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周辺機器 こだわりの一品


便利なデジカメ周辺機器:その1


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 デジカメ本体が増えてくると、それに伴って撮影のバリエーションも広がってくる。そうしたときにどうしても欲しいものがデジカメ、というか撮影のための小物類。あると便利な物、単なる欲求から買った物、一芸のために揃えた物…各カメラ毎に揃えたケース等はそのカメラのコーナーに紹介したのだが、それに分類仕切れない物はこちらに載せてみた。あなたの役に立つ物も…あるかもしれない…。

中央が新しいベルボン三脚。こうして見ると平凡だが…  
● 変身三脚 ベルボン ULTRA LUX iF ●
 購入したのは2005年7月。この時期、カメラ本体は色々あってあまりいじっていないのだけど、そうすると今度は周辺環境を整えたくなってしまっていた。とりあえず50mmレンズと一緒にドライBoxは導入したのだけど、もう一つ、以前から気になっていた物に、三脚があった。

 今まで三脚は2本持っていた。1本は小学校の時に地上望遠鏡を買ってもらって、その時に同時に購入したビクセンの三脚だ(写真左側)。ビクセンのカタログに載っていたので、眼鏡屋さんで取り寄せてもらったのだが、どうもOEMか何からしく、実際のメーカーはよく分からない。アルミ製の3段伸縮三脚だが、当時8千円もしたのを覚えている。足の出し入れはネジ式で、後から考えると機能の割にはずいぶん高価な三脚だな、と思った。

 んが、コレ、小学校の頃から使っているから、かれこれ30年近く経っていることになる。それでも石突きのゴムが少し劣化していること以外特に不具合も無いところを見るとそれなりに丈夫なシロモノなのだろう。値段だけのことはあるかな?

 もう一つは大学の頃にとにかく軽い三脚が欲しくて購入した特価3千円(ぐらいだったと思う)のベルボン三脚だ(写真右)。これまた軽さと安さだけの三脚で、強度や安定感とは無縁のものだし、レバー式とはいえ2段までしか伸びないので軽いものの使い勝手はいまいちだった。

 それでも使ってきたのは元々三脚の使用頻度が少ないからだ。最近は天体の撮影もあまりしないので、三脚を使用するのは家族や仲間内で記念撮影をするときぐらい。それも年に数回あるかないか程度。後は夏場の花火撮影の時ぐらいだ。使い勝手は決してよくないが、なんとか使えなくはない、という感じだった。

 んが、先日こんな記事(Impress デジカメWatch)を見てしまった。こーんな便利な三脚だったら結構いいなぁ、と思っていた。でも、そうそう手に入れる機会はないなぁ、と思いながらいつものカメラ屋に寄ってみてしまったのだ。

 三脚コーナーにふらっと寄ってみると、なーんと、件のシロモノが展示してあるではありませんか。そのまま手にとって見てみる。思ったより重い。そりゃそうだ。1.3kgもあるんだから軽くはない。石突き部分を持って捻ってみる。ロックが外れるのでそのまま引っ張ってみる。思わず「おおおおおっ」と声が出てしまいそうになるぐらい伸びる。ただ、ゆるめ具合を分かっていないと中途半端な部分が伸びないことがあるようだ。

 そのまま全部伸ばしてその場に立ててみた。他にも似たような三脚があるので同じように伸ばして立ててみた(結構場所を取る。迷惑な客だ(^_^;))。が、このiFが一回り重くて太いこともあって、安定感は似たような値段の中では一番のようだった。この伸縮性でこの安定感なら結構いいかも。というわけで結局その場で購入。店頭価格から更に10%引きで、12千円強の値段だった。ちょっと高いが、色々使い勝手のいいモノなのでこんなもんだろう。

 というわけで最初の写真は全段縮めた状態で手持ちの三脚を並べてみた状態。これだけ見るといずれの三脚もそれほど差が無い。んが、使い勝手と伸び具合にかなり差がある。左側の8千円の三脚は固定がネジ式なので、全段伸ばすのに1本当たり10秒以上かかる。全部で30秒以上かかって伸ばすことになる。右側の3千円のはレバー式だし、段数も少ないのでもう少しマシで、1本当たり5秒程度で行ける。半分だ。

