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ノートパソコン洗濯機

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 時は2001年。21世紀である。せっかく21世紀になったのだから、ウチのパソコンも何か21世紀らしきことをしなくてはならない(こじつけ)。そうだ、遅ればせながらモバイルだ。モバイルといえばカシオペアとか、Visorとかを使ってきたのだが、所詮はPDA。立上げはそれなりに速いのだが、入力のしやすさや処理速度、使える内容などはPCとは比べ物にならないぐらい貧弱ゥだった。それならば、やっぱりココはノートパソコンでもどどーんと買って、コタツトップとか、喫茶店でブラウザ見ながら原稿打ちといったかっこいい?事をしなくてはなるまい。そうだ、ノートパソコンだ。よし、決めた。今年はなんとかしてお金をためてノートパソコンを買うぞ!決まり!
 というわけで、ノートパソコンを買うためにお金をためているのだが、お金がたまる間に(ってもかなり時間がかかるわけだが)、どんなノートパソコンにするのか、色々考えてみることにした。その経過を自分なりにまとめておけば、いざ購入するときにあまり後悔せずにすむかな、ということで、このページにまとめてみることにした。皆様の考えと比べてみてもらえれば面白いかもしれない。
まずは好みのタイプを 2001年3月12日

 好みのタイプといえば、目はパッチリで少しぽっちゃり目のタレントで言うと…って違う?あまりにもベタベタなギャグなので以下自粛(^_^;)。
 知人がパソコンを買いたいけど、何にすればいいかという話を良く聞くのだが、その時はやっぱり、「パソコン買って、何がしたいの?」というのをまず聞いてみる。目的が決まればおのずと機種は絞られてくるものだ。私の場合の目的といえば…。

・戸外に持ち運んで外出先で画像処理(デジカメ)やホームページの作成をしたい
・家の中で持ち運んでコタツトップで使いたい(リビングでビデオを見ながらPCとか)
・家族にパソコンを体感させてやりたい(ゲームやタッチタイプ練習など)
・出張時(そんなに無いけど)にできれば持ち運んでレポートを書きたい

こう考えると、それ程処理速度は要求していないが、それは、持ち運びを前提としてしか考えていないからだ。PCの基本機能を利用する内容、すなわち具体的に使う目的としては、現状のデスクトップに近いものを考えている。

・mp3再生による音楽再生をしながらの処理
・ビジネスアプリや、簡単なゲーム
・画像処理、デジカメデータの管理
・インターネット(ワイヤレスや、携帯電話によるものはまだ考えていない)
・(できれば)DVDビデオ再生

んん?こう見てもCPU処理能力はそれほど要求されないことになる。現行で出回っているPCの中では、よほど非力なものを選ぶか、デバイスの相性の悪いものを選ばない限りは、まず問題ないだろう。逆に、バッテリーや重量は重要なポイントになってくる。
 ということで、上記目的と、現行発売されているマシンのスペックをにらんで、理想の形を勝手に作ってみた。

・CPU   :500MHz以上の周波数(種類はそれ程こだわらない)
・メモリ  :128MB以上。多ければ多いほど良い
・HDD   :20GB以上
・ディスプレイ:12インチ以上フルカラー対応、XGA TFT液晶
・バッテリー:6セルで4時間以上の稼動、オプションバッテリで5〜8Hr稼動
・キーボード等のインターフェイス:できるだけデスクトップの感覚に近いもの
・ポインティングデバイス:スティックタイプ
・CD-ROM  :DVD-ROM&CD-RWコンボドライブ、もしくは脱着式のどちらか、できれば内蔵
・ドッキングステーション:FDDやレガシーデバイスが使えるものが必要
・重量   :1.5kg以下が理想
・大きさ  :B5サイズ〜A4ジャストサイズまで。持ち運ぶことを前提とすること
・価格   :20万円前後、もちろん安い方が良い
・拡張性  :当然高い方がよい。IEEE1394や、デジタル音声入出力があると更にGood
・筐体   :小さく、薄い方が良い。何よりも丈夫であること。特に液晶周りが。


