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デジタルカメラ洗濯機'01


一番初めに購入したデジカメ、今は手元に無いCANONのPowerShot350。それなりに使えた
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 デジタルカメラの進歩は早い。単なるメモ程度にしか使えなかったVGA機種の頃から注目はしているが、今や既に銀塩カメラを凌ぐほどになってきている。画質についてはうんちくを語り始めるとキリが無いが、個人的には安物のフィルムばっかり使うこともあり、画質的にも既にフィルムカメラを越えていると思っている。銀塩カメラにはそれなりのメリットもあるのだが、デジカメの利点を考えると、もう銀塩カメラは使わなくなるんじゃないかと思ってしまう。で、実際に今まで使っていた一眼レフの代替(だいたい)機(※)を探すことにした。はたして、手頃で使える機種はあるのか…。

まずは使用目的を絞る 2001年11月7日
ただ今現役のC-2000Z。さすがに酷使しているので少しくたびれてきた  過去、一番初めに購入したデジタルカメラはキヤノンのPowerShot350であった。これはVGAサイズでもあったことから、ホントにメモ程度の用途にしか使えなかったが、今改めて撮影した画像を見直してみると、それなりに情報量を持っていることが判る。銀塩写真のプリントと違って、パソコンのHDDに保存しておけばいつでも好きなときに簡単に見ることができる。情報というのは引き出せてナンボのもんだ。デジタルカメラではのメリットである。

 話がそれた。んで、2台目が99年7月に購入したC-2000Zだ。当時としては今まで買った中で(一眼レフを含めて)最も高価なカメラだった(レンズ除く)ので、かなり思い切ったことをしたもんだと思うが、200万画素になるとかなり銀塩のコンパクトカメラに近い使い方ができるようになって、実際、これは、というとき意外は銀塩写真をあまり撮らなくなってしまった。この後も一時的にNIKONのCOOLPIX800を使ったこともあったのだが、この機種は既に手元には無い。

 で、繰り返しになるが、デジタルカメラの進歩は非常に早い。C-2000Zを購入してから2年だが、既に当時購入したクラス(10万円クラス)のデジタルカメラは400万画素程度になり、もう少しお金を出せば2/3型の500万画素の機種を購入できる。そう思っていると、とたんに新機種が気になり始めた。この2年の間にC-2000Zでかなりの写真を撮影した。実際今枚数を見ても3000枚近くになっている。銀塩ではせいぜい年に300枚程度だから、3〜5倍は撮影している。が、銀塩で撮影した写真に比べると、どうしても擬色や解像度、色再現性などのポイントで見劣りしてしまうものであった。まだまだ銀塩にはかなわないレベルだったのだ。普段のスナップ程度や、小さく印刷するときにはあまり気にならないのだが、暗いシーンや、一眼レフで力を入れて撮った写真なんかでは、如実に差が現れていた。

   ところが、ここ最近のデジカメのレベルは劇的に上がっており、操作性や画質の面で目をみはるものがある。それならば、デジタルカメラを買い換えて、銀塩カメラを処分してしまおうか、とまで考えるようになった。そこで、本当に銀塩カメラを手放すことができるのかどうか(デジカメがその代わりになるのか)、もし購入するのならどのようなものがいいのか、現行のデジタルカメラを比較検討してみることとした。以上は前置きだが(長すぎっ)、用途を決める上で大事な背景でもある。高価な買い物をしようと思うのだから、用途や目的をはっきりさせておかないと変な買い物をしかねない。買って良かったという買い物をしたいもんだ。

 現在持っている銀塩カメラは4台。以前は6台あった(結構あるもんだ)。そのうち実際に使用しているのは2台である。1台はオリンパスの2倍ズームコンパクトカメラ。もっぱらスナップ用である。最近はスナップはデジカメで写すようになってきたので次第に使用頻度が減ってきている。もう1台はオリンパスのOM-2 S/P、一眼レフカメラである。高校の時に購入したもので、その後レンズやストロボを順次追加、主に天体写真用に使っていたのだが、最近ではそんな暇も無く、もっぱら子供のイベント(運動会や学芸会)の時に、200mmの望遠レンズが活躍している。使用頻度は少ないし、ええかげんくたびれてきているのだが、手放せないでいる。80-200mmでF2.8と明るいレンズでもあるので、この代わりになるものはなかなか無いのだ。

