玄の館パソコンの部屋〜IBM Think Pad iSeries 1620 inserted by FC2 system

IBM Think Pad i Series 1620

ついに購入したノートPC。IBM Think Pad iSeries1620。ウルトラベースX2を付けた状態
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 21世紀に入って、とりあえずモバイルをしたいと思っていたのだが、苦節半年、物欲を徹底的に押さえながら、なんとかノートパソコンを手に入れることができた。せっかく手に入れたノートパソコンだから、とことんまで使い尽くして元を取る、いや、ホームページのネタにしていきたいと思う。

機種決定→購入 2001年5月2日

ようやく手に入れたノートパソコン、IBM ThinkPad i Series 1620。付属部品一式  ノートパソコンを色々物色していて、かなり絞込みはできていたのだが、やはり最終的に問題となるのは価格。自分の欲しい機能と価格とのバランスを見ながら、安い機種を探していた。最終的にはSONYのVAIOなんかも結構候補に上がってきていたのだが、GW直前。思いのほかIBMのThink Pad iSeries 1620(以下TP1620)が安くなってきていたので、にわかに購入の目処が立ってきた。

 4月末の時点で資金がかなり用意できていたということもあるのだが、それでも実際に購入できるのは夏のボーナス以降かと思っていた。んが、価格.comを見ていたら、思いのほかTP1620が安くなっていることに気がついた。それまで17万円を切ればいい方だったのが、一気に16万円を切ってしまっているのである。これなら小遣いをいくらか前借すれば購入可能となっていた。

 おりしもゴールデンウィーク(以下GW)直前。休みに入る前に発注するなら今だし、うまく配達してもらえればGW中に遊ぶことも可能。ほかのライバル機についてはそれほど安くなっているような感じはしていないので、これなら購入しない手はない。逆に、狙いを定めている旧機種、2661-2CJ(Celeron500MHz、CD-ROMドライブを内蔵したウルトラベースX2付属)はどうやら投げ売り状態のようで、どこを見ても特価品。この機を逃すともうこの価格では手に入らないかもしれない(機能はアップした新製品が出るかもしれないが、価格はどうなるかわからない)ということで購入に踏み切った。実際に発注したのは4月の28日。この日の最安値で155,000円だった。消費税、送料、代引き手数料を込みにしても165k円以下。これでノートPCが買えるのだから悪くない話のハズ。将来にわたってどうかは不明(^_^;)。

 購入したのはWINKというお店。特価品ということなので、初期不良が発生したとしても修理扱いになるし、連休直前なのでもし不具合があったとしても処理は連休明けになる、という条件付きだった。ま、それでもこの値段はいかんともしがたい。トラブルがないことを祈りつつ発注。28日の朝一番に発注して、到着したのは29日の午後、かなり早い到着で、いそいそと確認してみたが、とりあえず問題点はないようだ。液晶も当日確認した限りではドット抜けらしきものは見当たらない。いいぞぉ。

 とにかく手に入れたIBMのThinkPad。届いた箱はいかにもノートパソコンらしく、コンパクトで思っていたよりもかなり軽いものだった。昔、一度だけ購入したことのあるノートパソコン(というか、ブックタイプパソコン)だったEPSONのPC-286Bookは、本体だけで5kg近くあったと記憶しているので、この1.6kgのノートPCは相当に軽く感じる。箱の中身は本体、ウルトラベースX2、バッテリーやその他付属品類。付属ソフトが多い割にはプリインストールされているものが少ないのでHDDは空き容量が多いし、最近の傾向ではあると思うが、マニュアル類は殆どオンラインになっているので紙のマニュアル類は思ったより少ない。付属ソフトは意外といっぱいあってどれをインストールすると便利か悩んでしまう。

 とりあえず不満らしきものは見当たらないのだが、色々使っていくうちに問題点や不満も少しずつ(いや、一度に?)出てくることだとは思う。しばらく使いながら色々レポートしていきたいと思う。このスペックが出たのは既に半年以上前の話になるのだが、スペックは変わってもTP1620シリーズは筐体をほとんど変更せずに新機種となっているので、レポート自体もそれほど古臭いものにはならない…ということにしておこう(^_^;)。


