玄の館パソコンの部屋〜SONY VAIO Pro11 inserted by FC2 system
使い勝手の良い11インチ。でもオプションも必須

ノートPCの最終形態

SONY VAIO PRO11 オプション編


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 2013年夏。気になるノートPCが発売されていた。しかし、発売されたばっかり、しかもフラグシップ系の機種となると、それなりの値段がするし、昨年VAIO Sを買ったばかりだった。買うつもりは無かったのに、買うための理由ができてしまったのだ…。そして、色々使い勝手を改善するために、追加の物欲物質は増え続ける…

同時購入したシンプルなHDMI-VGAアダプター。取扱説明書もほとんど無いに等しい状態だったので、よく分からない… 同時購入したシンプルなHDMI-VGAアダプター。取扱説明書もほとんど無いに等しい状態だったので、よく分からない…
同時導入した必須オプション達  2014年5月5日(導入2013年8月)

最初にも書いたが、今回のVAIO Pro、これだけの機能を相当な薄型&軽量ボディに詰め込んでいるため、省略されてしまったインターフェースがいくつかある。個人的には必要なので省略されたのが非常に残念だったのだが、この辺はオプションで補うしか無い。具体的には、アナログRGBと有線LANコネクタだ。

アナログRGBコネクタは、ビジネスでプロジェクターなどに接続するときは未だにアナログRGBが主流だ。HDMIに繋ぐのはまだまだ普及していない…。この辺はSONYも少しは考えているようで、純正のオプションでHDMI-VGAアダプターが売られている。価格的にもたいしたことは無かったのでシンプルなこのアダプターを導入した。モバイルプロジェクターで使うためにも必須アイテムだったりする

 が、音に関してちょっと困ったこともあった。このHDMI-VGAアダプターを使って外部ディスプレイにつなげてしまうと、音が全く出なくなってしまったのだ。HDMIは音声信号も同時に送るため、そっちに音を取られてしまった形だ。このオプションのHDMI-VAGアダプタは音声出力(ヘッドホン)端子が無いため、HDMIに音を取られてしまうとどうしようも無くなる…ということは、アナログRGBのプロジェクターとかでDVDを大画面で見るのは無理…?

 困った、これはSONYに文句を言ってやろうと思い、似たようなことで困った人がいないかまずはWebで少し検索してみた。しかし、文句を言っている人は見当たらない。はて、妙だな?と思ったら、SONYの本家のページ。VAIOのHDMIと音声のヘルプが引っかかった。(…今探したら見つけられなかった…キーワード忘れたぞ)

 このヘルプ(FAQ)は、逆のパターンのヘルプで、VAIOからHDMIを使って液晶TVに繋いだ場合に、TV側から音声が出ない場合(本体側からしか音が出ない)というものだ。見てみると、音声のプロパティを、アナログ出力からデジタル出力に変えてやれば良いという。

 む、ということは、同じようにHDMI-VGAアダプタを繋いだ時に、音声のプロパティをデジタルからアナログに変えてやれば、本体から音が出るかもしれない。スタートバーのスピーカーインジケーターを右クリックして「再生デバイス」を選ぶと、サウンドのダイアログが出る。HDMI-VGAアダプタを繋いだ状態でこれを見ると、HDMIが選択されている。ここで「スピーカー」を選び、「既定値に設定」としてやると、はたして本体スピーカーから音が出るようになった。

 やれやれ、である。HDMI-VGAアダプタにはハードウェア的な説明書しか付いてこなかったので、この辺はこうした設定面も含めたちゃんとしたマニュアルを付けてほしいものである。

シンプルなUSB-LANアダプタ これまたシンプルなUSB-LANアダプタ。本当は無い方がいいんだけど…こちらは特に問題無し。
 もうひとつは、有線LANコネクタ。VAIO Xでは折りたたみ式のスマートなコネクタが内蔵されていたのだが、これが無くなった。これまた出張とかでホテルに宿泊した場合、無線LANが整備されていないことも多いため、有線LANが必須となることもある。この場合、USB-LANアダプタを導入すればいいのだが、これはサードパーティーのものを選んでみた。

