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デジカメ 一眼レフ


 再会Canon EOS 60Dその2(機能と性能)

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 2010年11月末。デジタル一眼レフカメラシステムは、既にOLYMPUSのE-SYSTEMでほぼ完了していた。が、色々あって結局Canon EOSシステムに戻ってきてもらった。このとき導入した60Dは、実はいろんな意味で結構な優等生だったのだ。進歩していたのは、画素数だけではなかった。

思いのほか便利に使えているマイメニュー  
●メニューとバッテリー●

 過去に使ったEOS30Dまでは、メニューは色分けされてはいるものの、カスタムファンクションを除く全てのメニューが一つのスクロールの中にあったのだが、最近のEOSメニューはタブ式に変更されている。このタブ式でしっかりしているな、と思うのは一つのタブのメニューが全て一画面内に収まっていることだ。OLYMPUSの場合は一つのタブの中でも上下スクロールしなければ全てを見ることができず、あのメニューはどこだっけ?と探しまくることがあっただけに、余計なスクロールをしなくて良いこの方式は便利だ。

 タブの一番端っこ(この場合右側)には、マイメニューがある。初めは「なんだこりゃ?」と思ったのだが、使ってみると結構分かりやすくて良い。自分が良く使う機能を一まとめにしたショートカット集みたいなものだ。あくまでメニューを作るだけで、それぞれの設定はその中で改めて行うのだけど、必要なものだけを適宜素早く、確実に設定できるので、結構便利だ。普段はメニューの奥底のものを扱うことはそんなに無いのだけど、天体写真を撮影するときは結構いじる必要がある。自分はこのマイメニューに、記録画素(RAWを設定したりする)、液晶の明るさ(夜は最低輝度にしないとまぶしい)、ミラーアップ撮影(振動防止)、縦位置画像回転表示、を入れ込んである。

 特に液晶の明るさやミラーアップなんかは結構メニューの奥にあるし、天体写真以外では使ったりすることが無いので、いちいちメニューの位置を覚えたりするところまでも行かず、結構設定するのがわずらわしかったりしていた。しかも、一度設定しても、通常撮影するときは元に戻しておかないと大変なことになる。以前、屋外でさあ撮影しよう、と思ったら液晶画面の輝度が最低になっていて、全く見えない事があった。木陰に逃げ込んでなんとか設定しなおしたけど、反射で全く見えない液晶だと、こんなこともある。こんな風に設定画面がまとまっていれば、設定の戻し忘れも少なくなるし、戻し忘れた場合でも話が早い。

 自分なりの設定を呼び出したり元に戻したりするのはOLYMPUSでも「カスタムリセット」なんてのがあるのだが、この場合設定できる項目とそうでない項目があったり、カスタムリセットに自分がどんなものを設定したか、というのはいちいち覚えていないので、結局使うことはほとんど無かったりする。やはり、設定項目が明示的に見えるマイメニューが便利だ。OLYMPUSのカスタムリセットも、ビジュアル的にどう設定されているのかわかるようになればもっと使いやすくなるのになぁ。

とにかく普通に使っている限り、バッテリーはすごく持つ  使用しているバッテリーは、EOS 7Dなどと同じLP-E6だ。最初に一眼レフカメラを買った頃は予備バッテリーの必要性はあまり感じていなかったし高価だったので買っていなかったが、最近は予備バッテリーを持っていると余分な充電をしなくていいし、安心して最後まで使いきれるということで結構購入している。今回のEOS60Dの予備バッテリーはカメラを買ったときに品切れで同時に購入できなかったが、年が明けてから普通に在庫されるようになったので買い求めてしまった。

 が、実はバッテリーは恐ろしく良く持つ。自分の使い方だと内蔵ストロボをほとんど使わないということもあるのだが、通常撮影している範囲であれば予備バッテリーの必要性をまず感じない。さすがに天体写真撮影などでバルブを多様していると徐々に減ってくるのでやっぱり予備は欲しいなとは思うが、満充電で使い始めれば、一晩持つんじゃないかと思われるぐらい電池は持つ。ましてや、普通の撮影ではなかなか減らない。普通の撮影ではバッテリーインジケーターが半分以下になったのを見たことが無かったりする(^^;