本体印象 2001年5月3日

本体のみを持ってみた。片手で十分。バッテリー部が手前にあるのが少し残念だが、結構持ちやすい  箱から出してみて色々触ってみたが、やはり約1.6kgという軽さは思っていたよりも軽くて薄い。ウルトラベースX2を使うと、+1kg、厚みで倍ぐらいになるが、それでも2.5kgぐらいで収まるので、持ち運ぼうと思えば十分可能なレベルである。使っている場合や場所によって大きさや重さの印象は異なってくると思うが、やはりこの大きさはデスクトップの代替として使う分にはギリギリの小ささ、持ち運ぶにしてはギリギリの大きさということになる。逆にいうとどちらにも使えない中途半端な?マシンにもなりかねないが、個人で使うギリギリの選択としては悪くないと思っている。

 厚みはこのサイズのパソコンとしてはある方ではないかと思うが、手で持ってみるとかなり気持ち良くもてる。特にバッテリー部が持つ部分になるようになっているので、モールドされており、バッテリーの丸みと合わさって絶妙の持ち具合を感じることができる。本体を裸でつかんで持ち運ぶことはそれほどないとは思うが、やはりその辺まで考えて作られているのは好感が持てる。

 但し、VAIOをはじめとして、良くあるバッテリーが本体の後ろの方に付いているのではなく、手前に付いている。通常この部分が一番重いので、下の方にするのだが、そうしようとすると一度持ち替えなければならない(右手で液晶を閉じて、左手で本体奥を掴み、そのまま左手で抱えるのが一般的かと考えるのだが…)。こんなことを考えるのは私だけかもしれないが、このバッテリーの配置には何か深ーい訳があるのだろうか。

 ディスプレイは12.1インチのXGA。小さすぎることはないので視認性はまぁまぁだが、液晶の可視範囲(角度)が思ったより狭いようで、正面から両目で見ていても、端っこのほうは見え味が変わってくる。この辺はいたしかたないのかもしれないが、液晶の角度をしょっちゅう調整しなくてはならないとか、目が疲れやすいとかの問題があるので、少し物足りないところではある。明るさは十分なのだが、バッテリーモードでできるだけ暗い状態にしてしまうと、やはり視認性が悪くなる。逆に明るくするとコントラストが弱いせいか、全体が白っぽくなってしまうことも。他のマシンと比べて悪すぎるわけではないが、液晶だけはあまり褒められたものではないのかも。ただ、自分のマシンでは今のところドット抜けは皆無。最近ではドット抜けがある液晶そのものもそれほど見たことがないので、この辺は当たり前か?

 気になっていた液晶裏の強度だが、これがまた思ったより弱そうな感じだった。Ti配合複合プラスチックなので、比較的強くて、色合いも非常に渋い。光の当たり方によって黒っぽくも白っぽくも見える辺りがヘタな塗装や表面処理をしているよりずっとカッコイイのだが、押すと凹む。この凹み方が他のマシンと比べてどれぐらい許容できるものかどうかは比較対象が手元にないので何ともいえないが、以前店頭で触ったVAIOはもう少し強かったような気がする。やっぱマグネシウム合金かなぁと思ってしまう。底面はマグネシウム合金なのでこちらはむちゃくちゃ頑丈。適材適所なのだろうが、天板はもう少し頑丈になれば…。


キーボード 2001年5月4日

インターフェイスのキモになるキーボード。作りはしっかりしていて結構打ちやすいのだが、Fnキーの位置だけ気になった  キーボードは定評のあるThinkPad独特のもの。パンダグラフ構造で、少し押し込んだときに「ぐりっ」とした感触のあるIBMらしいキータッチを実現している。個人的には好きだが、少し抵抗が大きいという人もいるかも。デスクトップで愛用しているSpace Saver2よりは抵抗が小さいし、キーを押し込んだときのストロークが安定しているのでこちらのほうが使いやすいと感じることさえある。最近はこのSpace Saver2のキーの一部が押し込むときにやたら引っかかるようになったのでよけいそう感じるのかもしれない。

キーを押したときの音は「どすどす」と言った感じで、適度に静かなのだが、なぜかリターンキーだけは「パチン」と音がする。確実に押したことがわかるのはいいのだが、静かなところで使っていると少し気になる。そういえば、会社で打ち合わせをしていたとき、打ち合わせ相手の人がIBMのThinkPad i1124(B5サイズの小型)を使っていたけど、同じようにリターンキーを押すのがやたら気になった(パチンパチンと音がする)のを覚えている。

