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デジカメ ミラーレスカメラ


 レンズのオマケ? Panasonic LUMIX GX1


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 2013年春先。ずーっと様子見だったカメラのジャンルに、ついに「これは買いかも」という機種が出てきた。狙いはOLYMPUS。しかし、レンズに関してはOLYMPUS純正よりも、Panasonicの方が魅力的なモノが多い。ということは、レンズだけでも…ということになるつもりだったのだが、気が付くと流れは違う方向に走り始めていた…

少し大きいけけど、ストロボ内蔵  
●レンズだけのつもりが…●

 2013年3月。それまで暖めていたミラーレスカメラへの情熱を、少し消化させてやるタイミングがやってきた。天体写真を撮影するときはほとんどCanon機を使っているのだが、普段撮りをする際は、レンズやドラマチックトーンの面白さから、E-5を使うことも結構多い(E-620はほとんど使わなくなってきている…)。しかし、OLYMPUSはフォーサーズ(一眼レフ)機種の新機種を出す気配はないし、レンズも全く更新されなくなってしまった。

 このまま使っていってもいいのだが、個人的には過去の遺物となってしまいそうなこのシリーズはなんとかしたいとは思っていた。実際、Canonに乗り換えてしまおうとも思っていたのだが、アートフィルターやこれまで揃えてきたレンズライナップもあり、もうしばらくは使うことになるだろう。

 それとは別に、ミラーレスだ。世間はミラーレスにシフトし始めていて、最新機種の多くはミラーレスで出るようになってきた。そんな中でも、OM-DことE-M5に関しては撮像素子のCMOSがこれまでのパナソニックからSONY製になり、ノイズ性能なんかもかなり良くなったということもあり、かなり興味が沸いている。価格的に厳しいのですぐには購入できなかったのだが、ここにきてE-PL5とPM2が発売になり、そこそこ買いやすい価格になってきた。ということで、狙いはドラマチックトーンが使えて、可動式液晶のE-PL5、であった。

 実はこの直前(2013年2月)にフォーサーズ仲間、ゴミゼロクラブの写真展が東京であり、今年は初めてそこに3枚ほど展示をさせてもらった。本来であれば東京に出向いて色々お話をしたかったのだが、時間とお金との関係で写真だけの参加になった。代わりに、「その分のお金でマイクロフォーサーズを買う!」と宣言してしまったのだ。

 で、やってきたのは地元のカメラのキタムラ。もう、E-PL5を買う気まんまんだったのだ。ボディカラーは白と黒とシルバーだけなので、迷わず黒。男はブラック!。が、店員さんに聞いてみると「すんません、ブラックは売り切れで…」という話。なぬー、というわけだ。仕方がない、ここはWebで注文するしかないか…。しかし、お店までは結構な距離もあるので、ここまで来て手ぶらで帰るのも悔しいわけだ。ここはひとつ、一緒に買おうと思っていたレンズについても…

「すみません、マイクロフォーサーズのレンズ単体は店頭には置いてないんですよ」

 む、むむぅ。やってくれるぢゃないですか。まぁ、欲しかったのはパナの14-42mmのパワーズーム。そして、OLYMPUSのポートレート用、45mmF1.8だ。さすがに45mmF1.8はなさそうなのだが、お店の中を見回してみると、14-42mmを付けたカメラが置いてある。パナソニックのマイクロフォーサーズのコーナーだ。

 そもそも、OLYMPUSのPENシリーズに使われるレンズキットの標準ズームは、以前はかなりコンパクトなものだったのだが、最近のは軽さを優先した結果、少し長さが残る残念な仕様となった。それに比べて、パナソニックの電動ズームの標準ズームは、かなり薄型になっている。マイクロフォーサーズに組み合わせるならコイツでしょ、ということでこれを買いたかったのだ。

 しかし、実はレンズ単体で購入すると、だいたい3万円前後する。ボディとのレンズキットで購入すれば+1万円ぐらいでレンズが付いてくるので、レンズ単体だけで買うのはなんだか勿体無い気がする…という考えは、たぶん手ぶらで帰るのはいやだ、というバイアスがかなりかかった状態だと思う(^^;

 そのパナソニックのマイクロフォーサーズコーナー。見てみると、GF5とGX1がそれぞれ展示してあった。いずれもレンズキットであれば、ボディ単体+1万円ぐらいの値段になっているので、やっぱりレンズ単体で買うよりもかなりお買い得だ。

 GF5はまだ出てから日が浅いこともあり、少し値段は下がりきっていない感じだった。ここでGF5を買うのはやっぱりなんだか無駄な気配がする。それに比べて、GX1は発売後1年近く経つが、価格は十分安くなっていて、レンズキットで4万円ちょいだ。ちうことは、レンズに+1万円ほど足すだけで、パナソニックのビューファインダー無しのジャンルにおけるハイエンド機種であるGX1が手に入ってしまう…。