 導入したのはBUFFALOのLUA3-U2-TAXというものだ。基本シンプルな形で格安。インターネットへの接続が第一なので、速度もGBEである必要は無く、100Base-TXだ。ケーブルも一体化できるので、出張用のポーチに入れても邪魔にならない…というか、本来はこんな付属物を別に持ち運びたくはないんだけどね…。

 こちらは特に問題無く使えている。出張先で本体に繋いだり外したりするのは若干面倒だが、考えてみたらLANケーブルは結局接続しなければならないので、それほど大きく手間が増えるわけでは無い。無い方がいいんだけど、まぁ、しゃあないか(^^;


トータル100GBも行けるBlu-rayポータブルドライブ 小型で安価ながら、性能的には4層100GBまで行ける実力はのBlu-rayポータブルドライブ。まだバックアップ用途ぐらいしか使っていないのでちょいともったいないが、安くなったもんだ。
結局必要な必須オプション、その2  2014年6月21日(導入2013年8月)

 Blu-rayドライブはVAIO Xの時と同様に、外付けのものを導入した。いや、VAIO Xのとき、2010年当時は外付けのBlu-rayってのは一般的では無かったので、この辺もグレードアップしている。今となってはBlu-rayのポータブルドライブでもずいぶんと安く導入できる。少し探してみたが、ここはやはりBUFFALOのBRXL-PC6VU2というヤツにした。amazonで見ると、何故かこれのホワイトモデルだけが安かったので、特に色にこだわりの無い私は必然的にホワイトを選択。6千円ちょいだ。重量は340g。軽くは無いが、BD-RXLも書き込みできる。4層だと、なんと100GBだ。すげえ。このスペックでこの値段であれば、まぁ十分だろう。

 例に寄って最初のバックアップもこのBlu-rayドライブにすることで、通常数枚かかるところが1枚で済んだ。いつものパターンだ。となると、また数年後にノートPCを変更(…いや、ノートPCであるかどうかも分からないが…)したときは、まだBD-Rが有効なバックアップ手段なんだろうか。もう、予想は付かない…。

 USBは未だ2.0接続だが、恐らくそのうちUSB3.0接続のモノが出てくるだろう。一つ面白いのは、このドライブ、USBケーブルが二本生えている。一本の短い方は普通の接続用だが、もう一本は電源が不足したときのブースト用だ。ブースト用の方が長いケーブルになっているところが面白いが、いずれのケーブルも本体にぴったり収納できるように溝とコネクタが収まる様になっている。収納時にはケーブルが邪魔になること無くスッキリするわけだ。よく考えられている。


貼るのはちょっと面倒だったけどしっかり貼れた 11インチ対応の中では比較的安価で、しかも非光沢になる保護フィルムで、結構いい感じだった。なんと言っても指がかりがスムーズになったのはいい。
タッチならでは欲しい保護シート

 VAIO Proのディスプレイはタッチパネルなのはいいのだが、光沢ディスプレイになっていて、結構光が反射する。確かにディスプレイはちゃんと明るいし色合いもしっかりしているのだけど、光が反射するのは完全には防げない場合もあるので、まぁ、ガマンできなくもないかなぁ、というレベルだ。しかし、もっと問題だったのは、その光沢画面に指が引っかかりまくると言うことだった。

 つるっつるの画面であれば、タッチパネルで操作しても指が引っかかるなんて事は無いかと思ってたのだが、実はこうしたテカテカの場合の方が苦労するというのが判明した。まぁ、ガラス面に、少し汗かいた指を滑らせる(というか、ひっつける)イメージをしてもらえばいいだろうか。湿り具合が絶妙だと、スムーズにフリックなんてできなくなってしまうのだ。

 こ、これはいかん。何とかしなければ、ということで結局ディスプレイの保護シートを貼ることにした。元々購入時のオプションで保護シートがあるので、そこで頼んでおけば貼って出荷してもらえるため、普通はその方が良いのかも知れないが、もう買っちゃったのでここは別売り品を買うしか無い。調べてみると発売したてのVAIO Proでもいくつか種類がある。それぞれに値段も高かったので「しまった」とも思ったのだが、一つ安いのがあった。

