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周辺機器 こだわりの一品


爆速コンパクト SANYO DSC-MZ3


爆速問題点等…

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 2002年10月。ここに来てデジカメ購入欲が再びふつふつと沸いてきた。デジカメはこれまでに4台を購入してきたのだが、実はまだ不足するものがあった。というのも、これまでのデジカメは主に、ちゅうか完全に趣味の世界だけだったのだが、前回購入のE-10当りから、完全に銀塩に置き換えて使うようになってきたのだ。果たして目的のデジカメとなるのか…。

● コンパクトなデジカメが欲しいっ ● コンパクトカメラタイプでスタイリッシュで格安のデジカメ、SANYO DSC-MZ3  基本的に昨年購入したE-10を使えば、銀塩カメラは不用になるのだが、それだけでは完全ではない。これまで家にあって使ってきた銀塩カメラは主に2台。1台は一眼レフカメラで、これはE-10を購入することで完全に置き換わってしまった。そしてもう1台はOLYMPUSの2倍ズームコンパクトカメラ。これも購入してからかなりの年月が経っているが、比較的コンパクトで使いやすいのでずっと使ってきた。ただ、C-2000Zを購入してからはかなり使用頻度が減ってきたし、E-10を導入後は更に減ってきているのだが、今までのデジカメは自分でしか使っていない(ちうか、操作が複雑そうなのでヨメさんは使おうとしない)ため、ヨメさんが子供の写真を撮りたい、といった時にはやはり銀塩コンパクトカメラを使っていたのである。

 というわけで、銀塩カメラを完全にデジタルに置き換えるため、次のターゲットはコンパクトカメラ。既に200万画素のC-2000Zがあるのだが、これを購入したのは2年以上前で、昨年E-10と画質を比べてしまったら、既に使い物にならないレベルであることが判明。特にホワイトバランスが青側に振れる事が多いようで、どうも色味が不自然に写ることが多い。それと、コンパクトカメラとして持ち運びするには少し大きい。ついでにデジカメとしてヨメさんに持たせるには操作が少し複雑、ということでやっぱり候補を探すことにした。

 ただ、前回のE-10みたいにあまりコストはかけられない。予算は限られているのだ。出したとしてもギリギリ5万円ぐらいまで。できれば安いほうがいいのは間違い無い。しかし、画質はできるだけ妥協したくない。基本的な使い方は日常のスナップで、大伸ばしはあんまりしない、サービスサイズがきれいに印刷できればOK、というレベルだ。極端な話150万画素でもいいのだけど、やはり最低200万画素は欲しい。できれば300〜400万画素クラスがいいな、と無いものねだりをしてみた。

 ぜいたくを言わなければ、1/2.7型の200万〜300万画素で、4〜5万円のデジカメは結構ある。ほとんどがズーム機なので、今使っている2倍ズームのカメラの置き換えには充分だろう。ただ、メディアもそれなりのものを購入することを考えると、安い機種は限られてくるし、機能やデザイン、画質なんかを満足するものとなるとなかなか無い。

 で、そうこうしているうちに発売になったのがSANYOのDSC-MZ3だ。Webにも各所にレビューが上がっていたのでかなり気になっていたのだが、これまでのMZ1,MZ2の時代には価格の割にデザインや操作性が今ひとつで気にしていなかった。

 んが、今回のMZ3は一味違う。リチウムイオン電池を採用して全体にコンパクトに、しかもスタイリッシュになり、操作性も一般的なものに変更されている。まるで心を入れ替えたかのような変わりようだ(^^;)。定価は58,000円とそれなりにするのだが、発売当初から小売価格は一般的に39800円。一般的な200万画素クラスの値段になっている。これを定価にすりゃいいのに、と思ってしまうぐらいだ。

 結局、価格でほとんど決まってしまっていたのだが、この大きさ、デザイン、操作性、レスポンス、そして画質については300万画素保存ができる、ワイドレンジショットで多少改善される、等多くのポイントがあった。同等のクラスでこれだけの品質を持ったものが無いため、必然的にMZ-3を購入することに決まってしまった。一応他の機種も見てみたのだが、やはりコストパフォーマンスでMZ-3に勝るものは見つからなかった。後は9月発売、となっていたのが10月上旬に変更されてしまったので、実際に発売されるのを待つだけとなった。