同時に買い求めたもの。結局そこそこの値段に…
 おそらく、ここで気絶していたのではないかと思われる(^^;;。気が付くと、GX1と液晶保護フィルタ、レンズ保護フィルタと更に16GBのSDカードと共に、車に乗り込んでいた。ウキウキしていたのは気のせいではないとは思う…。ただ、フィルター類も買ったので、結構値は張ってしまった。また、なぜかハーフカバーがおまけで付いてきた。こういうのはキャンペーン品だったりするのだが、ちょっとラッキーだったかもしれない。

 気持ちを整理した上で、家に帰ってから取り出してみると、やはりマイクロフォーサーズである。GX1は恐らく(ファインダー無しの)マイクロファーサーズの中では大き目のボディのはずなのだが、一眼レフカメラに比べると、十分に小さく軽い。しかも、グリップがしっかりしているので持った感じも非常に良い。

 ビューファインダーが無いのがちょっと悔しいが、コンパクトカメラの画質が良くなったと思えばまぁ許せる範囲かなというところだ。実際、レンズキットであれば5万円しないわけで、撮像素子の大きさを考えると、結構お得なのではないかと思う。



スイッチはダイヤルと同軸。この辺はいい感じ  
●使ってみたGX1●

 実は、このカメラ、もともとレンズを買うためにおまけに買ってしまったカメラなので、あまり使っていないというのが正直なところだ。ただ、少しいじった範囲では、この直後に買ったE-PL5に比べても、やはりハイエンド。グリップ感や操作性などはE-PL5よりもかなり使いやすいかと感じた。

 フォーカスポイントやオートモードのあり方なんかがOLYMPUSとパナソニックで考え方が微妙に違ったりして少しとまどうこともあるが、普通に使っている範囲ではどっちかに慣れてしまえば楽なんだろうなと思う。そもそも、オートモードを基本に使うようなイメージで作られているので、プログラムオートでコンパクトカメラ風に使う分には結構使いやすい。

 そんな中でも、追尾AFは面白い試みだ。タッチAFで特定の被写体を選ぶと、アングルを変えてもその被写体を追尾してくれて、シャッター半押しにするとその場所にピントをきちんと合わせてくれる。追尾精度やスピードは完璧とはいかないが、思っていたよりも使える感じだ。マクロでの撮影なんかは結構使えるかもしれない。

 しかも、ノイズが多いと思っていたパナソニックの撮像素子も、この世代ぐらいにまでなると、高感度でもさほど気になるレベルのノイズは出なくなってきている。天体写真に使えるか、というと話は違ってくるが、普通に記録用の星景写真を撮るぐらいなら十分使えそうなのだ。さすがに赤い星雲とかになると(この辺はOLYMPUSやSONYも同じっぽいが)写りは極端に悪くなるが、普通に星だけを撮るなら結構行ける。むむ、やるな。パナソニック。

 おまけで付いてきたボトムカバーだが、これを付ける事でデザイン的にはかなり良くなる。もともとクラッシック的で無骨なデザインなのだが、更に精悍なデザインになるのだ。後から購入したE-PL5に比べると多少大きいのだが、ポーチに入れることができるシチュエーションなど、そこさえクリアできれば普段持ち歩きには、もしかしたらこっちの方がいいかもしれない…。

バッテリーはBLD10。想像していたより少し大きいぐらいのサイズで、比較的長持ちしそうだ。バッテリーが切れるまで撮影したことはないのでどこまでできるかは不明だが、頼りがいはある。バッテリー部はSDと共通なので、やはりこの辺はコンパクトカメラ然としているが、蓋もやはり高級機?ということでしっかりしていてなかなかよろしい。

 電源はモードダイヤル部にレバー式で装備されている。この辺はOLYMPUSと違っていて、個人的には今までの一眼レフと同様のスイッチで好感が持てる。シャッターボタンは良くもなく悪くもなく、というところか。

バッテリーとSDカードは底からアクセス
 ダイヤルは親指の所にあって、押し込むことでスイッチになっているのだが、このダイヤルが比較的堅い割に、押し込みのスイッチが少し軽い。ダイヤルするつもりでいるのに、気が付いたら押してしまっていたというのがしょっちゅうあるのだ。ダイヤルそのものがどうしても小さいということもあり、この辺の微妙なフィーリングはなかなかむずかしい。

 日本人でコレだと、手の大きい外国人だと「こんなのつかってらんねー」となるんじゃないかな?アメリカやヨーロッパでミラーレスの需要があまり伸びていないというのは、スタイルがどうこうとか言う前に、その操作性の問題が大きいんじゃないかとかんぐってしまう。

 後は、他にも色々あるが、とりあえず付いてきたハーフカバーの話をもう少し。デザイン的には悪くない。しかし、液晶部分と操作部分はカバーできないので背面は特に中途半端。しかも底面を覆ってしまうのでバッテリーやSDカードの出し入れ時には結局外さないといけない。しかも三脚ネジ穴もない。おまけで付いてきたものに文句を言ってもアレなのだが、正直使いにくいのだ。まぁ、使いやすさとデザインというのは、ある程度トレードオフにあるのがこの辺のブツなんでしょうな。本体をあまり使っていないこともあって、実はしっかり付けっぱなしになってたりする(^^;




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