2 system 最終取材日:2000.09.23

国領川河川敷緑地

新居浜市を流れる国領川河川敷に広がる桜

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 新居浜市のほぼ中央を南北に流れる国領川を挟んで両岸に展開される大きな緑地。国領川河川敷緑地だ。南北に細長く整備されており、テニスコート、グランド、陸上競技場を初めとしてかなり広い土地がグランドとして整備されている。土日となれば各種大会やイベントで大勢の人でにぎわうことになる。8月〜9月はいもたきも行われ、7月末の金曜日には毎年納涼花火大会もある。正月には凧揚げ大会もあったりして、イベント会場的な意味合いが強い。但し、子供を遊ばせられる場所は限られており、散歩ルートとしても今ひとつ面白みに欠けると言ったところか。


どちらかというと南端に位置する陸上競技場 主な設備
 適当な地図もないため具体的な紹介はしにくいのだが、南側からざあっと眺めると、多目的グランド数面、陸上競技場、テニスコート(軟式、公式、ハード、クレー等各種)、サッカー/野球グランド、交通公園、と行ったところ。遊具は交通公園に少しだけある。
 東側のやや海よりには市民体育館があり、ここには100円プールで有名な市営プールもある。また、東側の河川敷の上にはスポーツショップや喫茶店もいくつかあり、便利に使える。
 比較的最近、両岸の一番川側にアスファルト道路が整備されたので、車で一度河川敷降りることができれば、それぞれの岸で全てに便利にアクセスできるようになった。東側の方には自転車道も整備されているので、歩いて散歩するにも便利に使える。ベビーカーならこの辺を利用することになるのだろうが、四季の移り変わり以外に特に見るべきものは無いので、桜の季節以外は退屈することは必至
 その桜だが、春先には両岸に植えられた桜が一斉に花をつけ、かなり見ごたえのある景色になる。花見も催されるようだ。

ちょっと見難いけど交通公園。信号や遮断機が動いているのは見たことが無い 子供を遊ばせるポイント
 設備がグランド類中心になっているので、残念ながらこの緑地、子供を遊ばせられるポイントは殆ど存在しない。まぁ河川敷という性質上、グランド以外の設備をなかなか置けないということも関係しているようだ。唯一遊具があるのが北の方の東側にある交通公園。信号や標識などがあるのだが、その南東側に2つだけ、回転遊具がある。モノがモノだけに子供はすぐに飽きてしまうし、雨の後は比較的長い間水溜りが残るので注意が必要だ。
 むしろこの交通公園そのものでローラースケーターをさせたり、信号や横断歩道、標識を見させて色々やらせたほうが遊んでくれそうな気もする。但し、信号類が点灯しているのは見たことがないし、何らかのイベントが行われたと言う話も聞いたことが無いので、この交通公園もあまり活用されていないようだ。管理の問題もあるのだろうが、ゴーカートの貸し出しまでしている小松中央公園の交通公園と比べると雲泥の差である。


駐車場
 一番分かりやすいのは市民体育館の駐車場。体育館のまん前、東側にあり、かなりの台数が停められる。また、労災病院に近い北の端には、一番北側の橋、新高橋から降りられる両岸壁側にそれぞれ駐車場がある。但し、こちら側は地面が土なので雨上がりとかは結構困ってしまう。
それぞれの駐車場からは前出の川べりの道路にアクセスできるので、一度降りてしまい、特にイベントが行われていなければ近場に停めてもそれほど迷惑になることは無い。まぁイベントさえ行われていなくて、河川敷に降りることさえできれば駐車場に困ることは無いだろう。
トイレ
 河川敷という制約上、固定の建物を置くことができないらしく、河川敷には建築現場などで見かける簡易トイレしかない。もちろん水道も無い。テニスコート、陸上競技場、中央付近のグランド辺りに、それぞれ置かれているが、正直なところ子供を連れて入られるものではない。少し足を伸ばせば体育館のトイレを利用することができるが、基本的にトイレはまともなものが無いと思っておいたほうが正解。


道案内
殆ど道案内をするまでもないと思うが、一応。
新居浜市のほぼ中央を南北に流れる川、国領川の河川敷に広がる。国道11号線から来るなら、堺筋(楠木大通)を北進して、ほぼ突き当たりの昭和通りまで進み、右折して新高橋から河川敷に降りるのがわかり易いだろう。労災病院を目指してくればまず間違いない。7月末の花火大会のときもここに駐車場が用意される。新高橋まで来れば、東西お好きなほうの河川敷に車で降りることができる。体育館付近に行く場合は、そこから東側の側道(かなり狭い)を通って少し南に行けばよいが、平和通(市役所通り:楠木中央通りからだと、歩道橋のある大きな交差点を東に)から北進して来た方が入りやすい。


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