全段延ばすと恐ろしいぐらい高くなる。しかも速度はダントツ
 しかあし!。さすがのULTRA LUX iFだ。全5段の足は石突きを捻るだけで
できるし、その石突きを持って引っ張るだけで一気に伸ばせる。慣れにもよるが、全段伸ばすのに3秒とかからない。3本全部で10秒以内に完了してしまうのだ。これにはちょっとカルチャーショック

 しかも、その伸ばした状態で比べてみると更にショックを受ける。ULTRA LUX iFが頭ふたつ分ぐらい高い位置になるのだ。カメラを置くと丁度立ったままで操作できるぐらいの位置に来る。しかも先端の足が結構細いくせに結構安定していたりする。うう、今までの三脚はなんだったのー、という感じだ。

 さすがに先端は細い足になるので多少は不安になるが、その場合は先端だけを収納するとかなり安定感が増す。伸ばすときに先端だけを伸ばさないようにするのは難しいが、一気に全部伸ばすのは簡単なので、そこから縮めてやればそれほど時間はかからない。

 雲台部分も少し変わっていて、ワンレバーで上下・左右を調整できるようになっている。動くモノをねらう時は左手一つで操作できるので結構便利そうだ。そして当たり前のようにクイックシュー。今まで使ってきたのがクイックシューでは無かったのでこれまた感動的だったりする(^_^;)。

 更に縦横変更用のレバー。今までは雲台のカメラネジを緩めて調整していたこともあり、この辺は感動的に使いやすい

 ただ、一つ気になったのはこのレバー。普通に折りたたんだときは収納する場所が無く、相当にじゃまになる。この辺はよく知らなかったのだがネジって外して通常のレバーの後ろに付けて収納するらしい。なるほど。確かに収納できるが、このネジ、相当回転数回さないと付け外しできないようで、足の出し入れに比べると相当面倒そうだ。また、レバーの位置が通常の雲台と比べて下向きなので、水平方向の移動(パン)をしにくいという欠点もある。

 ま、この辺はどうしても不満なら自由雲台を付けてしまうという手もあるのでなんとかなるだろう。

 その他足の付け根がどうしても強度の関係で大きくなってしまっているが、この辺は強度とのかねあいもあるので仕方ないだろう。その分キャリングケースも付属しているのでうまく使えばそれほどかさばらないように運搬できなくもない。

 いずれにしてもコレ1本あれば相当の範囲はカバーできそう。写真撮影が更に楽しくなるのは間違いなさそうだ。


少し大きすぎたからかな?収納力はあるDRYBOX  
● カメラ保管庫 Capaty DRY BOX ●
 実は三脚と同時購入だったりするのが、このDRY BOXだったりする。以前からカメラ・レンズ類の保管に専用のBOXが必要だな、とは感じていたのだが、結局それに投資できないまま時間だけが過ぎてしまった。乾燥した保管庫が必要と感じたのは学生のころだから、かれこれ15年ぐらいはそう感じ続けてきたわけだ。感じながら対策を取ろうとしない辺りは、いーかげんな性格そのものですな。はい。すんません。

 何はともあれカメラ保管庫。これまではDRY BOX、というか除湿器というか、そういった類の製品は持って無くて、もっぱらカメラバッグの中に入れっぱなしというパターンが多かった。冬場なら全く持って問題ないのだが、夏場だと湿度&温度上がりまくりで、いつレンズにカビが生えても不思議ではない状況。実際、いくつかのレンズにはカビが生えてしまったこともあった。涙。

 保管庫が無かったのは、実は適当な製品がなかなか無かったというのもある。コストを度外視すれば除湿機能付き保管庫が便利なのだが、さすがにそれは高い。カビが生えてしまったことを考えれば決して高くはないのかも知れないが、敷居が高いのは事実だ。

