玄の館パソコンの部屋〜SHARP Mebius MURAMASA PC-MV1-C3E 使いこなし編 inserted by FC2 system
第一印象ではかなり使いにくいと感じたMebius MURAMASA。次第に慣れてくると、結構役に立つことが判明してくる

Mebius MURAMASA
〜使いこなし編〜

〜印象編〜 
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 第一印象〜少し使った感じでは、使いにくさばかりが目立ったMURAMASAだが、その辺は少しずつ慣れてくると、うまく使えるようになったり、なんとか使えるようになってきたりするものだ。実際に使ってみて、トラブった事やうまく使えるようになったことを書いてみた。

ネットワーク接続で悩む 2003年1月18日

100BASE-TXのコネクタがあるので、PC間ではHUBさえあれば高速なやり取りが可能になる。  今までThinkPadで行なってきたデスクトップとのデータやりとりや、無線LANでのお気楽インターネット状態をMebiusでもできるように設定してみた。んが、まず気がついたのがファイル共有がうまく行かないことだった。WindowsXPでファイル共有をするのは初めてなので、色々問題があるとは思っていたのだが、思ったよりもうまく行かない

 まずはMebiusにLANコネクタがあるので、LANケーブルで接続。ネットワークのワークグループ名も設定してお互いのPCが見えるはず、というはずだったのだが、一向に見える気配が無い。そういえばWindows2000とWindows98を接続したときもお互いが見えなくて苦労したような覚えがあったので、はかない記憶を辿って、そーいえばNetBEUI(Net BIOS Extended User Interface)というプロトコルをインストールしたような気がする。たったそれだけで全てがうまく行ったのだ。ローカルなパーソナルネットワークならこれで十分のはず。

 と、思って、さっそくMebiusにNetBEUIプロトコルをインストールしようとしたが、プロトコルの追加のところにNetBEUIが無い!。そういえば以前WindowsXPが発売された頃、NetBEUIのサポートをやめるだのなんだのという話しを何処かで読んだような気がする。Webで調べてみると、サポートされていないだけで、WindowsXPのCD-ROMからNetBEUIをインストールすることは可能なようだ。ただ、最初からインストールされているMebiusの場合、そのやり方をするのは結構面倒くさそう

 仕方が無いので別のプロトコルで使えそうなものが無いか見てみた。確かNetBEUIは名前の通りNetBIOSを拡張したもの、だから…と見てみると、「NetBIOS互換プロトコル」なるものが存在する。(NWLinkIPX/SPX/NetBIOS互換トランスポートプロトコル)。Windows2000の方も見てみると、全く同じプロトコルがある。双方にこのプロトコルをインストールして、リブートして…

 …やっぱり見えない。何がわるいんだろ。ネットワークやワークグループのプロパティが何か設定必要なのだろうか。全然わからないまま色んな所を検索したり、掲示板に書き込んだりしていたのだが、しばらくしてふとネットワークを覗いて見ると、

 何の事は無い。ちゃんとお互いにPCが見えているのである。後から判ったのだが、この手のネットワーク設定では互いが見えるようになるまでに少し時間が必要になる場合があるらしい。まだ共有設定とかは詳細に行なってはいないが、だいたい今まで通りに使えるようだ。これまでの無線LAN、もしくは10Baseの接続とは違って、100Base-TXでの接続なので転送速度もかなり向上。まずは一安心。

 一方、インターネットへの接続の方は全然問題が無かった。TCP/IPさえ設定されてあれば、ルーターを通してちゃんと接続はできる。こちらはむしろ無線LANでの設定の方が問題だ。

アンテナの出っ張りはPCに接続するとかなり目立つし邪魔。  MURAMASAの場合、無線LANは内蔵アップグレードで増設する、という手もあるのだが、まずはThinkPadでも使っていたPCカードを使うつもりだ。PCカードを挿すとよくわかるのだが、アンテナ部分のでっぱりがかなり目立つ。この辺はThinkPadi1620が実質は本体が結構小さかったということの現れになっている。

