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新しいPDA PEG-TJ25 シンプル&安価(コレ大事)
パソコンの部屋〜Sony CLIE

CLIEその2(ソフト等) CLIEその3(増設ハード)
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3年半使い慣れたPDA、Visorが動かなくなってしまった。急遽替わりのPDA(Parsonal Digital Assistance)を探して見たのだが、国内のPDA市場は狭く、品揃えはあまり無くなってしまっている。しかし、SONYだけは違った…。PADはここまで安くなっていたのか。はたして満足行くPDAに出会えたのか…

2004年4月23日 

やはりpalmしか無いか

新しいPDA、やはりこれしかないのか、SONYのCLIE
トラブル・めーかーからの続き…

 Visorが壊れてしまい、PDAとして何か無いと困る、というか面白くない状態になってしまった。既にカシオペアは手元に無いし、携帯電話では不満だ。となると、やはり新しいPDAを何か買うしかない

 しかぁし!ついこのあいだプリンターを買ったばかりでそんなに余裕があるわけじゃない。ここは一つ、最低のコストで最大の効果を狙うしかない。あんまりケチるのもイヤだが、最低でも現在Visorで行えていることができればそれほど不満は無いはずだ。

 で、改めてPDAを色々探してみたのだが、実際はそんなに「色々」見られるほど選択肢はなくなってしまっている。大きく分けるとWindowsCEとpalm機になるのだが、総じてWindowsCE(主にPoket PC)機は価格が高い。以前は大きさも大きくてあまり魅力的ではない状態で、それに比べると最近はずいぶんコンパクトになってきてはいるのだが、それでも一番安いDellのAxim X3でも税込み3万円を上回る。

 DELLはもちろん直販だから値引きは一切期待できない。じゃあ他の東芝とかHPとかCasioとかは?と見てみるものの、軒並み4万円〜5万円。機能的には色々付いているし、Windows(デスクトップ)との連携も良いという話は聞くものの、結局Outlookを持っていなければイマイチみたいだし、この価格では手が出ない。

 やはりここはシンプル(かどうかは最近はなんともいえないが)palm機に行くしかない。んが、今となってはこのVisorを作っていたHandoSpringも日本からは撤退したみたいだし、他のメーカーもほとんどpalm機は販売していない。唯一残ったのがSonyのCLIEだ。

 個人的にはSONY製品の故障率や、そのとんがった製品コンセプトなんかの問題があり、SONY製品を意図的に買わないようになっていた。それにCLIEである。SONYと言えばAV指向というイメージがあり、CLIEにおいてもpalmらしからぬAV機能をてんこ盛りに入れて値段は高いわ動作は重いわ本体もデカイわ…というイメージしかなかったのだ。しかし、日本でpalm機と言えば既にCLIE。他に選択肢が無いのである。しょうがない。とりあえず候補を探して見ることにした。

 ここで、やっぱり出てきたのがKAKAKU.COM。機種選びでも便利に使える。CLIEでも最近出てきたTH55とかは結構評判よかったなぁ、でも5万円ぐらいしたよなぁ、それならPocket PC買ったほうがいいかなぁ、などと悩みながらCLIEの製品リストを見てみる。と、妙に安い機種が目にとまった。なんと2万円以下である。

 ナヌ?何かの間違いか、それとも単なる周辺機器か?はたまたむちゃくちゃ古い機種か…???といぶかりながら機種を確認して見ると、TJ25という機種。よくよく調べて見ると半年ほど前に発売になったとってもベーシックな機種で、エントリーモデルにあたるらしい。動画やMP3の再生はできないが、ベーシックな機能に特化しているので特価で販売できるらしい。うう、こんなのあるなんて、知らなかった。

 TJ25のベーシックな機能と言っても、これまで使っていたのがメいっぱいベーシックなVisorなんだから、それから考えると十分高機能。メモリ16MBは十分(ユーザーエリアは10MBちょい)だし、カラーだしジョグダイヤル付きだしハイレゾ(っても320×320)だしアルミ筐体だしコンパクトだし…しかも購入当時のVisorよりお安い2万円コース。イケる!これならイケますぜ旦那ぁ。

 ということで、通販も考えたのだが、まずは近所の電気屋さんから。まずは安売りの某電器のDへ。んが、PCや携帯電話や電子辞書なら置いてあるのだが、PDAは影も形も無い。まずい。やはりPDAはマイナーなのか。通販しかないのか?。電気屋さんに来るだけガソリンのムダなのか!?。いやまて、ココは一ついつものD電器に行ってみるしかない。確か松山店ではPDAが置いてあった。