 が、先日三脚を買いに行ったときに丁度よさげなモノを見つけてしまった。それが今回のDRY BOX(27L)だ。メーカーはアルバムでおなじみのナカバヤシ

 仕様は単純で、ゴムパッキンの付いた天板式のプラスチックケース。DRY BOXというだけあって乾燥剤付きで、肝心なのは外から見える湿度計が付属されていると言うこと。この湿度計があるだけで、ちゃんとDRYな環境が管理されているかどうかがよく分かる。多少大きめな感じはしたが、カメラだけでなく、各種レンズや付属品、双眼鏡なんかも保管しようと思ったら逆にこれぐらいの大きさは欲しい。2700円程度と手頃な価格も手伝って買ってしまった。

 大きさとしては、長さ50cm近くあるため、実は置き場に結構困る。本棚とかには当然入らないし、今まで大型のカメラバッグを置いていた机の下にも入るかどうか、という所だ。ただ、ハードなプラスチックなので、適当な所に置いてその上に何かモノを載せても問題ないので、いざ使い出すと大きさはあまり気にならなくなった。

 むしろ気になるのはその除湿性能。そもそもこの保管庫の使い道、というか開閉頻度はどれぐらいを想定しているのかはしらないが、付属していた乾燥剤はシリカゲルが50gほど。しかもただ単に袋入りのシリカゲルが付属しているだけで、専用のポケットとかは無い。この手の他の製品では、蓋の裏に専用のポケットとかがあってじゃまにならないように保管できたりするのだが、ちょっと不親切。

 実際にカメラやレンズを入れて様子を見てみた。初めのうちはみるみる湿度が下がって、「おおっ、さすがにDRY BOX。夏場の湿度の高いときにも良く効く〜」と思っていたのだが、さにあらず。週に何度かカメラを使うときに開け閉めしたり、出し入れしているうちに、明らか量が不足しているシリカゲルは、内蔵のコバルトブルーを吐き出して赤くなり、たちまち湿度は「やや多い」を指すようになった。

 それでも室内の湿度よりは少し下がっているのだろうが、これでは「DRY」BOXと言うには少し問題。パッキンが悪いのか、開閉頻度が多いのか、入れる物に湿度がこびりついているのか、とにかくもう少し湿度を下げるために乾燥剤系をよく考える必要がありそうだ。

   入れる物の仕切りが無いなど、まだまだ不満の多いDRY BOXだが、その分改善のしがいはあるというもの。ぼちぼち付き合いながら、もう少し使いやすく仕切りを入れたりして改造しようかと企んでいる。思いのほか強力だったのが海苔用の消石灰系乾燥剤。寿命が短いのが難点だけど、結構強力。捨てる前にちょこっと使えば便利。



 
● 持ってりゃ安心?予備バッテリー ●
同じハコから違うバッテリー。作りは安物…  時は2006年7月、EOS 10Dを買ってから既に3年。これまでにEOS 10Dで3万枚以上の写真を撮影してきた。当然それだけ電池も消耗するわけで、場合によって変わるけどだいたい200枚〜300枚で1回充電をしたとしても、200回前後は充電をしてきているのではないかと思う。EOS10Dの電池は「BP-511」リチウムイオン電池。寿命がきているわけではないが、だんだんヘタってきているのは間違いないようだ。

顕著なのが、バッテリーインジケーターの表示。まぁこの表示をどこまで信用するかという問題も残るのだけど、これまでは相当数撮影しなければインジケーターの目盛りが減っているのを見ることはあまり無かった。目盛りが減ったのを見てから充電しても結構余裕があった。

 んが、ここ数ヶ月、どうも目盛りの減り方が早い気がするようになってきた。満充電にしていても100枚も撮影しないうちに一目盛り減ってしまう。そこからでもかなり撮影はできるのだけど、これまでの経験から言っても、この状態から気がつくと全く撮影できなくなる、というのが突然起こることがある。従って、少し冷や冷やしながらの撮影になってしまうのだ。この辺は精神衛生上あまりよろしくない。