 PCカードを挿してドライバーをインストールすると、無線LAN機能はあっさり使えるようになった。WindowsXP側が無線LANのコントロール機能をもっているため、それを使ってすぐ接続できるのだ。んが、接続設定画面が現れた所で少々びっくりしてしまった。

 なんと接続できるホストが3つもあるのだ。内一つは既に電波が届かない状態になっていたが、それでも家の無線LANホスト以外に、近所で無線LANをやっているところがあるらしい。試しにそこに接続してみると、そのまま接続できてインターネットまで繋がってしまった(良い子は真似しないように)。なんだか気味悪いのですぐに接続を切ったが、向こうが見えている、ということはこちらの電波も届いている可能性が高い。セキュリティの関係上、こちらのホスト局はパスワード設定をしてあるので簡単に接続されはしないだろうけど、ちょっと気になる現象ではあった。

 もっと困った現象が起きた。自分のホスト局に接続した状態で使っていたのだが、1〜2分毎にその接続が切られるのである。そのたびにWindowsはメッセージを出してきて、プロパティを開いて接続しなおさなければならない。無視して後で自動的に再接続してくれればいいのだが、その設定方法がわからない。だいたい、例の他の無線LANがヘタに電波が届くもんだから、そちらに接続するか、自分のホストに接続するかをいちいち聞いてくるのだ。

 Windows2000、というかThinkPadで使っている間はこんなことは起きなかった。OSのせいなのかハードウェア的に何か合わないのかは不明なのだが、とにかくこんな状態では使えない。元々WindowsXP(SP1)の無線LANコントローラーは不評が多いので、メルコのクライアントマネージャーをインストールしてとりあえずWindowsXPの機能は使わないようにした。

 とりあえずこれで途中でぶちぶち切られる現象は無くなって、今まで通りに使えるようになった。これでお気楽リビングでインターネットも可能になった。DVDも見ることができるのでまさしくお気楽マシンである。ふふふ。


RAM増設 2003年1月24日

コストパフォーマンス的にバランスの取れた256MBを増設  以前よく読んでいた某雑誌では、ノートPCを購入したら、即座に可能な限りのメモリ増設を行なうことが必須のように書かれていた。読んでいる時はなるほどな、と思うのだが、実際に増設しようとすると、まずコスト面の壁が立ちはだかる。だいたいノートPC本体を購入するのに四苦八苦しているのだから、搭載可能最大量のメモリなんぞ、そうかんたんに買えるはずがないのである。

 今回のMebius MURAMASAは、標準で265MBのメモリを積んでいるのでとりあえずは増設をしなくてもそれほど使うのに不自由は感じない。HDDの音もそれほどうるさくない(日立製のHDDなので、時々変な音はしているようだが)ので、ふだん使っていてスワップをゴリゴリしていてイヤだな、と思うことは少なかった。

 ただ、ビデオチップはチップセット内蔵タイプとなっているので、ビデオメモリはメインメモリと共用になっている。このメモリはWindowsの場合動的に割り当てられるようなのだが、普通に考えると最低16MB、最大32MBぐらいが当てられるのではないかと思う。

 となると、実際に使えるメモリ量は200MBちょい、以前のThinkPadが196MBのメモリでそれなりに快適につかえていたことを考えると十分なはずなのだが、敵はWindowsXPである。一般にWindowsXPを使うには最低256MB程度は必要、と言われているので、かなりギリギリのところではないかと思っていた。

 気にし始めると気になってしょうがない。元々今回の購入時に、あわよくば早めにメモリ増設を行なってしまおう、ついでにうまく行けばHDDの増強もしてしまおう、と思っていたので、とりあえずメモリの増設だけは先に行なってしまいたかった。

 で、増設幅だけど、メモリユニットとしては256MBと512MBの選択がある。128MBの増設もできなくはないと思うけど、あまり魅力は無い。512MBも通販のバルク品であれば1万円前後で購入可能だが、一般的に売られている機種対応動作保証のメーカー品だと3万円近くしてしまうのが実際だ。40GBのHDDが2万円以下で手に入ることを考えると、有効に使えるかどうかわからない512MBものメモリ増設はコストパフォーマンスが悪い