 現段階では贅沢な理想だが、この辺を全部備えているマシンは今のところ見当たらない。後1年もすれば登場してくるのかもしれないが、今はそこまでは待てない。ということは、現行の機種でどこかを妥協してどれかを選ぶしかないのだ。何を妥協してどこをつきつめるのか。そこが大きなポイント、そして将来の使い勝手にかかわってくるのだ。実際に購入するときにはその時の価格、在庫、店員の対応等もかかわってくるのだが、その辺は買ってしまえば後々それ程は関係なくなるので、妥協は禁物だ。
 さて、実際に選ぶのはどれか、とりあえず現行マシンの特徴を色々並べて、実際に触ったものについては感想も述べてみたいと思う。但し、単にスペックを並べたのでは面白くないので、個人的にポイントとなりそうな部分だけをピックアップしてみた。マシンの比較をする上ではスペック比較にならないので役に立たないかもしれないが、その辺は市販の本におまかせ(最近はモバイルノートの特集を組む雑誌も多くなりつつある)して、個人のホームページならではの味を出してみるつもり。
NEC Lavie Mシリーズ 2001年3月21日

パソコンといえば、とりあえずNECを抜きには語れないでしょう。懐かしいところでは98NOTEなんてのがありましたな。ま、懐かしがっていても始まらない。対象になりそうな現行機種のLavieMシリーズを見てみましょう。
写真はLave M 700j/62DH、カタログより  NECのLavieシリーズで、モバイル用のB5ファイルサイズのものは、Mシリーズになる。元々はLM50シリーズしか無くて、これは外付けCD-ROMが付属のものだった。実売は20万円を切るか切らないかの辺りで、光端子等、インターフェイスも充実しているので、比較的お買い得らしいのだが、店頭で触ってみると問題が見えてくる。

 まず店頭でノートPCを見ると、私の場合は液晶の裏を押してみる。ノートPCで一番弱いと思われる部分がココだからだ。IBMやSONYのマグネシウムノートの場合は、この辺の強度が考えられていて、結構丈夫なのだが、NECのノートPCで店頭に置いてあるのは、このLM50シリーズを含めて、かなりヤワヤワな印象を受けた。少し押すだけでたわんで、もう少し力を入れると液晶に損傷を与えてしまいそうになるのだ(展示品なのでそんなに乱暴なことはできないが)。持ち運びを前提としたノートPCで、この液晶裏側の強度不足は致命的だ。

 比較的最近発売されているMXシリーズや、LM700シリーズでは液晶裏面にマグネシウム合金を使用しているらしいので、もしかしたらLM50シリーズよりは丈夫なのかもしれないが、まだ店頭で実物を触ったことが無いのでなんともいえない。それよりも、LaveMシリーズにはもう二つ問題がある。

 一つはキーボードだ。半スケルトンのペナペナキーボードは、キータッチこそ軽いが、それほど悪いわけではない。雑誌のキーボード評等を読んでいると、よく強い反発力やクリック感があるものが良いような書き方をしていることがあるのだが、キーボードはパソコンから入った人にはあまり強いキータッチを好まない人もいる。スカスカのキータッチの方がモノによっては疲れにくかったりする。

 話がそれた。Lavie Mのキーボードが悪いのは、数字キーとファンクションキーが小さくなっていることだ。ファンクションキーはそれ程気にはならないが、数字キーの段が丸ごと小さくなっているのは正直打ちにくい。慣れればそれ程でもないのかもしれないが、ファンクションキーを同時に押してしまいそうで怖い。もう少し広げてくれれば、と切に思う。

 もう一つの問題はバッテリー駆動時間だ。長時間をウリとするMX以外は、標準バッテリーでは1時間程度しか持たない。これでは外ではちょっと使いにくい。長時間バッテリー使えばいいのかもしれないが、余計な出費だし、重量が大幅に増えるのであまり感心しない。というわけで、最新のLM700シリーズを触っていないのでなんともいえないのだが、上記の理由で、現時点ではNECは候補から外れてしまっている。価格が魅力的になれば、考えられなくも無いが、スペックから言うと値を下げるのはかなり苦しいかも。


富士通BIBLO MFシリーズ 2001年3月28日

国内パソコンの勇といえば、今なら後は富士通かSONYだ。ノートPCではSONYがかなり売れているようなのだが、少々とんがったモデルが多いので、今回はあまり食指が動かない。むしろ、富士通のような万人向けのモデルのほうが気になった。それが、MFシリーズだ。
写真はBIBLO MF6/600R(だと思う)。カタログより  このシリーズは、基本的に2スピンドル(CD-ROM系とHDD)になっている。このサイズで2スピンドルというのは結構使いやすいのではないかと思う。その昔、PanasonicからLet's Note A44というのが出たときは、あの大きさにCD-ROMが入っていることに感動して、欲しくて欲しくてしょうがなかったのだが、当時はとても買える物ではなかった。もっとも、それは今でもあまり大きくは変わっていない。MFシリーズは、23〜27万円程が相場だ。Celeronモデルにすると少し安くなるのだろうが、それでもここまで高くなってしまうと、少々買いにくい