● いきなりフリーズ? ● 後姿。操作レイアウトは一般的だと思うけど、アイコン類は独特でちょっと戸惑う  実際に購入したのは2002年の10月の12日。直前まで発売されていることは知らなかったのだが、Webの価格調査等で実際に発売されているのを確認。松山に行く用事があったのでそこでショップを2、3件回ってみるつもりだった。まずは電気屋に行ったのだけど発見できず。次に「どうせまだないんだろうな」と思って入ったパソコンショップで発見。他の機種には目もくれず触っていると、「使ってみます?」と店員さん。そしてしきりに進めてくる。新機種ということもあるのだろうが、結構力を入れて売っているようだ。で、若いおねいさん店員だったこともあって(<をい(^_^;)、最終的には約40K円の10%引き+128MBのコンパクトフラッシュ、3年保証も付けて更に端数を切って税込み合計45k円となった。これならなんとか購入できる、ということでそこで買ってしまった。

 他の店を回っていないのでどれぐらい安かったかは不明だが、地方であるこの辺では悪い価格ではないと思った。なお、今回はいつも購入しているカメラのK店には行っていない。元々カメラ店には一般的にカメラメーカーのカメラしか置いていないことが多く、家電メーカーのカメラは取り寄せになったり、価格競争力があまり無かったりするのでハナから行くつもりは無かったのだ。ただ、Webで情報を取ってみると、実際には多くの人がカメラ屋で購入しているらしい。

 私の場合、どうもデジカメの初期段階と相性が悪いらしい。購入後、少し時間があったので車の中で付属のリチウムイオンバッテリーを充電、10分ほど充電できたところで実際に使ってみた。バッテリーは思ったよりずっと小さく、こんな電池で本当に持つんだろうか、と不安になってしまったが、動画も含めてかなりの撮影ができるようだ。本体もかなり小さく、その分重みがずしりと来る。持ち運ぶときは落とさないようにちょっと注意が必要かもしれない。

 電池とコンパクトフラッシュを入れて電源ON。説明書の指示通りにとりあえずコンパクトフラッシュのリフォーマット(ほんの数秒)をしておいた。で、早速車の周辺で何枚か撮影。液晶をONにした状態ではなかなかいいレスポンスをしている。ただ、ここで気がついたのだがオートフォーカスがあまりに遅い。他のレスポンス(起動や液晶表示)はそこそこいいので、オートフォーカスの遅さが余計目立つのだ。

 具体的に何秒かかる、というのは測定していないが、今まで使ってきたC-2000Zだと「きゅきゅきゅっ」もしくは「キチキチキチッ」という程度で合焦。E-10に至っては(比べるのは酷だが)「キュキュッ」という感じで合焦する。んが、MZ3だと「ジー、ジー、うーん、ピーピー」ってな所だ。最後の「ピーピー」は合焦音だが、これがまた大きな音で品が無い。なんだかトホホな感じがしてきた。

 こりゃあ、光学ファインダーで撮影したときにもたつく感じがするかな、と思って液晶をOFFにして光学ファインダーを使うと、やっぱりフォーカスが合うまでに時間がかかるので違和感がある。それならフォーカスが合う前に全押ししたら?と思って液晶OFFの状態で一気に全押ししてみた。と、何やら反応がおかしい。あれ?と思って各種スイッチをいじってみたが、ここで何の反応もしなくなった。げげ、完全にフリーズ状態である。

 しいかたがないので一度バッテリーを外して電源を切ると、なんとか元に戻った。なんでフリーズしたんだろう、と思ってもう一度液晶OFFの状態で一気にシャッターを切ると、2枚目であえなくフリーズ。うう、これはもしかしたら初期不良品なんだろうか…。


● 便利で高機能な動画撮影 ●   かなり小さくて軽くて長持ちするリチウムイオンバッテリー。だけど充電器のコードは太くて長い…  2度のフリーズを経験したのだが、その後とりあえず他の機能を色々いじってみた。説明書には少々難ありだが、基本的な操作に付いてはさほど難しいものではない。操作ボタンもメニュー、セットとカーソルキーで全ての操作ができるようになっているのでそれほど迷うことではない。ただ、Nikon系ではカーソルの右がそのままSETボタンと同じ役割を果たすけど、MZ3ではいちいち「SET」キーを押さないと設定値が変化しないのでちょっとまどろっこしい感じを受ける。