 キー配列はWindowsキー等を廃したすっきりしたデザイン。キーピッチも十分あるのでタッチタイピングには不自由しないのだが、ひとつだけ気になった。ノートPC特有の「Fn」キーが一番左下に配されている(写真の左下の青い文字のキー)。確かに普通はこの辺にあるのだが、自分は「CTRLキーは左SHIFTの左下」と指が覚えているので、IMEの変換をするときについついこの「Fn」キーをCTRLキーの代わりに押してしまうのだ。「Fn」キーそのものは押しただけでは悪さはしないのだが、意図したとおりに変換が行われない。調子よく書いているときはちょっとイヤになることがある。少し慣れればそれほどでもないのだが。

 少し気になって調べてみると、各社のノートPCで、この辺の配列が微妙に異なるようだ。少なくともSONYと東芝は「CTRL」キーが一番左下、「Fn」キーがその右側となっている(私は会社でSONYのVAIOコンポのミニキーボードを使っていることもあり、こちらの配列のほうが自然)。ところが、今使っているIBMのThinkPadと、NECのノートPCは「Fn」キーが一番左下で、その右側にCTRLキーが配列されている。各社の思想もあるのだろうが、どっちかに統一して欲しい(^_^;)。

 トラックポイントは予想以上に使いやすいデバイスで、はじめのうちはボタンを押すのにスペースキーや中央のスクロールボタンを押し間違えたりしていたのだが、慣れればかなり自然に操作することができる。タッチパッドはあまり操作したことがないのだが、少なくともトラックポイントの方が自分にあっていることは確か。ただ、マウスに慣れてしまっているので、ドラッグ&ドロップなんかは少し面倒。やはりトラックポイントの方が操作に時間がかかってしまうのだが、むしろマウスだけでなく、積極的にキーボードの方を利用してメニュー操作等をするようにしたほうが結果として高速なオペレーションができるようになるのだから、その辺を練習したい。

 その他の特徴としては、アプリケーションショートカットキーが3つ付いている。今のところ特に割り付けていないし、使うつもりも無いのだが、電卓等に割り付けておくと結構便利かもしれない。あと、カーソルキーが少し右下になって独立しているところもポイントが高い。このカーソルが他の通常キーとくっついていると、やたら使いにくかったりするのだが、このThinkPadはそんなことは無い。ついでにPageUp,PageDwonキーも独立して使いやすい位置にあるので、結構便利かも。


ウルトラベースX2 2001年5月5日

右側が付属してきたウルトラベースX2、FDDとCD-ROMが内蔵されている。合体すると厚みは約2倍となる  このThinkPad iSeries 1620の特徴の一つがこのドッキングステーション、「ウルトラベースX2」だ。どの辺が「ウルトラ」なのか良く分からないが(^_^;)、名前が長いので以下「ベース」とする(略しすぎか?)。この価格(税抜き155000円)で、これだけのベースが付属してくるのだからあまり贅沢はいえないのかもしれないが、思っていたより機能が少ない気もする。

 このベースを合体させることで増強される機能としては、24倍速CD-ROMドライブ、FDドライブ、ステレオスピーカー、そしてパラレル・シリアル・外付けキーボード&マウス(コンボ)の各コネクタ1つずつだ。電源コネクタも付属しているが、本体の電源コネクタとは排他使用となる。

 実は本体と排他使用になるのはこの電源だけで、ドライブ類を除けばベースにくっつけてコードの接続が楽になるのはパラレルとシリアルと外付けキーボード&マウス(PS/2)だけだ。現在デスクトップでは、キーボードを除くいずれのコネクタもUSBに取って代わっているため、私の場合は殆ど魅力は無い。こういったベースの使い方としては、外でモバイルして、帰ってきてベースにドッキングさせると色んなコネクタ類は一気に接続されて即デスクトップ状態となる、というのが理想のような気がするのだが。

 今のデスクトップと同じ様にしようとすると、少なくとも「USB」「ディスプレイ」「LAN」「phone」「Line Out」はわざわざ本体の方にそれぞれコードを接続してやらなければならない。この辺のコネクタがベースの方に(本体と排他で)あれば相当便利になるはずなのだが、贅沢だろうか。ま、CD-ROMとFDD、電源がウルトラベースにガチャンコするだけでホットスワップで使えるようになるのだから、それだけでも便利と言えば便利なのだが。

