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デジカメ Canon PowerShot G5XMkII


シン・コンパクトカメラCanon PowerShot G5X MarkII


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  1インチカメラのPanasonic LUMIX TX1を買った後も、Canonは1インチセンサーのコンパクトカメラを次々にリリースしていた。その中には、こ、これは欲しいかも。という機種もあった。そしてとうとう手を出してしまった。中古だけど…


同じ1インチサイズのセンサーなのに、色々悩んだ末、そんなに?新しくもない新しいコンパクトカメラを買ってしまった。その背景は何か?本当に使えるのか?
●本当に欲しかったのは●

時は2021年の5月。前年に赤外改造カメラを2台も買ったりしてたから、今年はもうカメラは買わないかな…と思っていたのだが、最終的にはこの年3台ものカメラを買うことになった。まぁ、そのうち通常のカメラはこの1台だが、スペック的にはあまり変わり映えのしないカメラとなった。いや、実は前から欲しかったのだ。PowerShot G5X MarkII、以下G5Mk2)。1インチセンサーのカメラはLUMIX TX1があるのだから、こんなのばっかり買ってどうすんの?という話は聞こえてきそうだが。

まぁ、確かに便利に使えていたLUMIX TX1も、4年も使い込んでいけば不満もそれなりに溜まって来るというもんで、ここいらで一世代新しいカメラを使って見たかったし、そもそも、TX1を買おうと思っていた時も、既にCanonのGX7とか同MkIIとかを買いたかったというのもある。

ただ、このG5Mk2、発売されたのは2019年8月で、もう2年ほど前の比較的古い機種?になっている。それでも、Canonに限らず、ここ数年はコンパクトカメラの新しいものはほとんど販売されなくなってきている。安価でズーム倍率の低いものはもう、スマホにとってかわられてしまっているのが正直なところだ。購入のきっかけというか、ポイントになったのは以下の3点。

1.アングル液晶が欲しい
TX1もセンサーは1インチなので比較的いい絵が撮れるのだが、惜しむらくは液晶が固定。Canonの高級コンパクトはGX7がチルト液晶になってて厚みが少し増えているものの、ローアングルやハイアングルで使いやすそうで欲しかったりした。

2.見やすいビューファインダーも欲しい
ほんの数年前までは老眼なんか気にすることもなかったのだが、ここに来て急激に苦しくなってきている。まぁ老眼だけでなく、明るいところで被写体やピントをしっかり見るためにビューファインダーは欲しい。TX1も一応付いていたが、まさに「一応」というレベルだったし、視度調整レバーが緩かったからか、とにかく覗くたびに視度調整をしなければならないのには辟易した。G5Mk2だとポップアップビューファインダーなので使うのにツーアクションぐらい必要だが、その分しっかり見えるし視度も狂いにくいのでオッケーだ

3.TX1は望遠側画質がいまいち
TX1も1インチセンサーなので決して悪い画質ではないのだが、高感度特性がいまいちなのと、レンズが高倍率ズームだからだろうか、今ひとつくっきりしない感じがしていた。特にズームの望遠側ではフレアっぽくなりやすく、コントラストの低い絵になりがちだったのだ。高倍率なのは便利なのだが、もうちょっと…と考えるのは欲張りだろうか…

LUMIX TX1と並べてみる
これまで使っていたTX1(右)と比べてみる。望遠側が伸びるTX1と比べるとレンズの飛び出しは控えめだが、そのほかはサイズ感も含めてあまり変わらない
飛び出し機構を全部出してみる
ストロボの他、ポップアップファインダーやチルト液晶等がある関係で、結構がっしゃんがっしゃん飛び出してくるG5Mk2。ボタン類の表現含めて使い勝手は悪くない
購入は中古品。最近はデジカメの新製品の出るスパンも長くなったし、新品の値段もなかなか下がらない。実際、この時はG5Mk2の新品はまだ高い(10万円以上)し、今更、という気もする。後は最近、Yahoo!Shopingで中古品が比較的簡単に買える。しかもポイントが付いてくる。ということで中古品の購入ハードルがだいぶ下がってきた。

価格はそんなに「これなら安い!」とは言えない値段だが、8万円ほどで購入できた。その分、自分が見る限りは、ほぼ新品と言える状態のもで思ってたよりも外観の程度が良くて、ホンマに中古?と思えるものが届いた。さすがはキタムラ。Yahoo!ショッピングだったんで、ポイントも結構いただいた。

ということで、購入してしまった5Mk2だが、同じCanonで比べると以前の無印G5よりもずいぶんとコンパクトになって、前から「欲しいなー」と思っていたG7Mk2等と同等の大きさになってきた。固定液晶のTX1とは違い、ビューファインダーや液晶が折りたたみ式でギミック感満載だったりする。実際、後ろから全部出しの状態で比べてみると、もうガンダムみたいにがっしゃんがっしゃん言いそうだ(言わないって

これまでのTX1で不満だったのが、既に書いたがレンズの暗さと、望遠時の解像感の無さ、そして動作の緩慢な点だ。実際には25mm〜250mm相当の10倍ズームで、1インチ素子が入っているという事を考えて、購入時に5万円代だったことを考慮すれば、十分コスパは高いのだが、それまでコンデジとしてはメインで使っていたPowerShotS120に比べると、もう一歩、上質なカメラを想像してたわけだ。何はともあれ買ってしまったG5Mk2。しっかり使い込んでいきたい。



比較的大きいグリップ側に電池とSDカードのスロットがある。電池はコンパクトで予備を持ってても負担にならないが、USB-C端子で充電できるのでPD出力を持っていれば便利
●使い勝手も色々●

