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デジカメ FUJIFILM X-T1


もうちょっと良い天文用FUJIFILM X-T1
 


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 2016年年末。天文用として使っているXマウントとして、やっぱり使い勝手と写りの良いX-Trans CMOSが欲しくなってしまった。ターゲットは発売当初のハイエンド、X-T1だ。この使い勝手やいかに…


X-A1で紅い星雲が写ることを知ってしまったFUJIFILMのXシリーズだが、もうちょっと天文用の使い勝手を上げるために、少し良いカメラを揃えることにした。レンズは導入せず、中古のボディでの導入。普段はこんな風にマウントアダプターを付けっぱなしだったりする。
 
●もっと使えるFUJIのカメラを●

2016年年末。この年は色々購入したものの、天体写真の撮影環境は思ったほど満足行ける状態では無かった。その主たる原因はやはり春に導入したEOS80Dのせいだ。普段の撮影用としてはこれほど強力なカメラは無いのだが、いざ星用となると、赤い色がどうしてもうまく出てくれない。感度はかなりあるものの、天体写真用にもっといいのが欲しくなってしまう。

 そこで考えていたのがX-A1で味を占めてしまったFUJIFILMのカメラだ。X-A1だと一番エントリーのカメラなので、撮像素子も普通のベイヤー配列のものになる。欲しいのはXシリーズならではのX-Trance CMOSの上位機種だが、新品だとちょっと購入は躊躇してしまう。が、実はこの秋(2016年秋)にX-T2が発売されたこともあり、X-T1の中古が比較的潤沢に市場に出ている。

実はこのX-T1、秋口に知人にちょっとだけ借りて感度や赤い星雲の写り具合をチェックしていたのだ。X-A1同様赤い星雲がかなり良く写るのは確認できていたので、先日購入したSIGMAの50-100mmの天文用カメラとしても使うつもりで中古を発注。購入できたのは2017年1月3日。少し遅いお年玉とした。クリスマスプレゼントとかお年玉とかばっかりだが、そこはまぁ、大人なんであまり気にしないように(^^;

使ってみて天体写真用としてはなかなか良い写りをしてくれる。ノイズの少なさや赤い星雲の写り具合は予想通りで、これはかなり使っていきたいと思っている。元々星用として使っていたX-A1の場合、困っていたのがピント合わせの拡大表示と、暗い視野での構図決定だった。ところが、X-T1になると拡大率も少し上になるのでピントは合わせやすいし、暗い視野での撮影においても割と暗い星まで液晶画面に出てくれるので、構図合わせも思ったよりしっかりできそうなのだ。いいぞぉ。

が、いざ普段取りに使おうとするとちょっと…ということも多い。まあ、慣れの範囲ではあるのだが、普段はOLYMPUSのマイクロフォーサーズを使っているので、操作性の違いは結構大変だったりする。元々天文用で導入しているマウントと言うこともあるので、普段撮りはあまりしない、ということもある。

それでもこれはなぁ…と思ったのが実はアナログ的な設定ダイヤルだ。T1は感度やシャッタースピードを本体のダイヤルで設定する。天体撮影の設定を変更しようとしたときに、普段通りにメニューを出して…と思ったら実はダイヤルで設定しなければ、ということになって、真っ暗闇でこれをやられると少々げんなりしてしまう。自分の場合は一眼レフカメラを初めて買ったのが1980年代なので、フィルムカメラのアナログ操作には慣れてるはずなのだが、いかんせんデジタルに染まってしまっているので今更…というわけだ。

ま、操作方法は順次慣れていくしかないのだが、別の心配事が無くはない。いかんせんマウント数が多すぎるのだ。OLYMPUSのマイクロフォーサーズに、EOS、そして今回のFUJI Xマウント。そして実は今借りているNikonがこれに時々加わったりする。OLYMPUSとEOSはそれなりに慣れてるつもりだが、それでも時々忘れた操作があったりして困ることもあるのに、これに天文でしか使わないFUJIがあったりすると、特定の設定を変えようとして「あれ?」ということがしばしばあるのだ。もうこれは、頭の体操だと思って頑張るしか無いか(^^;

面白かったのはバッテリー。この辺FUJIには感心してしまうのだが、バッテリーがエントリー機のX-A1と同じだったりするのだ。おかげで予備バッテリー含めて共通で使えるし、当然充電器も同じモノが使える。電源は結構大事なものだったりするので便利だった。ストロボはOLYMPUSのE-M5IIでもそうだが、外付け方式で、内蔵はされてない。付属品としてきちんと付いてきたが、実は全然使ってなかったりする。どこかで一度テストぐらいはしておかねば(^^;


X-T1と、ほとんど天文専用と化しているSIGMAの50-100mmF1.8で撮影した天之川中心部。赤い星雲も十分出ているのでこの組み合わせは結構無敵な感じがしてたりする。
後はAFやその他基礎体力的なところだろうか。T1は比較的初期の製品なので、この辺のカメラの基礎的な性能はまだ発展途上だ。X-T2以降になればこの辺は改善されるのだが、いかんせん普段撮りにはちょっと物足りないのも確かだ。まぁ、天体写真に使えればとりあえずOKなので、当面はここまでだ。ただ、普段撮りでも色合いは結構良いので、OLYMPUSとFUJI、この先どうするか、ちょっと悩ましい。

普段撮り用は基本はOLYMPUSで行くのだが、星野撮影をしようとすると、やっぱりノイズや色の面でFUJIを使いたい。その場合、あまりラインナップが無いレンズについてしっかり揃えたくなる(マウントアダプターを介してEOS用を使えば良いが、絞りは替えられないので困る)。しかし、さすがにこの上Xマウントのレンズを揃えるだけの財力は無いし、実は普段撮り用としてはFUJIのレンズは魅力的なモノが少ない。それでも、前述の操作性や今後の投資を考えると、可能ならマウントは減らしていきたいというのが事実だ。まぁ、OLYMPUSはレンズも揃えちゃったので、当面つきあっていくつもりだ。

今回、中古のボディを買って色々したのだが、あまりこういう経験は無かったりする。実際使ってみると、ダイヤルの反応が悪かったり(ありがちな接触抵抗気味)、中古ならではの問題も少しあった。後は、今回ホームページを書くに当たって、FUJIFILMのX-T1のページを見てみたら、素っ気ないものしか載ってなかった。まぁ販売終了アイテムだからある程度しょうが無いのだが、X-T1の詳細情報をクリックすると、X-T2に飛んだりする。せめてスペック表ぐらいは残しておいて欲しかったぐらいだ。詳細はこの辺とかこの辺の方が詳しいぐらいかも。ガンバレFUJIFILM。





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