 ドッキングするには、まず手前に押し当てて、後ろ側を「ぐいっ」と押し込む。するってえと「かちゃん」という感じで入って、ホットスワッププログラムが動いて10秒前後でCD-ROMとFDDが使用可能になる。スタンバイ状態のときは次回レジューム時に使用可能になるというわけだ。んが、この「手前に当てる」のに手ごたえが殆ど無く、うまく合わせにくい。後ろを押さえ込むときも思ったより力が必要で、初めのうちは何度か失敗していた。

 外すときもホットスワップが可能で、ベース手前の灰色のボタンを押すとこれまたホットスワッププログラムが動いて、数秒〜10数秒で取り外し可能となる。この灰色ボタンを押さずに外そうと、アンドックレバーを動かそうとすると「ピー」と警告音が鳴って知らせてくれる(ロックがかかっているわけではないので無理やり外すことは可能)。これはスリープ時も同様に警告音が鳴るので確実だ。スリープ時でも灰色ボタンで取り外し要求をしても自動的にレジュームして動作し、勝手にスリープ状態に戻ってくれる。なんか感心してしまう(^_^;)。

 アンドックレバー(左右合計2本)をぐいっと引き込むと、「ぐわしゃん」という感じでアンドックされる。このレバーは電気的な接点も持っているせいか、かなり精巧に作られているような感じで、操作感はかなりスムーズでサイバーだ(^_^;)。

 ベースはCD-ROMやFDDを一体化してくれるので便利そうなのだが、合体すると厚みはほぼ倍になるので、キーボードは少し使いづらくなる(上になってしまうため)。ま、慣れの問題だとも思うが、薄型一体モノよりは使いにくいだろう。ただ、重さも1kgを切っているので合体させたまま持ち運ぶことも可能だ。ちなみにACアダプタは写真右上にも写っているヤツ。他社製品に比べると少し大きいらしいが、それでも個人的には十分な小ささではある。

 CD-ROMドライブはウルトラベイ2000というのに入っているのだが、これまたホットスワップ可能で、CD-RWやDVD-ROMドライブに交換することも可能だ。ただ、ウルトラベイ2000デバイスはオプション扱いで、結構高価だったりする。したがって、ドライブ交換はお金が許せば、の話となる(涙)。

 デザインは上が広くて下が狭くなっているシャープな感じのもの。本体の同等のデザインを踏襲した形になっている。見た目はカッコイイのだが、実はこれがあまり使いやすくない。本体に隠れてCD-ROMやFDDのボタン類が見えにくくなっているし、操作しにくいのだ。使用頻度は少ないとは言え、あまり感心できるものではない。同様にドッキングしてしまうとPCカードスロット、コンパクトフラッシュスロットもかなり操作しにくくなってしまう。私の場合はPCカードでLANを繋ぐつもりがあるので、この辺はかなり悔しい。

 内蔵のステレオスピーカーはなんとなく申し訳程度に付いているだけのような感じで、あまり迫力はない。無いよりマシ、といった程度か。しかもドッキングしただけでは本体の右に付いているモノラルスピーカーはミュートされないような感じ(確認したわけではない)で、音場がやや右に寄った感じに鳴ってしまう。うむむ。

 色々書いたが、ドッキングステーションというコンセプトは悪くないのだが、完成度がイマイチのまま終わっているという感じだ。ベースのデバイスを増やすとコネクション用のピン数が増えて故障の原因になったりするので、難しいとは思うが、利便性を考えるともう一歩と言ったところか。同じコンセプトを元に「ウルトラベースX3」なんてのが出てくる可能性もあるのだろうが、上記コネクションの問題もあるだろうから、本体も含めてシリーズは別物になる可能性の方が高い。それでもいいから、IBMには頑張って欲しいと思う。SONYのVAIO R505シリーズの完成度が高いだけに、余計そう思ってしまう。