 レイ・アウトの「さらさら気泡軽減防指紋フィルム 1枚入[反射防止タイプ]RT-VP11F/H1」というヤツだ(長い名前だな…)。アンチグレア仕様で反射防止になるし、なにより「さらさら」仕様で、指滑りが良くなりそうなのと、価格がほぼ1000円と、他の種類の半値近い値段だったので、迷わずコレに決めてしまった。到着してから、実は画面全体を覆うのではなく、ディスプレイが光っている部分だけを覆う部分覆いだったと気がついたが、まぁ、仕方ないだろう。

 実際に貼るときは少しコツが必要だが、特に難しいモノでは無い。説明に従って貼っていけばなんとかなる。仮張りをした後、慎重に粘着面をはがして少しずつ貼っていき、最後に表面の保護シートを外して完了。なんだ。簡単じゃん。そして、表示画面だけを覆う形なのでかなりかっこわるいな−、と不安だったのだが、色が付くわけでは無いので思いの外、目立たない。そして肝心な指さわり心地は…おお、完璧〜。さらっさらになっているので、フリックとかがすごくしやすくなっているし、指紋もほとんど付かない感じ。やっぱり保護フィルムは必要なのねん。



分解に苦労したが、ここまでくれば後はなんとかなるVAIO Pro11のSSD交換 メインメモリは増強できないけど、SSDの交換でもうしばらく使える目途の立ったVAIO Pro11
まだもう少し使いたい VAIO Pro11  2020年10月 SSD交換

2020年の夏、色々悩ましいことがあった。新型コロナの影響でテレワークになってデスクトップPCをリフレッシュしたのはそうなのだが、ノートPCも活躍の場が広がっていた。ひとつは火星接近だ。火星接近を期に、いまひとつ活躍できていなかったCMOSカメラ、ASI183MCを使って拡大撮影をやったりしていた。この時大活躍するのがノートPC、VAIO Pro11なわけだ。しかし、さすがにこのノートPCも2013年に導入してから7年間も使っていると、あちこち古くなってくる。Windows10に変更してとりあえず使えるのだが、いかんせん力不足の感は否めない。

そもそもメインメモリーが4GBで増設不可なので、ストレージがSSDとは言え、いまひとつ速度が足らず、あちこちひっかかる感じがしてきていた。そもそもSSDも256GBなので、あれこれ使っていた今となってはちょっと足りないのだ。

メモリが増設できないのでこのPCもそろそろ…と思ったのだが、どうせ処分するのなら、ネットで悪い事(すなわち改造)をやっている人がいないかな…と思って探ってみた。そしたら、見つけてしまった。どうやら、さすがにメモリを増強することはできないようなのだが、SSDはシリアルATA接続ではあるものの、交換することでかなりパフォーマンスが向上する、というものだ。

M.2タイプのシリアルATAのSSDだと、ものにもよるが、500GBクラスで6千円〜8千円ぐらいで買える。2013年購入当時のSSDと比べるとかなりパフォーマンスもアップしているようで、交換することで体感できるほどの速度アップと、容量増加が期待できるわけだ。1TBぐらいまで増強する手もあるけど、そこまで投資するか…というのもあるので、今回は恐らく必要十分であろう500GBで手を打った。そもそも装着の関係で、チップが片面実装でなければならない。500GBならその辺が確実だったので、そうしたというのもある。

購入したのはWesternDigitalのWD Blue WDS500G2B0B-EC(SSD500GB)だ。amazonで7千円ほど。ただ、これをそのまま入れてWindows10を入れ直したのだと、色々再インストールが面倒なので、外付けケースを購入して、SSDの中身のクローンを行って、パフォーマンス「だけ」をパワーアップすることにした。OSやソフトはそのまま使うという算段だ。ケースはamazonで手ごろなものを探してみた。ELUTENG M.2 SSD ケースというのが2千円弱で手ごろそうだ。これもSATA接続だからなせる業で、もしMVMeのM.2接続だったら外付けケースも一気に5千円ぐらいになったりする。なかなか難しい。

ブツが揃ったらまずはクローンの作成だ。購入したSSDをケースに入れて、USBでVAIO Pro11に接続し、フォーマットする。それからクローンソフトを立ち上げる。ソフトは、WesternDigital専用のクローンソフト、「Acronis True Image for Western Digital」である。

