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デジカメ コンパクトカメラ


 これ1台で全部OK!? Panasonic LUMIX TZ7その2(機能編)



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 2009年4月。この年のPanasonicのデジタルカメラはずいぶんと進歩しているような機種が出てきた。初めてのデジカメを買った頃から、実はPanasonicはかなり気になるメーカーではあった。とうとう購入したTZ7。とにかく使いこなしていきたいところだが、どれぐらいの力があるのか、その実力を試してみた。

この小さなボディに、この機能。やりますな、パナさん  
●更に驚け。脅威の拡大率●

 使えば使うほどにどんどん使い勝手が良いことに気がついてしまうTZ7だが、やはり一番の特徴はこの12倍ズームだろう。広角端の25mm相当はやはり相当に広い。ただ、今まで使っていたR7の28mm相当と比較してしまうと、劇的に広いわけではない。普通に使う分にはあまりに広くても扱いにくいので、この辺が限界だろう。

 あと、高倍率ズームの宿命でズーミングの操作性は必ずしも良くない。おもいっきり拡大したい場合はズーム速度が遅い気がするのだが、微調整をしようとすると、今度は逆に速すぎて調整しにくかったりする。この辺はなんとかどちらも立たせようとしている速度になっているのだろうが、悪く言えばどちらも使い勝手が悪い所でバランスされている。まぁ、こんなもんだろう。

 パナ自慢の手振れ補正、MEGA OISは結構いい感じで、手振れ補正がかなり良く効いている。設定を自動にしておくと、広角側ではシャッター時にだけ働く高効率状態。高倍率時には常に効いている状態になってファインダーの絵が安定する。ISOをオートにしておくと設定したところまで自動でISOが上がるし、ISOが多少上がってもさほど目立ったノイズは乗り難い(元からモザイク状だし…)ので、普通に見る分には結構気持良く写る

 ということで、久しぶりに実験してみたのが、ズーム倍率テスト。その昔、PowerShotS60に単眼鏡を付けて撮影したテストもあるし、カメラ単体ではCaplio R3でテストした結果があるのだけど、今回はそれを上回る12倍ズームだ。まずは1枚目は広角端で撮影。下の左側だが、これだけでも空の広さが分かるだろうか。

25mm相当広角端 300mm相当高ズーム

 続けて2枚目は12倍ズームの望遠端。TZ7の場合、EXズームとかで、要はトリミングを併用したズームで、画質劣化が無い、という話のズームができる。これが光学ズームと併用されてしまうので、最高画素数での撮影以外では、勝手にズーム倍率が上がってしまうので正確な12倍というのは、ちょっとやりにくかった。いや、単にちゃんと最高画素数で撮影できなかったいいわけだが(^^;。なにせ1千万画素を使うか、と言われてもそんな画素数は普段必要ないわけで、たいていの場合700万画素、適当な写真なら500万画素に設定してあるのだ。

 それはそうと、35mm換算でほぼ300mmの12倍ズーム状態が上の写真の右側になる。これだけでも十二分に拡大されているのが良くわかるかと思う。普通に使う分には手振れや被写体を追う関係でこれぐらいが限界だし、これぐらいズームできれば、たいていの用途は足りてしまう。

 で、そのトリミングを使うEXズームを最大限に働かせると、300万画素相当以下の画素数であれば、21.4倍の倍率を得ることができる。530mm相当だ。それが下、左側の写真だ。この写真で、だいたいR3のデジタルズームを効かせたのと同じぐらいの倍率が既に得られていることが分かるだろうか。後は、やろうと思えばこれにデジタルズームをどどんとかませることができる、というわけだ。

EXズームで21倍! デジタルズームで84倍だ!どん!

 デジタルズームはさらに4倍までかけられるが、ここで気をつけないといけないのは、特定の機能を使用しているときはこのデジタルズームを使えない、ということだ。TZ7の特徴、というかLUMIXの特徴である「インテリジェントISO」や「高感度モード」がコレにあたる。普段はこのインテリジェントISOをONにして使っていたので、デジタルズームのテストを行おうとしてうまくいかず、四苦八苦してしまった。

 それはいい。とにかく21.4倍の更に4倍だ。合計84倍。上の右の写真。既に、うっひゃーの世界である。画質の劣化は当然あるのだが、すごく遠くのものが目の前にあるように撮影できてしまう。これが、手振れ補正とともにすごく強力に使えてしまうのだ。今回は電柱を撮影してみたのだが、これを撮影していると、このカメラ、こんな風に個人が撮影に使うだけでなく、こうした遠くに見ることしかできない電柱や設備などを望遠撮影して点検に使えてしまうんじゃないか、と思えてしまった。ねじの緩みや断線など、そんなものまで見えてきそうだ。

 実際にはこうしたデジタルズームまで使って拡大したい、と思うことはまれなのだが、ここまで「うっひゃー」な画像が得られると、もう飲み会の席でネタにできること間違いなし。その場で撮影しても楽しい時間が得られる(^^;。

 デジタルズームはしなくても、拡大撮影すると便利かな、と思うことは実は時々ある。先日、GW時に便利に使えてしまったのは、とあるお店に行ったところ、どうやら閉まっていた。扉になにか張り紙がしてあるが、車からわざわざ降りて近寄るには交通の問題もあって面倒だし、かといって何と書いてあるのかは知りたい。という状況だ。まさに「あっ、コレがあった」とTZ7を取り出して拡大撮影。そこには「月曜日はお休みです」との表示が読めて、閉まっているのが納得できた次第であった。

 大きさ、重さ、バッテリーの持ちや操作性など、まだ改善されるべき点はあるにせよ、とにかく便利になっている。高倍率ズームのコンパクトカメラはある意味ある程度完成された領域に近づきつつあるのかもしれない。各社から続々と発売されているが、このコンパクト高倍率ズームというのは、今後とも要注目のジャンルだろう。




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