 EOS10Dの頃だと、バッテリーの寿命もそれほど長くないというイメージがあったが、最近のリチウムイオン電池は性能もあがってるから、かなり長く使っても劣化はさほどしないんじゃないかとは思う。ま、最近のスタイルは予備電池を持っているので充電回数そのものが減っているというのもあるとは思うけどね。



天体写真にそのまま使える高性能超高感度  
●超高感度も使える〜●

 画質に関しては、もうほとんど文句は無い。元々Canonのデジカメは比較的ノイズも少なく、ノイズリダクションも結構効いていてスッキリした(人によっては「のっぺりした」と思われる場合もあるかと)画質というイメージがあるのだが、今回の60Dにおいてもその印象は変わらない。画素数も1800万画素あるというのだが、正直もうどうでもいいというレベルだ(^^;。私の使い方であればE-620の1200万画素ぐらいで十分というイメージがあるので、そこから先はノイズや使い勝手に問題が出ない限り「ふうん」の世界だ。

 そもそも天体写真に使えるかなーというのが大きな目的で購入したので、問題は高感度長時間時のノイズだ。購入前に天文ガイドの星空撮影レビューを見ていたので、ノイズの少なさや赤い星雲の写り具合に関してはたぶん大丈夫と思っていたのだが、この辺は予想以上によく写る。

 感度に関しては、普通に撮影する分にはISO1600ぐらいまで、全く気にならないレベルだというのは正直びっくりしてしまった。OLYMPUSだと、ISO800で撮影してもモノによっては「ちょっと…」と思えるレベルなので、一気に2段〜3段分は使える感度が上がったことになる。

 天体写真撮影においても、長時間撮影してもかなりのノイズが抑えられている。この辺はノイズリダクションの関係も大きいとは思うが、かなりのノウハウがあるのだろう。最終的にはISO6400で撮影しまくっているわけだ。さすがにこの辺になるとノイズは増えてくるが、なんとかなるレベルだ。

ちなみに写真の星雲はR200SSで撮影したM8、干潟星雲だ。何枚も撮影したコンポジットしていたりはするものの、ノーマルの一眼レフデジカメでここまで写し取ることができるとは、正直思っていなかった。ISO6400バンザイ、である。

 ただ、OLYMPUSとかと比べると、ノイズの出方に色々差があるようで、普通にノイズをダーク補正しようとすると、逆に変なノイズが出てしまうことがある。この辺のネタは窓際天文台ネタなのでこれ以上は書かないが、ノイズリダクションが強力なので、一定したノイズにはならないようだ。結局ダーク補正なしに使っていたりする。

 その他の色合いや詳しい画質についてはあまり細かく調べていないが、そもそも1800万画素もあるので、いざというときの解像度はかなり便利に使える。しかもノイズも少ないということで、もう手放せない画質になっているのは間違いない。まだ色々試して見たいことはあるが、普通に、いや天体写真に使うにしてもかなり使えるモノになっている。

 一方、実はあまり使うつもりは無くて、適当にまぁ、こんな機能もあるのだな、と思っていた動画機能は、なにやら問題があるようでうまく使えていない。非常に短時間、20秒ぐらいであれば、AFが使えない事意外は「おお、さすがの画質だ〜」というレベルで使えるのだが、撮影を続けていると、チラチラと「素子の温度が上がってきてるよ〜」インジケーターが出たり消えたりする。まだ危険領域になっていないので撮影は継続できるはずなのだが、20秒〜40秒ぐらいで、強制的に撮影は終了してしまうのだ。

 初めはオートパワーオフとかがなにやら効いているのかな、とも思ったのだが、実はそうではないようで、なんだかよく分からないけど強制終了させられているのだ。今一番あやしいと踏んでいるのはSDカード(書き込み速度の関係?)なのだが、真相は不明だ。もうちょっと高速なタイプが使えればどこかで試して見たいとは思うが、普通に使う分にはあまり支障は無いので、そのままになるかも(^^;。

 なお、このEOS60Dに関しては、天体写真関連で色々あるのもあるのだが、この辺は窓際天文台で紹介していこうかと思うので、このページではここまで。何はともあれ、写りも良くて、レスポンスも良いEOS60Dは、しばらく良いパートナーとして付き合ってくれそうだ。後は…レンズかな(^^;





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