 ということで、256MBをターゲットにした。これならメーカー品でも1万円以下である。バルク品なら5〜6千円といったところか。バルク品の場合、以前ThinkPadで痛い目にあいかけたこともあり、多少高くてもできればメーカー品を購入しようかと思った。

 で、行ってみたのが某OAシステム店。松山のこの店は、近隣の知っている店ではPM-900のインクが唯一1500円以下で売られている店なのでときどき立ち寄るのだ。ついでにメモリーも安いのが無いか物色してみた。店員さんに聞いてみると、MURAMASAに該当するメモリはI・Oデータの一種類だけ。しかも8500円もする。バルクに近いもので安いものがあれば、と狙っていただけにおもいっきり外された感じだった。んが、せっかくなのでメーカー品を買うのもいい。

 悩みまくって、店員さんの目の前で腕を抱え込んで悶絶していたら、「どれぐらいなら買います?」と聞いてきた。おお?コレは脈ありか?と思って「せめて7千円台なら…」と話をもちかけてしばらく交渉してみた結果、7500円で決着。想定していたより少し高めだったけど、メーカー品の動作保証品だから、まぁこんなものか、と思うことにした。

 購入したのはI・O DATAの「SDIM133-H256MY」というヤツ。基本的に中身はメモリだけなので、特に悩まずにセットアップ開始。MURAMASAの本体を裏返してみると、メモリスロットがありそうなネジ付きの蓋が2箇所。マニュアルをめくるのが面倒くさいのでどっちかなー?と思い、外すのが簡単そうなネジ2本の方を開けてみると、予想通りそこがメモリスロットだった(^_^;)。ちなみにネジ3本の方はヘンなMiniPCIカードみたいなのが刺さってた。無線LAN?

 差し込む時の角度が少し微妙だけど、強く押し込んでやればセットは完了。WindowsXPもメモリを認識して、やれやれと思ってユーザー登録カードを見て唖然。シリアル番号が入っていない。どうやらメモリ本体にしか書かれていないらしい。むむー。この辺にもコストダウンのしわよせが…。仕方ないのでもう一度メモリスロットの蓋をあけて更に呆然。スロットに収まった状態ではシリアル番号が見えないのだ。勘弁してくれ〜。

 更に仕方が無いのであの固いスロットに収まったメモリをもう一度引っこ抜いてシリアル番号を確認(デジカメで撮影)、もう一度メモリスロットに無理やり押し込み直してようやく完了となった。ま、ユーザー登録は別にする必要性もあまり無いのだが、せっかく5年保証なのだからちゃんとやっておいても損は無いだろう。

 んで、肝心のメモリを増設してからの使用感だが、実はあまり変わっていない。起動時間やハイバネーション時間なんかに微妙に影響してもいいはずなのだが、どちらもストレスを感じない程度で推移しているので、特に計測していないから代わり映えしないというのが正直なところだ。ハイバネーション時間があまり代わり映えしないのは意外だった。(実際は長くなっているはずなのだが)

 結局512MBのメモリを持ち、現状のデスクトップ(DDR PC2100 256MB)よりも多くのメモリを搭載したことになったMURAMASAだが、本領を発揮するのはもう少し先になりそうだ。写真のレタッチとかをしたときには効果的なはずなんだけどね。いずれにしても、製品寿命が尽きるまでおそらく大丈夫であろうと思う量のメモリを搭載したので、当面メモリの心配はしなくてよさそうだ。次はHDDか?