ソフトあれこれ 2001年5月8日

付属のソフトは、Office以外はまとめて3枚程のCD-ROM(Officeパッケージの上にのっかている)に収められている  ←写真(使いまわしです。手抜きです(^_^;)の左半分に並んでいるのがソフトのパッケージ類。CD-ROMにまとめてあるのでパッケージングはそれ程多くない。
 まずはじめに立ち上がるのはWindowsMe。昨年出たコンシューマー向けのPCだから、WindowsMeが付属してきているのは当たり前といえば当たり前なのだが、Celeron500MHzでメモリ64MBでは、少々荷が重いことも確か。しかも、ドッキングステーション等で頻繁にホットプラグ・アンプラグを繰り返す条件で使われるだけあって、安定性には少々疑問が残る。実際に使用してみて1週間ほどで何度もハングアップ等に遭遇した。

 使い方が慣れてきて使う用途が安定してくればハングアップしない条件を見つけ出して少しずつ安定させることもできるのだが、正直なところMeでは少々無理があるかと思っている。早いところWindows2000の環境に持っていったほうが良好だと思うし、ネットで見た話では、サスペンド等の動作が速くなるらしい。本体のヘルプの中にもWindows2000の導入方法が書かれていたりして、カタログでも動作OSとしてWindows2000の名前があるのだからとっとと導入してしまえば安心なのだが、いかんせんメモリが64MBだけでは重くなりすぎるだろうことは想像に難くない。ここはひとつ、メモリ増設ができるまでとりあえずじっと我慢で使い続けるつもり。ま、ハングさえなければWindosMeも悪くないんだけどね。

 付属のソフトはMicrosoftのOffice2000 Personalがメインで、その他にも色々付属しているのだが、いっぱい入っているインターネットのサインアッププログラム以外は殆ど付属のアプリケーションCD-ROMに入っていて、HDDの中には入っていない。これはこれで歓迎することではあるのだが、インストールしなければならないのは少々面倒ではある。自分に必要なソフトは何か、選んでインストールすることになる。

 それでも、付属してくるソフトはざっと挙げるだけで筆ぐるめ、乗り換え案内、プロアトラス、デジカメの達人、翻訳の王様、メールの王様、Pana DVスタジオ、ホームページ・ビルダー、CD革命Virtual、PostPet、Virus Scan、等々。かなり盛りだくさんではある。これだけあれば等分困りそうにはないのだが、やはり使い慣れたソフトの方が良い物もあるし、あまり必要性を感じないものもあったりする。選んでインストールできるのはやはりありがたい。

 この他、フリーソフトやシェアウェアなど、普段自分が使っているソフトをインストールするのだが、いつもの新規構築の場合だと、データHDDにこの辺のソフトをバックアップしておいて、それからインストールするのだが、今回はまったく異なるマシンということで勝手が異なる。LANとかでつながっているのならファイルの転送も楽なのだが、実際はFDDかCD-Rでファイルのやりとりをしなければならない。思っていたより手間だった。

 付属ソフトでインストールを選んだのはCD革命Virtual、乗り換え案内、デジカメの達人2000、そしてOffice2000 Personalから BookShelf Basicだ。BookShelf BasicはCD-ROMで運用することが基本設定になっているので(少なくともインストール時にHDDにデータをセットアップできるオプションは見当たらなかった)、本体だけで運用するときには Virtual CDが必要になってくる。

 ところが、実際にVirtual CDを導入するのにも結構面倒だったりする。ソフトウェア的にCD-ROMをデバイスとして取り込むのだが、ハードウェアの設定よろしく、何度もリブートを強要される。一度インストールした後も、ドライブレターを増減したり変更したりするたびにリブートしなければならず、まともに動くまでにええかげんイヤになってしまった。んが、一度使い始めるとこれがまた恐ろしく便利

 普段しょっちゅう出し入れするであろう辞書やゲーム類のCD-ROMをバーチャル化しておけば、CD-ROMドライブが繋がっていなくても、更にはCD-ROMが無くてもそのソフトを実行できるのはかなり便利。イメージファイルを複数持っておいて、数台のバーチャルドライブにそれぞれセットすればOK。オートランまで忠実にシミュレートされているのでびっくりしてしまった。最近はこの手のソフトでDVDまでイメージファイルにしてしまうのもあるらしいが、それでDVD映画を見る、ってのは無理なんだろうなぁ。

ケースはやっぱり…? 2001年5月17日

簡易インナーケース200円也の中に収まったThinkPadi1620とそのACアダプター。使い勝手は今ひとつ  さて、使い勝手や主な使い方もわかってきたところで、実際に持ち運んで使ってみたくなるってのが普通だろう。B5ファイルサイズのコンパクトな筐体なのだから、常に持ち運ぶというのは無理があるとしても、車で移動するときなどにはちょっとしたカバンにでも入れて持ち運びたくなるというものだ。

