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周辺機器 こだわりの一品


デジカメ


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 新しいデジカメを買ってしまったのであまり使わなくなってしまったPowerShot350だが、購入したときを考えると、それなりに面白い思いをさせてもらった。パソコン周辺機器なんてのはそんなものである.

★ Canon Power Shot 350 ★

●  購入 ●
 購入したのは'98年の4月。当時はメガピクセルカメラが出始めた頃だが、そんなもんは高くて手が出ない。一方で35万画素クラスの旧機種が投げ売りされ始めた時期でもあった。

 で、このPowerShot350は19800円。複数のショップで結構長い期間売り出されていたので購入した人も多いのではないだろうか。地元では見かけなかったが、同じタイプのコニカのカメラも同様に安く売られていたらしい。
 購入はだいぶ迷ったのだが、この値段で同等のデジカメが購入できることはしばらく無いだろうということで決断。コンパクトフラッシュ(以下CF)が使えるということもポイント高かったが、この考えはそれほど間違ってはいなかった。未だに19800円でこの機能というデジカメはなかなか無い。

 実際の購入時にはショップの人に
「PCとのデータのやりとりにPC接続キットは必須ですよ」と言われたが、
「(CFが読める)カシオペアがあるので要らんっ!だいたいカシオペアとモデムでシリアルは埋まっとる。」と却下。
しかし、店員も簡単には引き下がらない。
「で、でも電源キット(ACアダプタとニッカドバッテリのセット」は必要ですよ。結構電池消耗しますし。」と食い下がる
「いや、CF使えば電池もそんなに消耗しないだろうから要らんといったら要らんっ!」
とあくまで突っぱねた。実際は予算も無かったというのもあるが、「充電の電池は別に買った方が安いだろうし、ACアダプタは電圧の同じ物がひとつや二つはあるだろう」という甘い考えがあったのだ。


●  電池の話 ●
 で、家に帰って確認してみると、確かにポータブルMDのACアダプタが6Vで使えることが判明。ホントは電流値とかの問題もあるので専用のものを使う方がいいのだが、まぁ無理な使い方をしない限りは大丈夫だろう。
 んで、電池の方だが、このカメラは単三電池3本という中途半端な仕様。通常の電池にしても充電にしても通常は2本、または4本が単位なので、どうしても無駄がでやすい。寿命はやはり通常のアルカリ電池では持ちが悪い。付属の2MBのCFに撮っていると、一杯になる20枚ぐらいを撮った所で電池マークが出てしまう。
 電池マークが出てから使えなくなるまでは結構余裕があるのだが、やはり乾電池で運用するのはあまり経済的ではない。このデジカメは光学ファインダーを持っていないので常に液晶を表示しなければならず、なおさらである。

 結局、アルカリ電池では使いにくい(経済的でないし、廃棄の問題もある)ということになって、本体内充電ができるニッカド電池を購入。ホントはニッケル水素電池がよかったのだが、本体充電の対応の問題で今回は見送った。
 んが、市販のニッカド充電池を購入(4本で1800円ぐらい。ニッケル水素の方が容量が大きくて安かったのにぃ(;;))してきて、ACアダプタを繋いでみてびっくり。本体内充電ができないのである。これは困った。困ったがここであきらめたらニッカド電池がすたる

 マニュアルには「専用充電池を使用してください」とあるので、普通の乾電池との区別のため、電池に何か仕掛けがあるに違いない。で、最後の手段。テスターの登場である。ACアダプタを挿して電池の接点周りの電圧をチェック。と、そこで電池の周りに変な接点が一ヶ所ある事が判明。どうやら専用充電池はマイナス側の被服がむいてあって、この接点に接触するようになっているらしい。

 手元の充電池の被服をむくのは面倒なので、ここは伝統技法「アルミホイル」(写真の矢印部分ね)を使うことにした。少々かっこ悪くて危険だが、これでとりあえず充電ができるようになった。充電池以外は使わないのでこの接点を繋いでしまってもいいのだが、とりあえず面倒なのでパス(良い子はまねしない様に)。

一定時間が経過すると充電も自動的に終了するので安心だが、念のため充電時には燃えやすいものを接触させない様にしている。(そんなにヤバイのか?) なお、新しい急速充電器を購入してからは、この方法は使わなくなってしまった。充電効率が全然違うようである。


●  使い勝手の話 ●
 充電池にしても電池の消耗は激しいが、付属のポーチ(写真)には予備バッテリーのポケットがついていて、しかもベルトに通せるようになっているので腰に付けて活用させてもらっている。本体の形状はややでっぱり(グリップとも言う)があって特殊だが、割と小型なので携帯にはさほど困らない。

 機能の方だが、光学ファインダーが無い事も合ってすこぶる使いにくい。しかもこの液晶表示の追従性が悪い。完全にコマ送り状態だし、撮影時には液晶の解像度が半分以下に落ちるのでかなり見にくい。
 その上、電源を入れてから使えるようになるまで約5秒。撮影をして次の撮影に行くまでに約10秒。遅すぎるというものではないが、VGAとしてはかなり待たされる感は否めない。

 ストロボも付いてはいるものの、さすがに小さいので「無いより16倍マシ」と言った程度である。接写機能もあって、3cmぐらいの近距離までクローズアップできるのはスゴイのだが、液晶表示が悪いのでピントの山がつかみにくく、特に接写にするかどうかの60cmぐらいの距離では全然分からない
PCのパーツを撮影するときなどは殆どヤマカンである。

 背面の各種ボタンは独立していて使いやすいのだが、マルチ画面だけはイマイチ。表示はされて感じは掴めるのだが、番号が表示されないのでどの画像に飛べばいいのか分からないのである。
 付属のCFは2MB。Nomalモードで20枚ぐらいを撮影するといっぱいになってしまう。最近はスマートメディア使用のデジカメが増えてきているし、16MBぐらいまでだと、どうしてもスマートメディアの方が安いので、将来的にデジカメを買いかえることを考えると、CFが余ってしまうことも考えられるため、どうしても追加のCFを買う気になれない

 8MBぐらいのCFがあれば80枚ぐらい撮れるのでとりあえず満足できるのだが、同じレベルのスマートメディアが4千円ぐらいで衝動買いできる範疇に入っているのに対し、コントロールチップを含有するCFはどうしても1万円近くしてしまう('99年1月時点)。これなら16MBでもさほど変わらない。
 というわけで、未だに2MBを使いまわしている。個人的にはスマートメディアが読めるCFサイズのアダプタが出て欲しいのだが、無理かなぁ。

●  画質の話 ●
 35万画素としては標準的な部類に入るようだが、カメラ自体が既に時代遅れであることには違いない。全体としては暗目の画像で、白飛びは少ないが、色合いに少し乏しく、PCに取り込んで使うときにはかなりガンマ補正をかけて明るくする必要がある。
 ただ、暗い場面でのゲインの上げ方はハンパではなく、かなり暗い被写体でも写せてしまう。某V.mag.で「一番暗さに強いデジカメ」とも言われたゆえんである。

 もっとも、メガピクセル全盛なので画素的には貧弱に見えるものの、ホームページを作成する分には十分すぎる性能である。実際、このホームページの写真のほとんどはこのPowerShotで撮影している。唯一、この本体の写真はさすがに自分では撮影できないため、8mmビデオカメラをキャプチャカードに繋いで取り込んだものを使用している。



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