 カーソルキーの左右で値の変更そのものは行なわれるような表示になるので、そのまま上下キーで違う項目に行ってしまうと、まだ値が変更されていない状態になるわけだ。誤操作を防止しているようで、誤操作してしまうという変な感じになってしまっている。

 で、件のフリーズだが、そんなこんなで色々操作をしているうちに再発しなくなった。光学ファインダーで撮影するのになんだかまどろっこしいのは変わらないのだが、フリーズすることは無くなった。なんだかE-10のフラッシュ不能の状態と似ているのだが、もしかしたら内部電池への充電状態によって何か変わっていたのかもしれない。ただ、Web上での情報ではフリーズの報告も結構上がっているので、比較的フリーズしやすい機種だと思える。

 リチウムイオン電池は小さくて、フル充電も2時間ほどでできるらしい。充電器も比較的小型なので持ち運びには苦労しないだろう…と思ったのだが、実はこの充電器へ繋ぐACコードが太くて邪魔。コストの関係もあるのだろうが、コンセント直付けぐらいにして欲しい気がする。これはThinkPadの予備ACアダプタにも言えるのだが、持ち運びを前提としている機器にしてはお粗末。どこかに安くて小型のACケーブルって無いもんでしょか。

 今まで4台のデジカメを購入してきたが、実は動画対応の機種は今回が始めて。SANYOの売り文句で言えば、このMZ3は高品質動画対応として売り出しているのだが、それ以外のデジカメの動画がどの程度のレベルなのか不明なので、あまりどうこうは言えない。ただ、動画の取り扱いに関してはさほど難しくは無い。ダイヤルを動画に合わせて、シャッターを押すだけ。次にシャッターを押すまで録画される。

 動画撮影中はズーム音を入れないようにするためズームが効かないのが残念だが、それでも少し「キシキシキシ」という音が入ることがある。始めは「なんじゃこれ」と思ったのだが、どうやらオートフォーカスのレンズを動かす音が結局入っているようだ。この辺はコンパクトカメラ型でマイクとレンズの位置が近いのである程度仕方ないのかもしれないが、静かな環境ではちょっと気になる。ただ、どうしても気になる場合はマニュアルフォーカスにしてしまえば音はしなくなるので打つ手無しというわけではない。いずれにしてもモノラル音声だし、金属筐体で雑音を拾いやすいので音声に関しては過度な期待は禁物である。個人的には充分なクオリティだと思っている。

 動画の画質うんぬんに付いてはよく分からないのがホンネだけど、液晶ディスプレイ上で楽しんだり、少しTVに繋いで見たりするだけなら320モード、15fpsでも充分楽しめると思う。もちろんそれ以上のモードの方が質が高いし、このカメラの本領発揮なのだろうけど、この価格にあまり高画質を求めてもしょうがないし、CFの容量の問題もあるので当面はこの辺で楽しむつもり。ヨメさんに見せたら「なんでこんな小さなカメラでビデオみたいなのが撮れるの!?」と充分驚いてくれたので個人的にはこれで充分なのだ(^^;)。

 その他の操作性もそれほど不満な点は無い。多少癖のある部分もあるが、すぐに慣れることが多い。一部では懸念されていたモードダイヤル越しのシャッター位置も全然違和感は無かった。それよりも、このコンパクトさ、かっこよさ、使いやすさがいい。ヨメさんもやや厚ぼったくて重い点を除けば十分使えるレベルにあるようだ。

 ただ、SANYOだからなのか、詰めの甘い点も多数見受けられた。カメラの基本機能としてはそれほど不満は無いのだが、それを操作したり理解したりする上で「???」となる事が結構あるのだ。この辺はまだまだユーザーが少なく、フィードバックの少ない同社の弱みなのではないだろうかと思ってしまう。もしあなたがこのMZ3を買おうと思っているのなら、是非に見ておいて欲しい。具体的には…次回、お楽しみに(<をいっ)



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