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周辺機器 こだわりの一品


 コストパフォーマンス抜群 CanonOLYMPUS PowerShotA560その1(購入〜使い勝手)



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 2008年1月。子供が大きくなるに連れて、やはり我が子だ。カメラに興味を持ち始めた。それまでも子供用のカメラとして初代PowerShot350を貸し与えていたのだが、ここはやはりちゃんとしたデジカメを渡してやらねばなるまい。

コンパクトカメラ代表のR6と並べてみた。やはり大きいが…  
●子供用カメラ●

 子供がだんだん大きくなってくると、さすが我が子である。カメラにがぜん興味を持ち始めた。以前、当時としては激安のAXIA ix-20を持たせたりしていたのだが、いかんせん使いにくい。その上レンズにどうやら問題が起きたようで、画面の半分ぐらいが常にピンボケしたように写るようになった。

そもそも液晶画面が付いていないので、何処がどう悪いのかさえほとんど分からない。これでは少々問題だろう、ということで急遽現役復帰させたPowerShot350を与えていたりした。

 ところが、さすがに10年間のブランクは大きい(つうか、最初にデジカメを買ってからもう10年になるわけだ…)。今となっては35万画素というのは記録用としては悪くないが、とにかく解像度が不足している。モノがモノなので子供が勝手に使って、もし壊してしまってもさほど惜しくは無いけど、メモリーカードの問題や、子供だけにしか撮れない傑作写真が撮れても、やたら解像度が低い上に、色合いも悪いので大きく伸ばしたり、色々プリントしたりという応用は苦しいものがある。

 ということで、子供用に中古のデジカメを物色することになった。近所のキタムラでは意外と出物を扱っていたりすることがあるので、300万画素程度の手頃なものが安くあれば買ってやるつもりだった。

 んが、時期的な問題もあったのかと思うが、手頃な物は意外と無い。中にはよさげな物もあるのだが、そういうのに限ってスマートメディアだったりメモリースティックだったりして、メモリーカードの事を考えるとどうしても二の足を踏んでしまう。更にバッテリーが専用のものだと、将来的に電池の寿命と入手性の問題が出てくる。

 それならばと、色々条件を考えてみた。電池は専用でもいいのだが、単三対応だと長く使っていても後々安心感があるし、買い足しも容易だ。最近は単三乾電池でも結構枚数が撮れるカメラが増えている。メディアはSDカードが安くて手に入りやすい…が、ある程度の容量に対応している事を考えると、結局新品カメラが手っ取り早いということになってしまう。

 改めてカメラ屋の新品コーナーを一回りしてみる。一番安く、該当するものを選ぶと、PowerShotA560になる。15千円ほどだ。なぬぅ?これだと、ヘタな中古品よりも安い。しかも、新品だけあって思いの外最新の機能が詰め込まれていたりする。ざっと見てみるだけでも

2.5インチ液晶、4倍ズームレンズ、740満画素。DigicIIIで顔認識ができる。

 むむ、むむむむむーん。これで15千円かいっ。本体の大きさや他の上位機種と比較したときの弱さはそれなりにあるものの、最初の条件である単三アルカリでも100枚以上撮影可能とか、SDカードが使える。今の時期だと特売品で1000円で1GBがあったりする。

 最初は中古で1万円以下であればいいや、と思っていたのだが、ここまでしっかりしたものがこの値段で買えるのであればあまり文句はあるまい。実際には1月上旬というのは特価品が少なかったりして思いの外安い機種が少ないのだが、これならえいやあ!で買ってしまえる。

 他にも探せばもう少し安い機種があったりはするのだが、単三電池でなかったり、SDカードで無かったりと条件が少しだけ外れていたりする。結局、このA560を購入してしまった。その昔、300万画素画が出始めた頃、「3倍ズームで、3万円以下の機種が普及すれば、フィルムカメラを置き換えるのになぁ」と思ったことがある。時代はそんなものを遙か追い越してしまっているのを実感してしまった。いや、正直子供にはもったいないレベルである(^_^;)。