 で、新しくデジカメを買うのなら、少なくとも後者の一眼レフを使わなくてもよくなるような形にしたい、というのが第1である。あわよくば、現在主にスナップ用途で使っているC-2000Zの代わりにもなるようなものがいいのだが、1台で200mmクラスの望遠とスナップ用の35mm程度を使えて、更にポケットに入るようなものはちょっと無い。やはり、こちらは用途を絞って一眼レフの代わりになるものを探すのが正解だろう。こういった用途となると、値段も張るし機種も限られてくるのだが、やっぱり悩み事も多いのだ。


やたらでかいが大本命のE-10。カタログより  本命 OLYMPUS E-10 
 一眼レフの代用として購入するのなら、いっそのこと本当の一眼レフデジタルカメラ、FinePix S1proとか、D30とかを購入するという考えもあるかもしれないが(D1とかEOS1Dが何故候補にならないのかは入っていないのは聞かないように)、この手のハイアマチュア〜プロ向けのデジカメは台数も出ていないからか、値引きが殆ど期待できない。もっとも、少々値引きされたとしても本体価格だけで30万円近くするわけで、更にレンズは別途購入しなければならないことを考えると新調することを考えるとそれ以外の一般的なデジカメが3台〜4台ぐらい買えてしまう値段になってしまう。一般的なデジカメを購入するだけしか資金が準備できないので、ハナから候補外になっているわけだ。

 話がそれた。E-10だが、これは正直発売されたときから欲しいデジカメの一つではあった。価格が20万円弱で、値引きされても17万円前後と、とても手が出なかったのだが、E20が発売されるということもあってか、ここのところ通販でみるみる価格を下げてきていて、2001年11月現在では12万円前後をうろうろしている。来年になればもしかしたらE10の後継機種がでるかもしれないが(E-11?勝手に想像)、新しいデジカメを欲しいのは今なので、ちょっと気になっている。

 画質については文句なしのようで、色んな評価記事とかを読むのだが、このE10に関しては画質に問題があるような表記をほとんど見たことが無い。また、個人がインターネットやBBSで発信している情報についても、画質についてネガティブな情報が見当たらないことを考えると、少なくとも値段相応の効果は得られるものと思う。

 ただ、メーカーのホームページを見てもフルサイズの画像サンプルが無いのである。今の200万画素のC-2000Zと比較してやろうかと思うのだが(無謀?)、ちょっとそれができない。他の(メーカー以外の)比較しているページとかを見れば無くはないのだが、メーカーで出していないのはちょっと問題かと思う。私が見つけられないだけかもしれないが、E-10の商品説明のページからリンクされている画像ギャラリーは古いものだけで、しかもβ機の縮小画像だけである。うむ〜。OLYMPUSさん、もう消えてしまう機種なのかもしれないけど、更新してよ〜。

 値段はかろうじて購入できる可能性の範囲、画質はおそらく問題ない、となると、後は使い勝手という話になる。ピント合わせにアクティブセンサーを内蔵しているなど、結構よさそうな感じがしているのだが、高級機種ということもあって、実働マシンに触れる機会は滅多に無い。先日ようやく大阪で実際に動く機械にさわらせてもらったのだが、ピントの動作やピントグラスによるピントの合い具合の判断のしやすさなどは合格点だと思った。ピントグラスがどうしても小さくなるのでピントがあっているかどうかの判断が難しいという話を聞いていたのだが、少なくとも私が見た限りでは合格ラインである。

連写があまり効かないし、再生や拡大などの各操作がかなりもたつく、という操作上の問題はよく聞くのだが、今使っているC-2000Zもあまり操作性がいいとは言えないので、それほど問題にはならないかな、と思っている。最近の機種に比べると見劣りするのだろうが、単三4本で使えると言うこともあるので電源との兼ね合いもあるのだろう。後は実際に使ってみないと分からない。

 それよりもむしろ気になったのは本体の大きさである。一眼レフ形式ということもあるし、レンズも4倍ズームで明るいということもあってある程度大きいというのは考えていたのだが、予想以上に大きい。レンズはとにかく、本体が大きくて携帯にはおよそ向かない。今もっている一眼レフより大きいのではないかと思う。大きいということは持ち歩く頻度が減るということで、すなわち使用頻度が減ることになる。ここぞというときにしか使わないカメラにこれだけの投資がふさわしいかどうかというのはかなり微妙だ。しかもデジタルカメラだと、1〜2年の間に陳腐化してしまうのは目に見えている。はたして耐えられるのか。