 話がそれた。機能的なものを見てみると、MF6/600Rの場合、一通りのインターフェイスに加え、IEEE1394や、光オーディオ端子なんかも装備されていて、まさしくフルスペックに近い。CDドライブはCD-RWが装備されているし、ベイ式になっているので入れ替えればDVD-ROMなんかも入れることができる。そのうちオプションにコンボドライブなんかも出てくるのではないかと思う。少々高いが、DVD-ROMを入れればとりあえずポータブルDVDプレーヤーになったりするのは心強い。バッテリーも標準で4時間持つのだから、かなりの場面で安心して使えるのではないかと思う。

 んが、実際に店頭でMFシリーズを触ってみると、思いのほか大きいことに気がついた。NECで気になった液晶裏の強度はそこそこで、ひどくは無いレベルかと思われる。んが、その大きさが、他のB5系ノートPCと比べても、一回り大きいような印象を受ける。カタログ寸法を見てみると、上記のLavieやIBMのThinkPad1620等と比べても必ずしも大きいわけではないのだが、そのデザインのせいだろうか、ぼちゃっとした感じで、少し重い気もする(実際に2kgとなるので、少し重い)。

 また、よく言われているようだが、富士通のノートPCのキーボードはかなりペナペナである。要はかなり軽いのだ。キーピッチは十分確保されていて打ちにくさは無いような気がするのだが、ちょっと軽すぎるような気もする。しょっちゅうあちこち持ち歩いて、あるいは子供が使ったりした時に壊れないか、少し不安…。

 スペック上でも気になることが少しある。まずメモリーだが、MF6/600Rなら最初から128MBが実装されているが、他は64MB。しかもこれが基板に付けてあるのではなく、一つしかないメモリースロットに入っているので、増設するときには付けてあるメモリが無駄になってしまうのである。ああぁっ、もったいない…。

 後は付属ソフトだろうか。プリインストールが多いので、遊ぶ分にはいいのだが、余分なものを削りたいときはちょっと不満。ま、これは富士通に限ったことではないが、せっかくCD-RW内蔵なのだから、必要なソフトだけあとでインストールできるようになっていると便利なのだが。HDDが簡単に交換できればいいのだが、これはカタログからだけではちょっとわからない。

 ということで、このMFシリーズ。機能的にはかなり「買い」に近いのだが、そのスタイルとメモリースロットから、ちょっと遠慮してしまっている。通販ならもう少し価格も下がるのでそちらで狙うという手もあるが、メモリ増設方法だけはいかんともしがたい。夏モデルではもっと魅力的な機種になるのだろうか…。


IBM ThinkPad i Series 1620 2001年4月10日

黒いボディがカッコイイ、Think Pad i Series 1620。カタログより  あまりもったいぶっていてもしょうがないので(^_^;)、この辺で本命の話をしておこう。本命といってもかならずしも完璧ではないので、これ以外のものを買う可能性は大いにあるのだが、今の段階ではコレを買いたいな、と思っているものである。B5ファイルサイズの中では、雑誌やwebのプロの方には比較的好評なIBMのThinkPad i Series 1620、である。業界の方では法人向けのX20の方が紹介されていることが多いのだが、個人向けでも仕様はそれほど変わらないので、とりあえずはターゲットはiSeries 1620である。

 それにしてもこのIBMの個人向けのノートPCの名前はなんとかならないのかと思う。指名買いをしてもらうことを全然考えていないかのような名前の付け方。しゃべろうと思うと、「あいびーえむ しんくぱっど あいしりーず いちろくにいぜろ」である。長い上に、最後の4桁の数字で機種の違いを表現しているし、その4桁の法則性がまるで分からないので覚えるのに非常に苦労する。まだ法人向けの「X20」とかの方が覚えやすい。普通は逆ぢゃないかぁ?