 正直なところ、この10DはE-330を導入した後にほぼ処分、もしくはお蔵入りしてしまうつもりだった。が、性能上の問題で結局両方使うことが多くなっている。となるとやっぱり新しい電池がほしくなってしまう。しかし、新しい純正電池は8000円近くしてしまう。それはそれでまた悩ましい。新しい電池は型番もBP-511Aになっていて話によると寿命もずいぶん延びているらしいので、一つ買っておくというのもあるが、補助的に使うのであればもっと安いのでいいかなぁ、ということになった。

 そこで目につけたのがジャパンバッテリー。互換バッテリーを販売しているところなら他にもいろいろあるのかもしれないけど、とりあえず知っているのはここだけだし、ずいぶん前からWeb販売を継続しているので、それなりに信頼できそうな所でもある。なにせCanonの互換バッテリーが1980円、これは安い。ただ、1個買うだけだと送料がかかる。

 純正以外のリチウムイオン電池の場合結構リスクが高いようなので、そんなのを必要性も少ないのに2個も3個も持つ意味もない。そこで、ついでにE-330用の予備電池も買うことにした。EOS10Dと違ってE-330の場合、Live viewを多用したりすると電池の減りが早いらしい。やはりそのためにも予備電池がほしい所だ。

 こちらはOLYMPUS用で数があまり出ないせいか、少し高くなって2980円程。それでも二つ合わせて4800円ぐらいで買えてしまう。純正なら一つも買えない金額だ。多少のリスクはあっても予備電池としてならこの辺で上等だろう。ということでついに発注。

 発送方法は投げ込みらしく、特に宅急便屋さんが訪ねてくるわけでもないらしい。発注の翌々日にはしっかり届いていた。中身はいかにも怪しそうな箱。2種類ある電池の箱は全く同じなので少し不安になったが、型番シールが貼ってあって、中身の電池はちゃんとその種類の互換バッテリーが入っていた。

 さっそく充電、んでもって電圧測定。大丈夫だとは思うけど、もし変な電圧が出ていたらカメラそのものを壊しかねないからだ。どちらも8V程度で、やや高いけどまぁ許容範囲だろうと思ってそのままEOS10Dに突っ込んで…突っ込んで…突っ込めない!?

 普通デジタル一眼レフの電池だと、グリップ部分の底から電池を入れて、最後の部分はロックがかかるのでほんのちょっとだけ力を入れて押し込んでやると入る。外すときはロックを外すと指でつまめるぐらいぴょこっと飛び出してくるのでつまみ出せる。

 んが、今回のCanon互換のバッテリー、最後の3センチぐらいで極端にトルクがかかってしまうのだ。このまま押し込むこともできそうだけど、そうするとプラスチックが変形して二度と出てこなくなるんじゃないか、と思わせるような手応えを醸し出している。これはヤバイ、と直観的に判断してとりあえず入れ込むのは見合わせた。

矢印の部分が微妙に違う(下が純正品)  充電するときは特に問題なく充電器に入ったのだが、何かおかしい。ということで純正の電池と形をよく比べてみると、写真の矢印の部分(上の電池が互換品、下が純正品)。なにやら先端部のプラスチックの薄くなっているハズの部分がやたら太くなっている。この辺はカメラ本体側ではガイドに沿ってきちんとはめ込まれる部分だ。この太くなっているのがじゃまをして入らないらしい。

 こんなんクレームじゃぁ、とも思ったが、まぁ格安互換バッテリーなんでそんなに目くじら立てて怒るほどでもないだろう。実際、問題なのはこのモールド部分の形状精度だけのようだ。バッテリーの中身がどうこうというのはまだわからないけどね。

 あわててはいけない。もういちど純正品との形をよく見比べた上で、カッターナイフを取り出して必要部分をちょこちょこと削ってみた。多少バリは残ったけど、1mm近く削ったところで試してみるとちゃんと入る。やれやれである。