 少し解せないのはグリップの厚みだ。今まで使っていた一眼レフはグリップ部分の厚みが少ない、というか無いのでよけい気になるのかもしれないが、ぐわしっと掴んでもまだ余るぐらいの大きさ。少し大きいほうが安定するのだろうが、電源や機能の点からしてここまで大きいグリップにする必要は無いのでは?と感じる。手の小さい女性だとまず持つのに苦労しそうだ。

 本当はE-20の方がマイクロドライブ対応とかノイズリダクション搭載とかでいいのだが、11月末の時点ではまだ発売されていないし、値段が5万円ぐらい上になりそうなので今回はパス。またOLYMPUSはカメラメーカーということもあってか、カタログの表記などにも好感が持てる。ストロボの能力をガイドナンバーで示している辺りもそうだが、レンズの絞りに関しても最小値だけでなく、最大値も示している。最近のデジカメは極小画素の影響で回折問題が出るため、絞りを絞りすぎると画像が荒れると言う問題がある。そのせいか、絞りをあまり絞れない機種が増えてきているのだ(レンズシャッターとの関連もあるので回折だけが問題ではないと思うが)。少なくともE-10だとF11までは絞ることができるようだ。

 ライバルとしてはNikonの新しい2/3型CCD搭載のCOOLPIX5000があるが、こちらは11月末の時点では発売がいつなのか一向に見えないし、レンズが暗くて焦点距離が短いという問題がある。焦点距離が短いのは広角が撮れるということなので一般的には問題にならないし、かなりコンパクトで機能的にも魅力的なのだが、いかんせん2倍テレコンをつけても160mm相当ぐらいまでしか出ないので自分の目的としてはちょっと…というところだ。



機能と価格のバランスから魅力的なD7。カタログより  機能満載!ミノルタ Dimage-7  あちこちの掲示板を除いてみていても話題の尽きないのがミノルタのD7。200mmクラス、一眼レフ形式(EVF:えれくとりっくびゅーふぁいんだー)、500万画素という機能をひっさげて登場したこのデジカメ、かなりの実力があるようで、売れているらしい。実際使っている人の話を聞いてみても、ピント合わせの速度がかったるいぐらいで後は気に入っているらしい。

 実際、搭載されている機能を見てみるとかなりのもの。35mm換算で28mm〜200mmクラスというズームもすばらしい(実際、ズーム比が大きい割にはかなり描写力があるらしい)が、メディアもCFでマイクロドライブ対応など、おおよそ欲しい機能はついている。レンズのF値もそれなりに明るく、おそらく一般的な使用では不満は出ないであろう。しかもデザイン的にはレンズの大きさの割にコンパクトにまとまるようにレイアウトされており、上記のE-10などと比べてもかなりコンパクト(それでもさすがにポケットには入らないが)である。

 500万画素という画素数もそうなのだが、その再現性には定評がある。だけど、少なくとも自分が見る限りではこの画質に疑問がある。雑誌やカタログに出ているサンプルの画像がどうも寝ぼけているような感じがしてならないのだ。コントラストが低め、エッジも控えめ、という感じである。元の画像がそうで、レタッチを前提にしていて画像のポテンシャルが十分ある、というのならいいのだが、それならそのポテンシャルを十分出した画像を見せて欲しい気がする。(※12月以降の雑誌にはそのような明るいサンプルも載り始めた)

 絞りの表記は上のE-10とは対照的に開放絞りしかカタログには載っていない。しかし、サンプル画像にはデータが載っているのでその辺から判断すると、どうやら絞りはF8までしか絞れない?ようだ。色んな問題があるのだろうが、絞りが絞れないと言うことはそれだけ明るさに対応できる幅が小さくなると言うことなので、スローシャッターを切りたいときなどはちょっと気になる。そういう時はNDフィルターをかますという手もあるのだろうが。

 あと、機能的には全然問題ないのだが、個人的にとっても問題だと思うのはそのデザイン。ミノルタは以前からこういったメカメカしい感じのデザインを採用する傾向があるのだが、今度のD7、D5のデザインははっきり言ってなんとかしてくれー、と言いたくなるような形だ。まずレンズがあって、その周囲になるべくコンパクトに、かつ操作性を損なわないようにダイヤルやグリップを配したのは分かるのだが、もう少しスマートになって欲しかった所だ。特に左面や、電池ケース部分なんかはセンスの無さを感じる。私のセンスがおかしいのかもしれないが、存在自体を他人に見せたくなるようなカメラではない。せめてブラックモデルでもあればもう少し救えたのかもしれないが、おおよそ10万円代半ばになるような高級カメラとは思えないデザインだ。