 というわけでダメ元で行って見ると、あるじゃあーりませんか。PDA。しかもCLIE。しかもしかも!TJ25。価格は通販で買うよりちょいっと高い2万790円(ほぼ定価ベースらしい)。店員さんにも何かオマケして!と頼んだが、一切の値引きは無し。あまり売れないPDAだからなのか、店員さんがヘボだったのか、SONYの策略なのかは分からないが、少し残念。しかも在庫は何故かブラックのみ。もう少しカラフルなのも欲しかったが、とにかく早く欲しかったのと、黒は黒でシブくていいかな?と妥協してしまった。今のVisorを考えると、十分安くて高機能ではあるのだけどね。



2004年4月30日 

CLIEの印象

左手で持ってみるとちょっと操作しにくい。かといってせっかくのカバーは付けておきたい  CLIEの中でも一番ベーシックなTJ25を購入したのだが、それでも今まで使っていたVisorと比べるとずいぶんと高機能にはなっている。まずは今までの使い方で問題が無いか確認することになる。インストールしてあったソフトの数はそんなに無いので移行はさほど苦にならなかった。

 ただ、2台目のpalm機を買うのは初めてだ。この場合、住所録やメモ等、データの移行はどうするのが良いのか分からない。CLIEの説明書には他のCLIEからデータを移行するには、というのがあるのだが、他のpalm機からの移行については触れられていない。今の母艦であるデスクトップマシンにはVisor用のpalm Desktopがインストールされているのだが、それをアンインストールするべきなのかどうなのかも不明。とりあえず問題は無いだろうと思うものの、既にほぼ動かなくなったVisorのデータを完全に失うのもイヤなので、必要な情報(主に住所録とメモ)だけは「エクスポート」して別ファイルとしておいた。

 で、そのままCLIE用のソフト(CLIE Palm Desktop)をインストール。基本的にはpalm Desktopと同じだ(というか、バージョンが違うだけでそのもの)。データも残っているとは思うのだが、Hot synkさせるときに念のため今度のCLIEは違う名前で登録しておいた。

 データの移行については、まっさらの状態から、先ほど「エクスポート」しておいたデータを「インポート」。これで問題なく移行できたため、他の方法は試さなかった(実際は分類等、微妙なデータが一部消えている)。もっと単純な方法もあるのかもしれないが、特に不具合はないし、それほど面倒でもないので特定のアプリケーションのデータ等が問題にならない限りはこれで十分だろう。

 で、ハードウェアを実際に使ってみる。ぱっと見て目立つのは液晶がカラーになったこと。これだけでずいぶんと印象が違う。しかも65536色ですよほとんどフルカラーですよ天然色ですよハイレゾですよキレイですよ美しいですよビューティホー…てな状態なのだが、実はそのままではバックライトが点灯していないので、多少くすんだ感じになる。電源ボタンを2秒ほど長押ししてやるとバックライトが点灯し、本当にキレイに見える。

 バックライトは4段階に明るさ変更できるようだけど、最も暗いレベルにしても視認性は十分。明るくする理由はあまり見当たらない。むしろ気になるのは明るさが4段階にしか変わらないのに調整レバーは16段階ぐらいの調整ができること。これは他のハードとの関係だろうか。

 そしてなんといってもCLIEの特徴、ハイレゾ表示(320×320ドット)は本当に見やすい。フォントがきれいに見えるし、細かい文字もくっきり見える。顕著なのはよく利用していたJ-Doc readerでの最小表示だ。従来の160×160ドットで多くの文字を表示しようとすると、一文字が8×8ドット以下になってしまう。想像してもらえれば分かるのだが、そのドット数で漢字を表現するのは不可能に近い(それでもやってしまうのだからJ-Doc readerはスゴイ)。それでも文章の内容をある程度知っていると読めてしまうから不思議だ(^_^;)。

 とにかく、それがハイレゾになると一気に「普通のフォント」として見える。バックライトやカラー化の効果もあって、恐ろしいぐらい良く見えるのだ(文字が小さいのはどうしようもないが)。これは一度見てしまうと、もう元の低解像度のPalm機には戻れなくなってしまう。

 ただ、Visorもそうだったのだが画面の表面はかなりツルツルで、外光を反射しやすい。ペンを走らせても特に傷が付きやすいというわけではないのだが、やはりグレア加工のしてある保護フィルムを貼った方が色々見やすいのかもしれない。

ボタン類は少なくて、4つのアプリケーションボタンとジョグダイヤル、左右ボタン、そして電源ボタンとロックボタン、あとは背面にリセットボタンがあるぐらいだ。Visorなら上下ボタンがあるところにジョグダイヤルがあり、ダイヤルの回し具合は結構いい感じ。重くも無く軽くも無く、適度にクリック感もある。ボタン操作の方がやりやすい場合は多くの場合左右ボタンが上下ボタンの代わりをするようなので、実際の操作上は問題も少なく結構使いやすそうだ。

 ただ、気になったのは電源ボタンの位置とカバーとの関係。電源ボタンが右側面にあるため、左手に持った時に片手で操作ができないのだ。これはカバーが左開きになって、左側面に固定されていることと無関係ではないのだが、とにかく左手で持って左手である程度の操作をする、という使い方がVisorよりやりにくく、というかできなくなってしまっている。