 実際に運用してみてちゃんと使えるかどうか、という問題はあるけど、とりあえず何回か使った限りでは不具合は出ていない。普段電池を気にしながら撮影していたので、かなりの安心感がもてるようになった。まぁ、お守りみたいなもんかな。


 
● いつでも携帯 小型三脚 ●
折りたたむと結構コンパクト  '06年も年末が近い日曜日、予定は全く違ったのだけど少し時間があったのでいつもの某電器屋さんに寄ってみた。ちょっと時間があったこともあり、普段はあまり見ることのないデジカメオプション関連の所を眺めていると、ふと気になるモノがあった。ロアス株式会社のミニ三脚。DigioシリーズのDCA-Z032BK(ブラック)というやつだ。

 以前から携帯性の良い小型の三脚には興味があったのだけど、大きさの割には値が張るし、使用頻度からいってそうそう使うモノでもないので手を出さずじまいだった。この時もそう思って見るだけにしてたのだけど、ふと値段を見ると、なんと380円。こんなに安かったっけ?。値札と型番を良く見比べてみたけど、まちがいは無い。それならちょっと買ってみようか、ということで速攻で購入。

 モノとしてはもしかしたら絶版になっているので投売り状態なのかな?とも思ったのだが、一応ロアスダイレクトにはモノが展示されている(このときは在庫切れ)。ロアスダイレクトでも504円なので、こんなもんなのかもしれない。それにしても安いぞ

一見ぴったんこの大きさの小型三脚。実はバランスがかなり…  実はその隣には比較的一般的な丸形の足をした小型三脚もあって、そっちの方が更に値段も安かったし、どうやら実用性も高そうだったのだけど、どうせこういった物は使用頻度も少ないし、自分で活用しまくる、というより他の人に見せて自慢する(^^;)というパターンが多いのだろうから、ということでデザイン的に面白そうなこっちにしてしまった。

 畳んだ状態では割とフラットで薄めなので携帯性は悪くない。普段会社に持って行っている鞄にこっそり(いや別にこっそりでなくてもいいんだけど)入れて行ってもほとんど気にならない。樹脂製ということもあって重量も知れている。ポケットに入れてもいいぐらいだ。

 カメラを取り付けるネジ部は比較的しっかりしているようで、座面も広い。ただ、実際に足を広げてこの座面を水平にして使用するには角度変更のネジを締めなければならない。このネジの受け側が全て樹脂製で、かなり滑る。最近の小型軽量になったコンパクトデジカメを乗せる分にはほとんど問題は無いけど、今使っているS60や、やっちゃマズイかもしれないけど一眼レフカメラを乗せるのには結構苦しかったりする。

 S60も写真を見る限りでは結構いい感じに思えるけど、実はねじ穴が中央でないので、かなりアンバランス。ちょっとつつくと重量がかかっているレンズ側にすぐコケてしまうのだ。重量のかかる側を足に沿わせて固定すれば安定はするけど、実は上下方向の仰角をつけようとすると写真の向きでなければ変更できない。結局この形で置くしかないわけだ。

 まぁこういったものは本当に間に合わせ的なものだから、無いよりはマシと思えば十分だし、これをネタに話ができればそれだけで380円の価値があるというものだ(^^;)。実際、仲間内の飲み会の席ではこの三脚にEOS30Dを固定して皆の記念撮影をしたりした。重心が中央にしっかりかかって、仰角固定ネジをおもいきり締め込めばなんとかなったりするから面白い(^^;)。これならもう一つの方の三脚も買ってもいいかもしれない。



 
● カメラ2台を運べ! 小型カメラバッグ ●
バッグとしては比較的小型の部類になるシューティングバッグ  2007年に入って、一眼レフカメラを2台使って撮影する機会が時々出るようになった。一番よく使うのはいつもブログに載せている夕日を撮影するときだ。夕日の撮影時には望遠レンズで夕日のクローズアップを、超広角レンズで夕焼けに染まった空を撮影したい。ただ、現場でこの2本のレンズを交換するのは意外と面倒だし時間も無いしホコリが入るリスクも大きい。というわけで今年の最初に購入したZD40-150mmF4-5.6を、ほぼ夕日専用の望遠側のレンズとして使い、広角側にはEF-S10-22mmF3.5-4.5USMを使っている。