 後はピント合わせの時間がかかるとか、EVFということもあって、個人的には少し引いてしまっている。価格と機能から見れば、テレコンやワイドコンバーターが不要で更に10万円ちょいになってきているので非常に魅力的なのだが、ちょっと買う気にはなっていない。



コンパクトタイプでは画質に定評のあるG2。カタログより コンパクトタイプ代表 Canon PowerShotG2 画質優先のコンシューマー向けデジタルカメラ、というと必ずといっていいほど話が出てくるのがG2だ。このキヤノンレンズはかなり優秀なようで、他のメーカーの機種にもかなり採用されているらしい。Fも明るいのでレンズとしては問題ないだろう。 コンパクトカメラとしては本体が少し大きめなのだが、現在使っているウェストポシェットにかろうじて入りそうな大きさではある。ベルトにつけて常に持ち運べるギリギリの大きさではないだろうか。
 機能的にも不満のないレベルに仕上がっているようで、キヤノンお得意のノイズリダクションも効くようになっている。暗い舞台なんかを撮影するときには役に立ちそうだ。ただ、例によって焦点距離は100mmクラスまで。毎日使うデジカメとしては過不足ないのだが、イベントで子供を撮影するために望遠で狙うにはちょっと足りなさ過ぎる。×2ぐらいのテレコンバーターが用意されていて簡単に着脱できるようになっていれば、液晶での使用になるが、それでも200mmクラスの使用ができるので、いざというときにはテレコン、普段はコンパクトカメラ、と使い分けができてかなりいいかなと思うのだが、発売されているのは×1.4ぐらいまで。レイノックスのものを使えば1.8倍というのがあるのだが、今まで情報を集めてきた分ではレイノックスのテレコンはそれないの画質しかない、と聞いているのでちょっと考え込んでしまっている。

 使い勝手は先代のG1に比べてもかなり向上しているらしいので、普段のコンパクトカメラとして使うならかなりいいところの候補に上がる機種ではある。ライバルとしては最近発売されたPanasonicのLC5があるのだが、こちらはテレコンバーターの発売が来年になってしまっているとか、画質も思ったほどではない、という評価がネット上にあがっている(ライカというブランドイメージが先行したためか?)ので、残念ではあるが今回候補から外した。SDカードはまだ高価だし。ただ、ミノルタのD7とは対照的に、あの形には惹かれるものがある。

 同じレンズを使っていて(と思われる)400万画素のコンパクト機としてはSONYのS85、CASIOのQV4000、更にはOLYMPUSのC-4040等があるのだが、いずれもこれは、というところまで行かない。C-4040なんかはC-2000Zを使っていた身としては使いやすいはずなのだが、やっぱり望遠側はテレコンバーターが1.4倍ぐらいしか無いので足りないのだ。SONYはメモリースティックということがマイナスポイントになってしまうのでちょっと手を出しづらい。



200mmクラスが比較的手軽に手に入るFinePix6900Z。某雑誌より  小型で使えるズーム域 FinePix6900Z  200mmクラスの望遠となると、実は10倍ズーム機、OLYMPUSのC2100-UZとか、C-700とかがある(300mmオーバーのクラスだ)のでそれを狙うという手もあるのだが、やはり200万画素機、画質(というか、解像度)という面では一歩落ちる。また、ビューファインダーということもあって二の足を踏んでしまっていることもあるのだ。

 画素数だけでいけばこのFP6900Zは300万画素クラス、600万画素まで画素補完ができることを考えると十分だろう。ズームも200mmクラスまでOKなので1台あればかなりの範囲をカバーできると思う。ピント合わせの速度も普通のコンパクトデジカメ並みと思うのだが、フォーカシングをしているときにビューファインダーが一瞬止まるというフジ独特の問題があって、子供を追いかけるのにはちょっと不安。

 画質のほうはあまりぱっとしない感じがする。ハニカム画素というのがウリなのだが、その効果が出ているような話をほとんど聞いたことが無い。また、コントラストの設定が少し強めになっているらしく、ぱっと見た目には鮮やかで目立つのだが、その実ノイズや画像の持っているポテンシャルとしては劣ると言う話を良く聞く。この辺から見ても、ちょっと2の足を踏んでしまう。