 んが、そのままカバンに入れるとなると、他のデバイス(ACアダプタやら、その他小物)との接触が問題になるため、ちょっとしたインナーケース、というか、カバーが欲しくなる。インターネット等ではオーダーメイドのしっかりした皮製のケースなんかが紹介されていたりするが、ン万円もするようなケースは高嶺の花。増設メモリも買えない今ではちょっと贅沢というもの。ということで、入れ物といえばやはり100円(PCパーツ)ショップ。とりあえずはココでそれらしいものがないか色々探してみた。

 まず目をつけたのが文房具のファイルケース。A5〜A3ぐらいまで、色とりどりの色んな書類ケースが用意されていて、どれも100円(^_^;)。ThinkPadi1620はカテゴリとしてはB5ファイルサイズ、という事だが、大きさは縦230mmの横280mmぐらいあるので、A4を少し太くしたような感じだ。それならA4の書類を入れるファイルがそれこそピッタリカッチリバッチリではないかと勝手に考えてまずはA4ファイルケースを購入。んが、これが甘かった

 ThinkPadi1620は思ったより奥行きがある。このため、A4ファイルを入れるケースだと、奥行きが足りなくなってしまい、蓋が閉められないぶっさいくな状態になってしまった(;_;)。幅はA4ジャストサイズなのでそれこそピッタリなのだが、あと少し、というところでケースに収まらない。悲しい。

 それならいっそのことB4書類のファイルにしてしまおう、ということで購入したのが写真のファイル。さすがにB4になると本体よりだいぶ大きくなるため、かなりの余裕ができてしまう。そこにはACアダプターとかが入る余裕があるのだが、それだけでは本体の保護機能があまり発揮されない。だいたい100円のファイルケースに保護機能を求めること自体間違いなのだが、せっかくケースとして持ち歩くなら、ある程度クッション性のある保護できるものを使いたい。保護したい。徹底的に安全かつ安価に保護したいのだああぁぁ。

 …というわけで、ひとしきり叫んだ後で再びショップ内を徘徊。何かクッションになりそうなものは無いかと探してみた。まず目に付いたのは保冷シート。これだと間にスポンジが入っていてそれなりにクッション性がある。んが、あまりにギンギンギラギラで、透明なファイルケースに入れるにはデザインがひど過ぎるし、クッションとして使うには今ひとつ厚みが足りない(100円ショップなのだから贅沢は言えない)ので、却下。他にないかと探して見つけたのがコレ

質感は今3ぐらいだが、とりあえずの入れ物のクッションにちょうどよかったクッション封筒  100円で1枚だけ入っているクッション封筒。よくカセットテープ(古い?)なんかを郵送する時にクッションに使うような感じの封筒で、色もそれなりに渋い…か?。紙製なのであまり丈夫ではないのかもしれないが、それなりのインナーケースを買えるようになるまでの繋ぎのつもりなので、寿命はあまり気にしない。中身のクッションは梱包するときによく使われるエアキャップ(俗称プチプチ)で、紙の封筒にそれを張り付けたような形になっている。このクッション封筒はそのままでは大きすぎるので、適当な大きさに切断して手ごろな形にして上記のケースに更にインナーケースとして挿入。

 その中にThinkPadi1620を入れてみると、思いのほかしっかり保護されて少々ゆさくっても問題はなさそうだ。落としたりすればやはり問題が出そうだが、それはこのケースに限ったことではあるまい。形がダサダサ(^_^;)なので、これを持ち歩くには少々勇気がいるかもしれないが、どうせインナーケース、別のかばんに入れて運ぶか、せいぜい後は車にそのまま放り込んで使うぐらいの話だから、実用第一でイイことにしてしまおう。

 この封筒にPCを入れることによって、同時にケースに入るACアダプタとも完全に分離、保護された形になり、なかなかおさまりはよくなった。B4ファイルサイズということもあって少々かさばるが、この際200円でケースができてしまったのだからあまり文句は言わないことにしてしまおう。それにしてもHDDのベイといい、Visorのケースといい、思わぬもので思わぬいいものができてしまうあたり、あなどりがたし100円ショップである。次は何を物色しておこうか…。



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