まだ使い始めで、操作に関してはやや迷うところもあるが、普通に使う分には難しいところはない。画質はやはり良くて、恐らくレンズのせいもあると思うのだが、一皮むけてクリアな感じがする。AF性能は…なんか思ってたよりもいまいち。全然寄れない感じだ。いや、多分コレが普通で、普段使っているE-M5II(の12-40mmとか12-100mmとか)のレンズが寄れすぎるんだろうとは思う…(^^;

これまで使っていたTX1とスペックとして大きく違うのはレンズの望遠側。TX1の光学250mm相当と違って、120mm相当まで。だが、デジタルズームで4倍まで行けるので、解像度は若干落ちるけどイザという時は480mm相当まで行ける。大きさ的にはTX1のデジタル2倍で500mm相当とほぼ同じ。デジタルズームが4倍なので細かいところは線が太くなるが、全体的な表現はあまり変わらないというかレンズに無理がない分コッチのほうがいいかも。なんせ明るい分だけ有利に使える。、星景写真も色々撮ってみたい。(マニュアル見ると、星撮影のモードが色々あるようだ…が、面倒なので使えてない)。

大きさは、これまでのTX1とほぼ同じ…というか、見た目だけだと本当にきっちり合わせてあるかのようにほぼ同じ寸法だ。当然これまで使っていたポーチにもすっぽり入るので、便利に使えている。重さもTX1の312gに対して339gと、ほんの少しだけ重くなっているけど、誤差範囲だし、グリップが少し深く、かつ素材がゴム的になっているのでしっかりホールドできる分、むしろ持ちやすい。

起動/終了はワンテンポ速くなってる感じなので、さくさく使える。レンズの繰り出し時間分早い感じだ。例えば再生だけをしたいとき、TX1では電源がレバー式だったので、再生ボタンを押しながらレバースイッチをON、としなければならない(別に電源入れてから再生モードにしてもいいが、レンズ繰り出し時間だけ無駄にはなる)。それに対してCanonのは電源がロジックスイッチになっているので、電源とは別に再生ボタンを長押しすれば再生モードで電源ONになる。結構便利だ。

ビューファインダーはサイドのスイッチでポップアップした後、手前に引っ張り出す必要がある。出し入れするのにちょっと手間なのだが、その分見え味は格段に上だ。実は今回、液晶を見て撮影しようとして、「…あれ?こんなに近くが見えなかったっけ(老眼)…ううぅぅ(涙」となってしまったが、このビューファインダーが私を救ってくれた(^^;;

 普段一眼カメラで撮影するときは「親指AF」を使うのだが、高級コンデジのこのクラスになると、だいたい同じことができる。今回のG5Mk2も背面左上のファンクションボタン(*ボタン)にAFを割り当てて、シャッター半押しでのAFを外してやれば、ほぼ親指AFとなる。気になる点は二つ。AFポイントを中央に一気に戻す方法が分かっていないのと、AFの「抜け」が結構あること。手前に花やすだれ状の葉があったりして、そこにピントを持ってきたいのに、華麗にスルーして背景にピントを合わせてしまうことが多い。このカメラに限った話ではないのだが、もうちょっと手前にピント持ってきてよぉ、とイライラすることも多い。

あと、レンズ性能が上がっているからか、開放F値がF1.8と明るいからか、細かく見ていくとアラが目立つような気もする。星像で比較するのは酷だが、絞り解放での周辺画像はお世辞にも良いとは言えない。星景撮影用に…とも思ったのだが、さすがにコンデジでここまで求めるのはちょっと無理か。ブログ紹介や記録用ならまぁ、星像はそれほど気にしないので、とにかく明るく写るのならこれでも十分OKという話もある。

何に使うか、にもよるが、動画に関してもHDMI出力があるのと、Canon webcam utilityにも対応しているのでで、使おうと思えばWEBカメラとしても使える。レンズも明るいので、少し背景をボカした撮影も可能だ。まぁ、実はTX1もHDMI出力があるので、普段使わなくなってきたTX1をWebカメラとして使っているのは秘密…でもなんでもないな(^^;

バッテリーは、TX1と比べてもコンパクトで薄い。ポーチに予備バッテリーを入れるにしても余裕が持てる。一応互換の予備バッテリーを格安で手に入れているが、今の所問題なく使えている。いや、実は2個買ったウチの1個が初期不良で交換したのは秘密だ。充電に関しては専用の充電器も付属しているが、PD対応のUSB電源があれば、本体充電が可能だ。最近はPC関連でPD関連の電源が増えてきていて、実際にPD対応のモバイルバッテリーを入手したりしているので、うまく使えば電源としてかなり便利になっているはずだ。

SDカードはせっかくなのでサムスンの64GBを買ってみて快調に使えているのだが、はじめに使うときに「あれ?入らない?」となった。今までCanonのカメラは背面(液晶面)から操作するときにSDカードのラベル面が見える様に差し込むのが普通だと思ってた(今確認したらS110の時から接点面だった…)が、このG5X2では接点面を手前に向けて入れるようになっている。これはまぁ、ニコンを始めとして業界の標準になってきているが個人的にはラベル面を見て入れられる向きが好きだったので「Canonよ、お前もか」って感じだった。いや、忘れていただけだが…

普段撮りでもバリバリに使っているが、遠征や庭撮りの星景写真にも大活躍している。レンズが明るいのでISO1600で15秒も露出すれば十分な結果が得られる。なかなか楽しい。実は、星景写真を撮る時、三脚が無くてもチルト液晶をちょっと開いてやると、上向きに固定できるので、セルフタイマーを併用するとそれだけで星景写真が撮れてしまう。置き場所はちょっと選ぶが、コンパクトなカメラだけにこんな使い方もある。(実はこのページのトップ写真はそうやって固定して撮っている)。使いこなしにはもうちょっと色々調べる必要がありそうだが、それだけの価値はありそうだ。





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