 話がそれた。でも、名前は結構重要だと思うのだがなぁ。ソニーの「バイオノート505」とかは、シリーズ内のバリエーションはとにかく、まだ覚えやすいのになぁ。あ、名前の話はここまで。とにかくスペックを見てみると、値段の割には単純な所が多い。

 とりあえずCPUやHDD(20GB)、ディスプレイ(12インチXGA)等は及第点。他のスペックも他社と比べてあまり違いはないか、少し下である。ぢゃあなぜコレがいいのか。店頭で触ってみると少し分かるのだが、IBMのキーボードはかなり打ちやすいのだ。デスクトップでもSPACE SAVER IIを使っていることもあるのだが、独特の少しコリっとしたキータッチ感覚と、十分なキーピッチ、そしてクセのない配列が使いやすそうだ。んで、気になる液晶の裏の強度もTi配合プラスチックで十分なものを持っているし、デザインも結構シャープな感じで飽きがきにくそうだ。

なにより、ドッキングステーション(ウルトラベース)でFDDやCD-ROMをほとんど一体感覚で使えるようになるのがいい。最近でこそHPやGATEWAY、近いところではSONYでも同じようなコンセプトのPCが出てきているが、ダイレクトメーカーでは、値引きがほとんど期待できない上に、小売側のサポートが期待できないし、触ってみて実感してから購入することができないので、やはり店頭売りをしているところに自然と傾いてしまう。ついでに、ポインティングデバイスがTrack Pointというのもポイント高い。タッチパッドでも操作はできるのだが、やはりこのトラックポイントのほうが数倍操作がしやすく感じる。カーソルの動きに制限が少ない(押しておけばとりあえずどこまでも行く)ので、マウスやパッドのように一旦持ち上げて次を動かす、という操作が不要なのが便利なのかと思う。

 その他、サウンドのLine in がちゃんと付いていたり、バッテリーも3時間持つし、HDDの交換やメモリの増設も比較的汎用のもので簡単にできるようなので、パワーアップも簡単そうだ。Windows2000のインストールもサポートしているし、何より東芝と並んで、新しいOSが出た場合のサポートが非常に早いことで有名なので、長く使えることが期待できる。オプション類もウルトラポートにカメラを付けられたり、将来的にはBlueToothを取り付けることもできる(らしい)。ついでに他の機種にはまず見られない、キーボードライトが内蔵されているところがなんとも心憎い。

 ただ、この春出た新バージョン(CPUがPentium!!!600MHzのヤツ:2662-33J)では、ウルトラベースが別売りになり、CD-ROMもついてはいるものの、値段も23万円前後と高めになっている(新機種ということもあるが、保証の関係が増えているのでそのせいもあるのだろう)ので、ひとつ前のウルトラベース付属でCeleron500MHzのヤツ(2661-23J or 2CJ)が狙い目かと思う。但し、まごまごしていると売切れてしまいそう(もう遅い?)なので、もう狙えないかもしれない。先立つものが無い苦しさかな。そこまでウルトラベースにこだわる理由はFDDである。最近はFDD別売りのノートPCも増えたが、やっぱりかなり簡単なメディアだけに、つぶしがきく事も確か。会社のマシンはまだWindows95が多いので、簡単に受け渡しできるメディアとなると、やっぱりFDDになってしまうのだ。できればFDDは標準で付属してほしいものだ。


SONY VAIO R505 2001年4月20日

思ったより使いやすいかも。人気のSONY VAIO R505 カタログより  携帯ノートといえば、忘れてはいけないのがこのVAIO 505シリーズ。マグネシウムノート、いわゆる「銀パソ」の元祖である。個人的にはVAIOシリーズは少しとんがった仕様が多くて、言い方は失礼かもしれないが「キワモノ」的な感じがして避けていた(というか、買えないのだが(^_^;)。実際、比較的最近まではこの505シリーズはデザインと携帯性を優先しているため、薄くてカッコイイけどバッテリーが持たないとか、やたら熱くなるとか、拡張性がイマイチというイメージがついて回っていた。

 しかし、Z505シリーズ辺りから、バッテリーを拡充するなど、実用面でも使えるマシンになってきたような気がしていた。この505シリーズよりも更に携帯性を高めたVAIO SRシリーズもあるのだが、そちらは普及品の場合液晶がSVGAだったり、液晶の大きさが10.5インチだったりして、やはり快適に使う/家族が使うというには少し問題のあるものだった。そして、今回のR505シリーズである。SONYのノートよろしく、マグネシウム合金を使用していて、液晶裏の強度もバッチリのようだ。

 んが、コイツは結構スタイルがいい。なんとなくThinkPadのスマートなデザインを髣髴とさせる。その理由はドッキングステーションにあるようだ。これにスムーズに着脱させるために下部が緩やかなカーブを描いており、それがスタイルのよさに繋がっているようだ。正直なところ、SONYがいきなりドッキングステーションを出してくるとは思わなかった。そのスタイルのよさから、よく考えられたマシンであることが分かるが、実際、かなり人気があるらしい。しかし、冷静にカタログを見てみると、思ったほどでないことが見えてきてしまう。どうしても本命のThinkPad i Series 1620と比較してしまう。