液晶も大きければボタンも押しやすい。いいなぁ  
●安くて高パフォーマンス●

 購入して持ち帰ってさっそくチェックしてみた。内容を見て気がついたのだが、このカメラは内蔵メモリが無い。代わりに32MBのマルチメディアカードが付属している。そういえばCanonは頑として内蔵メモリを付けず、カードを付属する形式を取っている。

 フィルムの代わりとしてメモリーカードがある、として考えると妥当な選択だとは思うが、Canon側からは明確な意思表示が無いため、実際には全く使われないメモリーカードを何のために付けているのか、真相は不明である。個人的には小容量のUSBメモリー代わりに使っていたりする。

 電池はとりあえず付属の単三アルカリ2本でしばらくは使える。その後は以前から使っているNi-MH単三を子どもに渡して使わせる予定だ。実際に撮影してみると、そのスムーズさにはあきれてしまった。いや、正直関心しまくりだった。今まで買ってきたコンパクトデジカメと全く遜色ない、いや、それ以上にスムーズに動くのに「ホントに1万5千円のデジカメなのか?」と驚愕しまくりだった。

 特に感心してしまったが「Face Catch Technology」いわゆる「顔認識」だ。自分用のコンパクトデジカメで使っているR6にも一応顔認識は付いているが、ソフトウェアでの認識なので認識精度は低く、スピードも実用的ではない。飲み会の席で「おまえの顔は認識できん」と遊ぶのが関の山だ(^_^;)。

 ところが、A560の顔認識は顔が小さくてもかなりの精度と速度で認識してくれる。しかも露出はしっかりそこで整うし、ストロボを光らせてもその傾向は変わらない。R6だとストロボを炊いたとたんに白飛びしてしまうので、このへんの調光技術はCanonが一歩も2歩も上だな、と感じてしまった。

 その他にもざっと機能面を見ただけでも、4倍ズームはそこらへんのコンパクトカメラ顔負けだし、液晶画面は2.5インチで必要十二分にデカイ。以前使っていたPowerShotS60なんかと比べてしまうと、もうS60がかわいそうに思えてしょうがないぐらいだ。値段は3倍以上したんだけどなぁ(遠い目)

 画素数は700万画素。元々300万画素もあれば結構使えるゾ、と思って中古を探していたのだから、この画素数はオーバースペック以外の何者でもない。実際、自分が使っているR6でも700万画素は必要ないので、普段撮りでは500万画素相当の画質で撮影している。子どもが使う場合もそんなに必要無いので、設定で500万画素(Middle Nomal)に設定しておいた。

 その他にも光学ファインダーが付いていたりする。普段使うことはあまり無いかもしれないが、直射日光下で液晶が見にくいときは撮影時に重宝するし、おじいちゃんおばあちゃんで老眼が進んでいる場合はやはり光学ファインダーは必須らしい。子どもが使うので今回の場合はあまり考える必要はないし、視度補正がないのがいま一歩だけど、Canon恐るべし、である。

 ISOも1600まで設定可能でとにかく機能的に過不足なく盛り込まれている。あと欲しいのは手ぶれ補正ぐらいのものだ。本当は子どもがラフに使うカメラにこそ欲しい機能ではあるが、現状のこの値段のカメラに要求するのは酷というものだろう。

 メモリーカードは1000円で購入した1GBが入っているので、この時点で残り撮影可能枚数が1200枚とか出やがる(^_^;)。子どもが撮影する分だと3年ぐらい持ちそうだぞ。Canonのデジカメはノイズが比較的少ない、というか圧縮アルゴリズムがうまいのだろうか。OLYMPUSなんかと同じ画素数で比べてみてもJpegのファイルサイズが小さい事が多い。このA560でも複雑でない画像だと、500万画素で800kBぐらしかなかったりする。不思議。

 とにかく何度も言うようだが、機能に対するコストパフォーマンスは抜群である。最近のポケットに入る小型のコンパクトカメラに比べるとどうしてもぼてっとした感じは残るが、それとて扱い安い大きさだと割り切れば、これほど手頃なカメラは無いだろう。少なくとも2008年年初においては、いい買い物だったかも知れない。







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