 Visorは標準のカバーが使いにくかったので激安カバーを作ったのだが(この作りがチャチいので壊れたのかもしれないが)、本体がもっと安いクセにTJ25には専用カバーが付いている。ただ、このカバーは左側面に取り付ける形であり、本体全体を覆うような形になっているので左手に持って左手の親指でボタン類を操作しようとすると、左下の部分がじゃまになってとっても不安定になる。ストラップが付いているのはそのためじゃないかと思ってしまうぐらいだ。

 しかも電源ボタンが右側面手前側、更に奥まったスライド式になっているので左手で持った時に左手で操作するのはほぼ不可能ではないかと思う(慣れれば小指でできる?)。結局、取り出した後に両手を使って電源を入れ、持ちにくい状態で操作しなければならない。なーんか窮屈だ。携帯性はかなりいいのだけど、実際に持って使うのはもう少し大きいほうがよさそうだ。せめてカバーが上に開けばもっと使いやすかったのでは…?

 もっとも、本体そのものはアルミニウム筐体でしっかりしていそうだし、Visorと比べるとほぼ半分の厚みだし、画面はほぼ同じ大きさなのに全体的にも小さいのでコンパクトだ。この辺は結構ポイント高い。厚みを薄くできているポイントの一つはリチウムポリマー電池の採用なのだろう。

 Visorは比較的入手しやすい単4電池で動作できたので、長期出張とかで電源に不安があっても予備バッテリーを持っていけば安心できたのだが、充電式ではACアダプタを持っていってコンセントのある所でないと充電できない。多少不安はあるが、普通に使う分には1週間ぐらいは持つようなので、あんまし神経質になるほどではないだろう。電池そのものもユーザーの手で交換はできるようだ。ただ、携帯電話の電池のような感じなので、予備バッテリーを持ってて交換して…という使い方ではない。


2004年5月1日 

CLIEは使いにくい所も

この細いスタイラスで文字を書くのはちょっとツライ  細かい不満は上げていたらキリが無いのだけど、CLIEの不満として良く言われているのが標準で付いてくるスタイラス(操作用のペン)。このTJ25も例外では無い様で、コンパクトな筐体に収めるためか、あまり操作性のいいスタイラスは付いていない。

 本体右背面にセットされているのは伸縮式のスタイラスだが、伸縮式なのに結構短いし、結構細い。更に伸びる部分は相当細くなるので「ペン」というよりは「少し太いつまようじ」のような感じがする。付属していないよりは100倍マシだけど、本体だけで何か入力しようとしたらやはりスタイラスは必須なわけで、このスタイラスでは文字を書くというより、タップするのがせいいっぱい、と言いたくなる。

 実際には文字も書くこともできるし、なんとか使えるのだが、やはりもう少し大きい(せめて長い)スタイラスが欲しい。本体付属のカバーには何も取り付けられないが、オプションで大き目のスタイラスをホールドできるようなもの(穴でもフックでもマジックテープでも…マジックテープは良くないか?)があれば、と切に思ってしまう。

 また、TJ25はコストダウンのあおりを受けて、本体キットにクレードルは付属してこない。電源とUSBコネクタを兼ねたアダプターがあり、そこにACアダプタとUSBケーブルをそれぞれ接続するようになる。それぞれのケーブルを本体へ直接接続することはできない。アダプタ自体はコンパクトなので外出するときに持っていくのもそれほど苦にはならないが、普段机の上にクレードルを置いといて、ボタン一発で母艦とシンクロさせる、という使い方はできない。

電源&USBのコネクタ部分。ついでに背面のリセット部分もクローズアップ  シンクロさせるときはケーブルを接続した後、本体の電源を入れ、シンクロソフトを立ち上げてシンクロボタンを押さなければならない。それほど手間、というほどでもないが、専用のハードボタンがあるのに比べると結構面倒。急いでいるときはちょっとイライラしてしまうかも。

 むしろ処理に困るのは電源ケーブル。USBからでも電源供給して充電してくれればいいのに、何故かACアダプタが必須。だいたいコンセントとデスクトップPCのUSBコネクタの位置ってのは離れているので、離れた場所から別々にケーブルがうにょーんと伸びていて見苦しいし邪魔になることこの上ない。この辺は電源が乾電池だけで、充電ケーブルを考える必要の無かったVisorと大きく違う。結局邪魔になるどちらかのケーブルは外したままになるので、シンクロや充電をするときは外しておいたケーブルをまたいちいち付けなければならない。うがーっ。

 シンクロそのものは元々そんなに大量のデータをやり取りするわけではないし、色々高速化されているようで、あまり時間もかからないし面倒な事ではない。となると、やはりますますコネクタの接続が面倒だ。せめて電源コネクタだけでも本体にじか付けできるようにしてくれていればあまり悩まずに済んだのだが。

…更に
つづく
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