その他使い勝手色々 2003年2月6日

実はMebiusにも使えたThinkPad用のACアダプタ。ワット数が足りないのはヤバイ?  次第に使いなれてきたのだが、購入一ヶ月。実はまだ外出に持ち運ぶということはほとんどしていない。移動のときはほとんど車なので、これまで使ってきたThinkPadとの違いはあまり意識しなくて済んでいる。300g程重くて、多少奥行きが大きいのだが、薄いこともあって不具合はほぼ感じない

 電源には付属してきたACアダプタと、以前購入したThinkPad用のACアダプタ両方を使い分けている。丁度コネクタが問題なく合致するし、電圧も似たような感じなので流用できるわけだ。デスクトップに置いて色々するときは専用のACアダプタ。移動したり他の場所で使うときにはやや小型で持ち運びしやすいThinkPad用ACアダプタを使っている。専用ACアダプタは出力19Vで60W、ThinkPad用電源は16Vで53Wだから少し力不足なのだが、実際には使用していても特に不具合は感じていない。

 元々バッテリーで動作しているものなのだから、多少の電圧変動には対応できているようだ。CD-Rを焼いてみたが、特に問題は無かった。マシンが変わるとACアダプタが使えなくて、せっかく買った予備のACアダプタが無駄になるかな、と思っていたのだが、これは思わぬ拾い物をした感じだ。

 バッテリーについては耐久時間を実際に測定するような状況になっていないが、結構持つことは持つようだ。カタログ通り3時間近くはいけそう。ただ、以前のThinkPadで1年半の寿命を経験してしまったので、普段はバッテリーを装着しないようにしている。ACアダプタで運用できる範囲ではACアダプタで運用するわけだ。バッテリーは購入時と同じような感じで、半分ぐらい充電した状態で外してある。リチウムイオンバッテリーの場合、こうすることで電池寿命が延びるそうだ。そのうち面倒なのでつけっぱなしになってしまいそうだが、2ヶ月この状態でガマンすれば、電池寿命も2ヶ月延ばせる?と勝手に思っている。

 なお、バッテリーを外したままだと足が一本無い状態なので多少ガタつくのと、重量バランスが悪いため液晶を開けるときに本体も持ちあがってしまって困ることがある。ケチケチするより、予備バッテリーを購入した方がいいのだろうか?

 タッチパッドはかなり酷評したのだが、少しずつクセをつかんでくると使えなくはない状態になってきている。まずはマウスのプロパティのポインタオプションで「ポインタの精度を高める」チェックを外す。これをONにしているとカーソルに加速度がつき過ぎてリニアな反応ではなくなるので使いにくいのだ。

 次にSynapticsのユーティリティ設定画面を開いて各種設定を変更した。肝心なのはパームチェックで強めに押さないと反応しないように設定すること。こうすることで無駄な移動やゴミ、ホコリでのカーソル動作がおかしくなる状態もかなり軽減された。ただ、やっぱり汚れたりホコリがたまったりしやすい。何か簡単なカバーみたいなものが欲しいところだ。

 スクロールをしたりしなかったりするのは、どうやらカーソルがそのアプリケーション上に無いとスクロールをしてくれないようだ。これは結構不便なのだが、スクロールがうまくいかない理由がわかるだけでもイライラは軽減する。知るというのは大切なのだ。この他にも特定のキーを押すと水平・垂直方向だけに動きを制限するようなスイッチもあるのだが、キーを押すのが面倒なのでまだ設定はしていない。どうしてもうまくいかない場合はちょっと考えてみよう。

 あと、WindowsXPになって気になっていたのが起動時間。話には聞いていたけど、本当に速い!だいたい30秒ぐらいで入力可能な状況まで持っていける。ログオンはパスワード入力不要にしてあるので、これまでのWindows2000の状況から行くと、これまでのサスペンド(レジューム)まで短い、とは行かないにしても、休止状態(ハイバネーション)よりは確実に速い。移動の時とかにちょこちょこっと使う気にさせてくれる。

 当然サスペンドやハイバネーションはもっと速いわけで、ハイバネーションで使っていてもそれぞれ10秒ぐらいで停止/復帰ができるのでストレスはあんまり感じない。WindowsXPはインターフェースがこれまでのWindows95シリーズとちょっと変わっているので使いにくい所が多いのだが、この起動/終了がやたら早いのでもう手放せなくなってしまった。

 キーボードにもぼちぼち慣れてきて、このMURAMASA、もう少し研いでやれば、もう少し切れ味も良くなるのかもしれない。後、使い勝手を上げるにはやっぱりケースか?


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