 となると、同時にボディも2台必要になる。幸か不幸か2007年9月現在、ウチにはE-330EOS30Dの2台があるので、それぞれにレンズをつけて2台体制で夕日の撮影に臨んでいる。これは正直かなり便利なのだけど、一つだけ問題がある。夕日が撮影できる海岸は家から少し離れているので自転車で出かけるのだけど、カメラ2台を納める手頃なバッグが無いのだ。

 仕方がないので今は1台(主にOLYMPUS E-330)をポーチ型のバッグに納めて腰に下げて、EOS 30Dの方は1000円で購入したクッション付きの格安ビジネスバッグに納めて肩から下げているのだ。このバッグでも悪くはないのだけど、カメラ専用ではないため、カメラの収まりがかなり悪い。1台だけ納めるのなら悪くはないのだけど、もう一本レンズを入れたいとか、カメラ2台を入れようとするのはかなりムリがある。

 で、この広角&望遠を付けたカメラを2台納められる手頃なバッグが無いか物色していたわけだ。この日もカメラ屋でバッグコーナーを眺めていたのだけど、手頃そうなモノが目にとまった。結構コンパクトで、自転車に乗って肩から下げるには結構いい感じだが、カメラが2台収まるかというと、ちょっと微妙そう。しかし、価格はそれなりに安い。ええい、ままよ。ということで衝動買い(^_^;)。

 買ったのはハクバのシューティングバッグNEOというもの。ハクバのHPにもそれっぽいのが無いし、型番(KH-NEO-S)を検索してもあまり出てこない辺りが怪しさ満点だが、一応ハクバらしい。ただ、バッグにもタグにもメーカー名が一切無いので、OEMか何かなのだろう。

 とにかく定価5800円だが、この辺の定価はあってないようなもので、実際には2980円で売られていた。まさしく衝動買いには丁度いい感じだ。家にはカメラ用ではないけど安物の手提げバッグがいくつかあるので、実はバッグは若干食傷気味だ。ただ、カメラ用は意外と無いので欲しかったのも確か。

 持って帰って色々見てみると、安いだけあってパーティションやポケット類は少なめだ。ただ、バッグの周囲が一通りクッションで囲まれていて形もポーチとちがってしっかりしているのは安心できる。

ちょっとわかりにくいけどカメラを横と縦に収納  で、問題なのはカメラ2台が収まるか。カメラの幅とバッグの内寸がそれなりに合えば行けるのだが、実際にはカメラの幅の方がわずかに大きいため、そのままでは入らない。長手方向に振ると今度は2台が干渉して収まらなくなる。しょうがないので、多少アクロバチックな収納方法を取った。1台を横置きにして、もう一台をその上からかぶせるようにして、レンズを下にして収納するのだ。

 下のカメラの上にグリップ部が重なるが、これなら2台がバッグに収まる。更に隙間ができるのだが、ここに予備バッテリーなども入るので割と便利に使えるようだ。場合によっては、カメラ2台ではなくてカメラ1台+ちょっと大きいレンズやストロボというようなバリエーションも可能なようだ。上蓋がかぶせ式なので密閉性は不安が大きいが、その分融通も利いて、バッグ本体より少し背の高いものでも無理すればちゃんと?入る。

 実戦使用あまりしていないけど、バッグの持ち方によってはレンズの仮置き場所として使えるはずなので、現場でのレンズ交換時なんかにはかなり便利に使える可能性もある。ただ、ポイントは「ちょこっと出る」用ということだ。旅行とかでノートパソコンを持って行こうとするとまず無理なので、どこで使うか、というのを見極めて便利に使っていきたい。




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