 まず、そのスタイルに惑わされたのだが、実は重量が1.7kgもあり、1620と大差ないか、重い。これは正直意外だった。バッテリーが思ったより強化されているのかもしれない(バッテリー駆動時間は4時間)。次に、ライン入力端子が無い。これまた意外だった。マイク入力端子はあるのだが、ステレオライン入力端子が無いのだ。これは他のマシンでも結構省略されていたりすることがあるのだが、他のインターフェイスは比較的充実しているだけに、SONYらしからぬ仕様のような気がする。ステレオ音源(アナログ)の入力はどうするのだろう。一般用途としては想定していないのだろうか…。

 キーボードはSONY独特ののっぺりした感じのものだが、SONYのキーボードは見た目よりも打ちやすい感じがする。コレはコレで使いやすかったりするのだが、やはりタッチパッドは自分には少し合わない。スティックポインターが使いやすいよぉ。インターフェイス類はステレオ入力を除くとモデムやLAN、USBやPCカード、IEEE1394等、一通りは揃っているのでなんでも来い状態である。うむむ、スゴイ。

 ドッキングステーションによって拡張性は格段に良くなっているのだが、将来に渡ってどうか、と言うのはメモリやHDDの容量によってかなり変わってくる。最初から128MBを積んでいる辺りは評価できるのだが、まだまだ一般的ではないMICRO DIMM(だと思う)を使用していたり、HDDが換装しにくかったりすると(この辺は情報が無いので不明だが、これまでの状況から言うとあまり期待できない)、将来のアップグレードパスは限られてくる。

 で、これだけけなすのはやっぱり悔しいからである。正直なところかなり魅力的なマシンになっているのだが、いかんせんまだ出始め、ということもあり、価格が24〜30万円と結構高価である。魅力のドッキングステーションを一緒に購入するとどうしても高めの価格になる。ま、この辺は最新のThinkPadでも同じなのだが。機能面から言ってもしばらくは価格が下がりそうも無いし、逆に人気の高さから品薄になってしまいそうだ。うむー。


カシオペア・FIVA 2001年4月28日

かなりコンパクトだけど、インターフェイスが充実しているカシオペア・ファイバ カタログより  狙っているノートPCは、基本的にB5ファイルサイズなのだが、ここに来て少し気になるマシンがある。それがカシオのカシオペア・FIVAだ。A6サイズで、かなりコンパクトなのだが、メモリやHDD、そしてインターフェイス群がかなり充実していて、拡張性も結構ありそうなマシンになっている。本来ならあまり食指は動かないのだが、今回はちょっと気になったので紹介してみた。

 というのも、WEBでの紹介記事も結構あったからだ。代表的なのはこんなのがあったりするのだけど、とにかく、拡張性の高さとそのコンパクトさが受けているようだ。みんな貸し出しなので、カシオさんも結構ばら撒いたのかも…邪推?。

 ふりかえって、自分の目的に合わせてみると、画面は少々小さいが、結構無駄がないような気もする。HDDも20GBを積んでいるし、CPU速度はそれほど重要でないと判断するなら十分候補に入ってくるのである。持ち出し&出張マシンとしては結構理想的かも。

 なにより1kgを切る小ささとポインターがスティック式というのが惹かれる。これぐらい小さいと、何処へ行くのにでも持ち運びができて結構使用頻度が上がるかもしれないという気にしてくれる。

 んが、実際に店頭で触ってみると、やはり小さいのだ。小さすぎるのだ。キーボードは余裕の16mmピッチとしてあるが、これは以前小指が引きつりそうになったミツミの省スペースキーボードにかなり近い数値だし、実際そんな感じがする。この16mmだと、タッチタイプはできるのだが、すぐにかなり疲れてしまいそうな所。携帯するにはいいのだが、ちょっと文章を大量に打ち込もうとすると少し問題が出るかもしれない。但し、今現在出張で使っているカシオペアよりははるかにマシなので、少し悩ましいところだ。

 で、液晶の裏の強度。やっぱり気になるのだが、こいつも結構ペナペナだったりする。価格も17万円前後と結構安い部類になるので、このスペックと価格だと、使用用途を限定してやる(家族で使うとか、デスクトップの代わりにするのはのはちと無理がある…)と、非常に悩ましい所になるのだが…。モバイルOnly&デジカメのストレージと考えれば、かなり使いでのあるマシンかも。


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