コイツは少し癖があって、パターンによっては詰まってしまうことがある。実際HDDからSSDにクローンする際に何度かひっかかって苦労したことがある。ポイントとしては
・メーカー系のPCは、BIOSでセキュリティブート系を全て外しておく
・クローンソフトでセクター異常が検知されてうまく行かない場合、やり直す
 (前のダイアログに戻ってやり直す)
・それでもエラーになっている場合は、無理に進まず、chkdsk ドライブ: /fで異常を回避する
 (リブートとその後のディスクチェックに時間がかかるので注意)
 この時、「Acronis True Image」をアンインストールして、インストールし直す
 これをしないと、いつまでも「エラーがあるのでクローン出来ません」になる
 この辺、どこかにデータを保持していて、それが消されないのだろう。アンインストールしなくてもいい方法がありそうな気がするが、とりあえずインストールし直すのがいいみたい。

…と、まぁハマってしまう要因はいくつかあるんだが、実は今回のVAIO Pro11からのクローンについては、あっさり終了した。元もSSDなので、エラー類はしっかりチェックされていたと考えていいだろう。ここまで準備ができたら、解体&交換だ。ここは先人たちの知恵をかりてなんとかなった。>この辺の情報とかを参照に、まずはVAIO Pro11を分解していく。分解と言っても裏蓋を外すだけだが、ゴム足の下にあるネジを探すのはとにかく、カラ割りするのに難儀した。適当な治具を持っていなかったので、ペットボトルを切り取って適当なプラ片を作ってなんとかしたのだけど、結構固いところがあったりしてなかなか開いてくれないのだ。まぁ、焦っても仕方がない。少しずつ、少しずつ、一つずつツメを外していって、なんとか開くことに成功した。

上が交換前、下が新しいSSD 上が交換前の256GB、下がケースに入れた状態だが新しい500GBのSSD。ここまで来れば入れ替えるだけなので簡単
開けてみれば後はそれほど難しい話は無い。写真の上が元から付いていたSSDで、SAMSUNGの256GBSSDだ。下のはクローンが終わってケースに接続したままの交換用500GBSSDだ。装着は簡単で、ネジを外して入れ替えるだけ。後、裏蓋を付け直すのが大変なぐらいだ。特にSDカードのスロット部分はフタがうまくいかなかったり、ヘッドホン端子部分がうまく装着できていなくてプラが膨らんでしまったりと、実は2回ぐらいやり直してたりする(^^;;

なんとか装着&裏蓋復帰が完了して、立ち上げてみた。クローン状態なので画面もそのまま出てくるが、256GBから500GBになっているので、容量は余裕がかなりある。しかも、動きがかなり早い。SSDのパフォーマンスが7年前と違ってかなり上がっているので体感的にも速くなっている。いいぞぉ。おっと。クローンソフトは忘れずにアンインストールしておこう。

メモリ増強はできていないので絶対的なパフォーマンスはそれほど変わらないのかもしれないが、CMOSで長時間の動画を撮ったりとか、大容量のファイルをやりとりするにしても、かなりストレスが緩和したかと思う。しかも、外した256GBのSSDを外付けのSSDとして使えるので、データのやり取りもこれを介することでかなり便利になったのだ。やってみるものである。これでもうしばらくはこのVAIO Pro11を使っていてやれそうだ。

実は、あと一つ問題があった。外したSSDのフォーマットだ。そのままだと、OSのバックアップエリアなど(回復ボリュームが二つもある…)も含めて、普通の管理画面ではアクセスできないエリアがいくつかあった。それを残したままフォーマットしても使えるのだが、なんとなく容量を損している感じがして悔しい。調べてみると、diskpartコマンドで消去できるらしい。この辺を使ってスッキリしてフォーマット。フルに使えるようになった。

実は、この交換直前に惑星撮影をしたデータがデスクトップフォルダに残っていたのだが、それが外付けからではアクセスできない(解除する方法はあるらしいのだが…)ので、最終的にそのままフォーマットしてしまった。この辺、マイドキュメント系でない、通常のフォルダに保管しておけばよかったかなと反省。まぁ、仕方ないかな。



 
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