 価格的にもほぼ10万円。レンズがそれなりにしっかりしたものを使っているのだから値段が上がるのは仕方ないが、D7やE10が10万円ちょいの値段にまで下りてきているので、機能的にも画質的にも積極的にFP6900を選ぶ理由が無くなって来ているのだ。本体のデザインや大きさは良く練られており、6900はブラック仕様になっているので結構いけるとは思う。ズーム倍率の割にはコンパクトに仕上がっているとは言うものの、やはりこれだけのサイズになるとおいそれとポケットに忍ばせると言うわけにはいかないので、結局は力を入れて撮るときにわざわざ出してくる、と言うことになってしまう。個人的には、FP6900を買うなら、D7を選んでしまいそうだ。この辺の大きさの差がモノをいうのは旅行のときぐらいだろうか。


実は4倍ズームで実力者。NikonのCOOLPIX995。カタログより  実は4倍ズームで実力者。COOLPIX995  あれこれ探しているうちに、テレコンバーターを用いて200mmが出せればいいのなら、NikonのCOOLPIX995があることを思い出した。この機種は特に特徴がなかったせいか、デザインが悪かったせいか、とにかく目立たない存在だったのだ。300万画素なのだが、この辺になると300万画素だろうが、400万画素だろうがそれほど差は見つけられないと思う。A4いっぱいに伸ばせばかろうじて分かるぐらいだろうか。レンズとの相性や画像処理によっては300万画素の方がまだ綺麗なこともあるかもしれない。

 話がそれた。NikonのCOOLPIX995だが、レンズのF値は暗いものの、かなりの実力だと思っている。それまでの900シリーズのオプションも豊富だし、なんといっても4倍ズームというのも光っている。ただ、その回転液晶ということもあって主に液晶を使って撮るようになると思うが、私は光学ファインダーを使うことが多いので逆に使いにくいと感じるかもしれない。

 で、店頭でちょっとさわってみたのだが、正直「大きすぎる」と思った。Nikonのこの辺の機種はCOOLPIX950ぐらいしか印象に残っていないのだが、あまり気にしたことが無かったので気が付かなかったのかも。4倍ズームと言うのでそれなりに大きさがあるのだが、現在使っているウェストポシェットにはちょっと入らない。コンパクトカメラというには少し無理があって、少し小さい弁当箱といった方がぴったりくるかもしれない。マグネシウム合金を使った本体は結構軽いしシステム的にも魅力なのだが、この中途半端な大きさはいかんともしがたいので、レンズF値が暗いこともあわせて候補から外してしまった。



 では、本命は?  色々文句をいってみたのだが、じゃあ一体どれが本命なのだと言うと、やっぱりOLYMPUSのE-10なのだ。画質的に不満が多分出ないであろうことを考えると、長期に使うことを考えたときにかなりのポイントとなる。200mm相当にするためにはテレコンバーターを使わなければならないしそれなりの出費にはなるのだが、これだけの実力をもっていればそれなりに使えるはずだ。連射機能が今ひとつなのだが、1分に4コマも撮れれば多分十分。今の一眼レフ並みに撮影できればいいだろう。画質を落とせばもう少し撮れるはずだし。(※後で判明したのだが、実はあまり変わらない)

 そして、もうひとつ重要なポイントなのだが、デザインが良いということ。今のE-10のデザインがベストだとは思わないが、いかにも本格カメラですよ、という格好とブラックの塗装がなんともいえず所有欲をそそるのである。持っているだけで満足感を得られる形と言うのはそれほど無い。D7にはそれが無いので、ちょっと戸惑っているのだ(機能価格比から言えばD7の方が絶対いいのだが)

 後問題になるのは価格だけ。本体に加えてテレコンバーターは必須だし、400万画素のデータ(低圧縮なら1枚2MBぐらいになる…)をストックするためには大容量のスマートメディアも必要だ。コンパクトフラッシュでもいいのだが、スピードはやはりスマートメディアの方が速いらしい。合計すると少なくとも15万円ぐらいになる。狙いは通販ではあるのだが、この値段になると春に買ったノートパソコンに匹敵するのだ。うーむむ、小遣いを前借りするしかないかぁ?。
(※)「代替(だいたい)」という言葉は、「代替え(だいかえ)」と表現されることも多いのだが、小さな辞書にはそういう表現は載っていない(MS-IMEで変換しても出てこない)。なのにプロの方でも結構平気で使っていたりする。確かに感覚的には分かりやすいのだが、個人的には「だいかえ」は邪道と思っているのであえてルビを入れてみた。
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